ライトノベル初心者のための小説の書き方
小説を書きたい! 書き始めた。でも物語が途中で止まっちゃう。キャラクターが動かない・・・モチベーションが保てない・・・いくつか展開は思いつくけどどれを選んだらいいかわからない。
うーん、小説ってどうやって書くんだっけ?
こんな状態になること、ありますよね。小説を読むのと、書くのでは全く違います。そんな小説執筆にお悩みのあなたへ。
この記事では「ライトノベル初心者のための小説の書き方」を説明します。小説を書きたい! 書き始めた。でも物語が途中で止まっちゃう! そんな初心者の悩みを解決します。初心者向けの200以上のコンテンツを読んで、あなたも小説家になろう!
ライトノベル初心者のための小説の書き方
最初に「ライトノベル初心者のための小説の書き方」をざっくりと説明します。
まず、地の文を読まなくても話がわかる書き方を心がけましょう。つまり登場人物の台詞のやり取りが中心となります。
ラノベの表現法には型がありません。読めればなんでもありですが、いかに簡潔に伝わりやすくしているかが重要です。記号や短いコードネームで登場人物や出来事を指す手法もよいですね。文章の妙はあまり求められていませんので、美しい文章よりも物語の展開を進める文章を重視します。
1話読み終わった際に、読者にモヤモヤがあまり残らない、引っ掛かりポイントをなくすことも大切です。特にWeb小説においては、1話あたり5分か10分でライトに読み終わる話が好まれます。電車での移動中や休み時間に読んで、モヤモヤを残さない。そんなファストフード的な物語が好まれます。主人公が苦労しない、ストレスフリーな話が好まれるのもこういった背景があります。
難しい言葉を使うとそれだけでモヤモヤが残りますから「中学でもわかる言葉」を使って書いていきましょう。1話あたり5分から10分で読み終わる作品にするため、文字数は最大でも2000文字程度が望ましいです。
題材はあなたが好きなものを選びましょう。自分の知らないものを調べながら書いていくのは、努力が必要です。最初の一歩はあなたの好きなものからはじめるのが簡単です。好きなアニメや小説、漫画を自分なりにリライトしてみても良いですね。
一日に一文だけで良いので、書き進めることが大事です。10万文字の長編小説だって、一文の積み重ねです。一文を楽しんで書いていれば、いつか文章の束が一冊の本になり、胸を張ることができます。
どうですか、書ける気がしてきましたか? あなたが一文を書いてみようと考えられたなら、私はとても嬉しいです。もし悩むことがあったら、このブログに戻ってきてください。同じようにライトノベル初心者だった私が、基礎から応用、自分の勇気を奮い立たせる方法まで気づいたことを書き綴ってきました。このブログは、いつまでも作家の味方です。
小説の書き方についてのコンテンツへようこそ!(基本編、実践編、知識編、悩んだときの考え方、文章の書き方、二次創作、物語論について紹介していきます)
小説の書き方:基本編
小説の書き方の中心となる、物語を書く技術について紹介した記事です。小説を書きたい気持ちを大事に、おめでたくいきましょう!
初心者のうちは教本を読むこともオススメします。レベル1からレベル10に上げるあたりは、本の方が情報が網羅的で役に立ちます。レベル10からレベル100を目指す長い道のりの第一歩として、ぜひ読んでみてください。小説の書き方を基礎から学びたいあなたにオススメの本はこちら!
小説の書き方:実践編
よりよい物語を書くために活用できる創作のヒントです。
このページに書かれているものも含めて、小説の書き方……創作論というものは、あくまで過去の先駆者の経験則です。「絶対に正しい」というものはありませんし、「これに沿っていないからあなたの作品は間違っている」と批判の材料にするものでもありません。
小説の書き方は、あくまで悩んだときに、少し先を照らしてくれる灯りのようなもの……そんな軽い気持ちで気になるものを読んでみてください。小説の書き方:実践編に書かれている内容は、これを読めば「物語が途中で止まってしまう」「キャラクターが動かない・・・」そんな悩みを解消できる、実践的テクニックになっています。
小説の書き方:知識編
小説家として、知っておくと便利な知識をまとめました。流行りの小説のジャンルを知りたい! ライトノベルの定義に立ち帰りたい! など実践のなかで迷うことがあれば知識に立ち返るのも一つの手です。
小説の書き方:悩んだときは
小説を書こう!と思い立って執筆をはじめたけれど、悩んで手が止まってしまった。そんな貴方にアドバイスです。最初にすべきことは、何になりたいかを考えることです。自分の最大の野望から逆算して、「今の自分がやらなければならないこと」を考えることが大事です。
そして自分が何を表現したいかを知ることが大事です。好きではないことを続けていると、苦しくなります。自分の表現したいものを知り、物語を書くときに大切にしているものを失くさないようにしてくださいね。
小説の書き方:情報収集
小説を書くなら、勉強は避けずに通れません。ファンタジー小説を書くために必要な知識を知りたい! そんな疑問にお答えします。「世界観構築に使える物語の設定」は別ページにまとめていますので、こちらもご覧ください→→→→→世界観構築に使える物語の設定
小説の書き方:文章を書く技術
物語の書き方も重要ですが、文章の書き方も同じくらい大事ですよ。
小学校や中学校で読書感想文を書いた経験があるから、
「段落は一字下げてから始める」
「文末に句点をつける」
「意味の切れ目に読点をつける」
「ひらがなが続いてわかりにくい、そんなときは読点をつける」
「セリフはカッコで囲う」
「会話文は句点で終わらせない」
「ビックリマーク(!)やハテナマーク(?)の後に空白を入れる」
「三点リーダー(…)とダッシュ(ー)は2つ続ける」
「顔文字を使わない」
なんてことはわかるけれど。深く考えたことはないという人も多いのではないでしょうか。そういった方々にオススメの記事です。これらを読めば、小説を書く方法の基礎はバッチリです。
小説の書き方:二次創作
もしあなたが二次創作に興味があるなら、ぜひこちらを読んでみてください。いまは小説投稿サイトでも二次創作を認め始めていますね。まさにこれから花開く二次創作、難しさやお得なポイントについてご紹介します。
1.二次創作とは | 二次創作ストーリーの簡単な作り方を解説 | 2.二次創作って難しい?作り方は?どんな得があるの?回答します | 3.あえて書く二次創作の難しさ |
4.キャラ創作の本質は「超意図」にある | 5.ヘテロジニアス創作 | 複数人で作ると物語の奥行きが広がる | 6.パロディ、オマージュ、パクリの定義と特徴 |
7.二次創作の初心者向け小説の書き方 | 8.シェアワールドとは?失敗例や、成功のためのヒント |
作家さん応援
クリエイターは孤独と言われますが、他のクリエイターさんとのつながりが力になります。ここでは他のクリエイターさんとのコラボや、絆を深める感想の書き方について紹介します。
1.イラスト依頼サイト『SKIMA』でプロにイラストを依頼してみた! | 2.Twitterの「PV(プロモーションビデオ)」で作品を宣伝する2つの方法 | 3.pixivFANBOXの仕組みを徹底解説【小説家も始めよう!】 |
4.レビューとは?著者に勇気を与える具体的なレビューの書き方 | 5.感想とは?感想を書くための【感想の書き方4STEP】も紹介!これで誰でもハードル低く感想を書けます! |
物語論をわかりやすく解説
初心者の方が「ライトノベルの書き方」をマスターしたいなら、「物語論」を知っておくのが役立ちます。
私たちは、フィクションには無限の可能性、無限のヴァリエーションがあると思い込みがちです。ですが「物語」の土台となる基本条件がいくつかあり、その条件から外れると、つまらないと感じられてしまうものになります。
つまり、私たちの感情は、眼の前で展開されるストーリーが「一定の形式」を持っているとき、人間の脳の奥底に隠されたメカニズムが、それを面白いと感じるようプログラミングされている、といえます。
こういった人の心を動かす物語とはなにか?物語や語りの技術と構造について研究する学問分野を物語論(ものがたりろん、ナラトロジー、英語:narratology)といいます。
小説家、脚本家、ゲーム作家、絵本作家……文章で生計を立てようとされている皆さんにとって、人を楽しませる物語を作る理論があるなら、のどから手が出るほど欲しいでしょう。これから説明する物語論はその理論の成り立ち、内容を説明していきます。
以上、小説の書き方をご紹介しました。
ライトノベルを描くためには、文体やキャラクター、世界観、テーマなど、一般的な小説と違ったコツが必要です。ですが、あなたにしか書けない、あなたの物語が人を惹きつけ、読者に感動を与えたとき、あなたは心地よい達成感を感じることができるはずです。
趣味レベルで小説を書きたいのか、Web小説で人気になりたいのか、ライトノベルの新人賞で受賞してプロになりたいのか、人によって夢は違っているでしょう。けれど誰もが最初は初心者です。あなたの夢の第一歩を「ライトノベル初心者のための小説の書き方」がお手伝いできれば、これに勝る幸せはありません。
あなたの素敵な小説家ライフの参考になれば幸いです。随時更新していますので、よければまたお越しください。
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