ライトノベルの書き方 | 初心者のための小説の書き方入門
小説・物語を書く作業は、アイデアを選び、登場人物と舞台を考え、出来事の流れを組み、本文を書いて推敲する工程に分けられます。公開や応募を目指す場合は、タイトル・あらすじを整え、投稿先の条件も確認します。
こんにちは。腰ボロSEです。小説を書きたいのに何から始めればよいか分からない。小説を書きたい! 書き始めた。でも物語が途中で止まっちゃう。キャラクターが動かない・・・モチベーションが保てない・・・いくつか展開は思いつくけどどれを選んだらいいかわからない。そんなときは、執筆をいくつかの作業に分けてみましょう。
この記事では、小説・物語の書き方を7つのステップで説明します。アイデアから推敲までの基本に加え、ライトノベルやWeb小説で意識したい点も取り上げます。すでに設定や原稿がある人は、必要な章から読んでみてください。
あなたも小説家になろう!
- 1. 先に結論|小説・物語の書き方7ステップ
- 2. 小説・物語を書く前に決めておきたいこと
- 3. ステップ1|物語のアイデアと題材
- 4. ステップ2|主人公とキャラクターの作り方
- 5. ステップ3|世界観と設定の作り方
- 6. ステップ4|プロットと物語の構成
- 7. ステップ5|場面と小説の本文の書き方
- 8. ステップ6|小説の推敲の進め方
- 9. ステップ7|タイトル・あらすじと公開の準備
- 10. ライトノベル・Web小説を書くときのポイント
- 11. よくあるつまずきと対処|止まったときに戻る工程表
- 12. 小説・物語の書き方でよくある質問
- 13. あなたの物語に使えますよ
- 14. まとめ|小説の書き方を、必要な工程から
- 15. もっと深く学びたいあなたへ ── 7つの専門ガイド
- 16. 初心者におすすめの書籍
先に結論|小説・物語の書き方7ステップ

初心者が制作の全体像をつかむなら、次の7工程で考えると整理しやすくなります。各工程で何をするか、何を決めれば次へ進めるかをまとめました。
| ステップ | やること | 残しておくもの |
|---|---|---|
| 1 アイデア・題材 | 書きたい人物、出来事、感情を選ぶ | 誰の、どんな話かを示す短いメモ |
| 2 キャラクター | 主人公の望み・動機・人物関係を考える | 行動する理由が分かる人物設定 |
| 3 世界観・設定 | 舞台と、出来事に関わる条件を決める | 場所・時代・ルールのメモ |
| 4 プロット | 出来事のつながりと、終わり方を考える | あらましや場面の並び |
| 5 本文・場面 | 視点を選び、動作・会話・描写で書く | 最初から終わりまでの原稿 |
| 6 推敲 | 構成・場面・文章を読み直す | 意図が伝わるように整えた原稿 |
| 7 作品紹介・公開 | タイトル・あらすじ・投稿条件を整える | 公開・応募、または保存する作品 |
この7つは、作業を説明するための分け方です。必ず順番どおりに進める必要はなく、場面を書いてから人物を考え直しても構いません。結末を先に決める人もいれば、書きながら見つける人もいます。
また、物語を完成させることと、公開することは別の判断です。誰にも見せずに書き終える作品にも、書く意味があります。投稿する予定がない人は、作品を保存するところまでを目標にしてみましょう。
小説・物語を書く前に決めておきたいこと
小説の執筆前には、ジャンル、読んでほしい相手、作品の長さを仮に考えておくと、扱う内容を選びやすくなります。最初から細かく確定させず、書く範囲を絞るための目安として使ってください。
ジャンルと、書きたい面白さ
ジャンルは、作品の特徴や読者の期待を考える手がかりです。恋愛なら関係が変わる喜び、ミステリーなら謎が解ける納得感など、どんな楽しさを書きたいかを考えてみましょう。同じジャンルでも、笑いを中心にするか、切なさを中心にするかで展開は変わります。
好きな作品を参考にするなら、設定や文章をそのまま借りず、好きになった理由を取り出します。「弱かった人物が認められる」「対立していた二人が協力する」といった関係や変化なら、自分の人物と舞台で考え直せますよね。
ジャンル名が分からなくても、執筆は始められます。「別れ際に言えなかったことを書く」「知らない街を歩く楽しさを描く」など、書きたい内容があれば十分です。
誰に読んでほしいか
想定読者とは、作品を楽しんでほしい相手です。最初は「同じ趣味の友人」「学生時代の自分」「今の自分」のように、大まかに考えて構いません。
相手を想像すると、説明が必要な言葉や、じっくり描きたい場面を選びやすくなります。専門知識を楽しむ読者向けの話と、初めてその分野に触れる読者向けの話では、同じ説明でも詳しさが変わります。
短編・長編と、今回書く範囲
初めて完成まで経験したいなら、登場人物や場所、出来事を絞った短編も選択肢です。一日の出来事、一度の会話、一つの決断に範囲を絞ると、終点を考えやすくなります。
ただし、書きたいものが長編なら、無理に短編へ変える必要はありません。長編全体の方向を考えたうえで、まず一章や一つのエピソードに取り組む方法もあります。
短編・長編の区分や文字数の条件は、媒体や公募によって異なります。応募を考えている場合は、先に募集要項を確かめてください。
ステップ1|物語のアイデアと題材
物語のアイデアは、日常の出来事、残っている感情、疑問から考えられます。思いつきをすぐ長い筋書きにせず、「何が気になるのか」を短くメモするところから始めましょう。
日常・感情・もしもから考える方法
日常から探すなら、普段と違ったことや、理由が分からなかった出来事に注目します。毎朝同じ場所にいる人が、その日だけ現れなかった。それだけでも、人物や事情を考えるきっかけになります。
感情から探すときの手がかりは、うれしかったこと、悔しかったこと、謝れなかったことなどです。実際の経験を再現する必要はなく、人物や状況を変えても、その感情を描くことはできます。
「もしも」から考えるなら、いつもの条件を一つ変えます。「一度だけ昨日へ手紙を送れたら」「嘘をつくと名前を忘れる町があったら」など、条件を変えたときに誰が困り、何をするかまで考えてみてください。
題材・テーマ・企画の一文の違い
題材やテーマという言葉は、使う人によって範囲が異なります。この記事では、題材を「何を扱うか」、テーマを「どんな問いや問題を描くか」として整理します。
例えば題材が「転校前の友人との再会」なら、「謝ることと、許してもらうことは同じなのか」がテーマの一案です。テーマは最初から立派な言葉にせず、書いている途中で見つけても構いません。
企画の一文は、誰のどんな話なのかをまとめたメモです。迷ったときは「誰が・何を望み・何に阻まれ・どう選択するか」の4項目を1行ずつ埋めてみてください。
この骨組みは、日常を描く現代劇でも、異世界を舞台にしたライトノベルでも同じように使えます。ここからは高校生の灯と友人の奏という架空の人物を軸にしつつ、ファンタジーの例とも比べてみましょう。
| 項目 | 現代劇の例(灯と奏) | ライトノベル・ファンタジーの例 |
|---|---|---|
| 誰が(主人公) | 友人と言い争ったままの高校生・灯 | 戦闘力がないと追放された付与術師・レオ |
| 何を望み | 転校する奏に借りた本を返し、仲直りしたい | 辺境で静かに工房を開き、自分の技術を試したい |
| 何に阻まれ | 奏から会うのを拒まれ、出発時刻が迫る | かつての仲間が魔物の討伐に失敗し、街に危機が迫る |
| どう選択するか | 返却を口実にせず、自分の言葉で謝る | 見捨てれば安全だが、職人の誇りとして救出へ向かう |
これを1文につなげると、物語の核を示す企画メモになります。
転校前の友人・奏に借りた本を返したい灯が、会うのを拒まれ、返却を口実にせず自分から謝ろうとする話。
主人公、望み、うまくいかない理由が分かれば、次に何を考えるか見えてきます。この文は企画を整理するメモであり、小説の冒頭に置く一文とは異なるものです。
アイデアを広げる前の確認
思いつきが増えて選べないときは、「どの場面を一番書いてみたいか」で比べてみましょう。題材の珍しさだけでなく、人物の言葉や行動を想像できるかも判断材料になります。
複数の案をすべて一作に入れる必要はありません。今回は扱わない案を別のメモへ残しておけば、目の前の話を進めやすくなります。
題材を選んだあとに何を描くか迷ったら、小説のテーマの決め方で、題材との関係を詳しく考えられます。
ステップ2|主人公とキャラクターの作り方
キャラクターを考えるときは、外見や口調に加え、その人が何を望み、なぜ行動するのかも大切です。出来事を動かす人物なら、望みと障害を考えると行動を想像しやすくなります。
望みと、行動する理由

望みは「何をしたいか」、動機は「なぜそれをしたいか」です。灯の望みが「本を返すこと」でも、動機が「借りっぱなしで終わりたくない」なのか「奏と仲直りしたい」なのかで、選ぶ行動は変わります。
さらに、今行動する理由も考えてみましょう。奏の転校が明日なら、灯は先延ばしにできません。人物の目的に期限や事情が関わると、場面を始める理由がはっきりします。
| 考える項目 | 灯の設定例 | 行動への関わり |
|---|---|---|
| 望み | 奏に本を返し、もう一度話したい | 会う方法を探す |
| 動機 | 喧嘩したまま別れるのが嫌 | 返却後も会話を続けようとする |
| 障害 | 奏から会いたくないと言われる | 別の伝え方を考える |
| 弱点・思い込み | 本を返せば自然に仲直りできると思っている | 謝罪を後回しにする |
| 最後の選択 | 許されるか分からなくても謝る | 自分の言葉で気持ちを伝える |
性格や価値観を、選択で表す方法
「優しい」「臆病」と書くだけでは、人物の違いが見えにくいことがあります。困った相手を見たときに声をかけるのか、離れた場所から助けを呼ぶのか、行動まで考えてみてください。
価値観は、二つの大切なものを同時に守れない場面で表れます。約束と友人の都合がぶつかったとき、どちらを選ぶ人物なのか。理由と迷いまで考えると、プロフィールが場面につながります。
弱点の克服や大きな成長は、すべての作品に必要なわけではありません。変わらない人物を通して周囲が変わる話もあれば、人物の見え方が少し変わるだけの話もあります。
相手役・協力者・対立する人物
相手役は、主人公との関わりによって話を動かす人物です。協力する人、異なる考えを示す人、主人公の望みを阻む人など、関係ごとに役割を考えられます。
対立する人物を、単に意地悪な悪人にする必要はありません。奏が灯を避けるのも、傷つけられて再び話すのが怖いからかもしれません。相手にも理由があると、主人公が押し通すだけでは解決しない問題を描けます。
外見・口調と、登場人物の人数
外見や口調は、人物の見分けや印象に関わります。すべての項目を埋めるより、表情、服装、よく使う言葉など、本文で使いたい特徴を選んでみましょう。
初めての作品で人物が増えすぎたら、役割が重なっていないか確認します。同じ情報を伝えるだけの人物が複数いるなら、一人にまとめる方法もあります。人数の正解を探すより、その人を出すことで何が変わるかを考えてください。
もし登場人物の名前で手が止まるなら創作キャラ名ジェネレーター、家族構成や親族の背景を広げたいときは創作家系図メーカーも補助として便利です。人物設定や関係性をさらに考えたい場合は、キャラクターの作り方大全に関連する解説をまとめています。
ステップ3|世界観と設定の作り方
世界観や設定では、人物がどこで暮らし、どんな条件の中で行動するかを考えます。異世界ファンタジーだけでなく、現代の学校や職場を舞台にする小説にも必要な作業です。
時代・場所・社会の条件
最初は、次の場面が起きる場所から考えると具体的になります。教室なら放課後にも入れるのか、駅なら改札の内外のどちらなのか。会うために必要な条件が分かれば、人物の移動や会話も書きやすくなります。
時代によっても、連絡手段や常識は変わります。すぐにメッセージを送れる話と、手紙を待つしかない話では、同じすれ違いでも解決方法が違いますよね。
能力や仕組みのルール
魔法や特殊能力を使う場合は、何ができるかに加え、できないこと、使う条件、代償を考えます。『鋼の錬金術師』の等価交換のように、能力の制限が明確だと、危機をどう乗り越えるかという工夫が生まれます。困ったときに新しい能力を出すだけでは、そこまでの苦労が読者に伝わりにくくなるため注意が必要です。
例えば「過去に手紙を送れるが、返事は受け取れない」は、送った結果を確かめられない不安を描く設定の一例です。制約は人物を困らせるためだけでなく、選択の違いを作るためにも使えます。
現代劇でも、校則、仕事の締切、家族との約束などが行動の条件になります。灯の話なら、奏の出発時刻や、二人が会える場所を決めておくと、展開を組み立てやすいでしょう。
設定資料と、本文で説明することの違い
作者が知っている設定と、読者がその場面で知る必要のある設定は同じではありません。町の歴史を詳しく考えていても、人物の会話を読むためにすべての歴史が必要とは限りません。
情報は、説明文だけでなく行動でも伝えられます。「この学校は下校時刻に厳しい」と説明する代わりに、教師が廊下を見回り、灯が時計を気にする場面を書く方法もあります。
設定を作り込むこと自体が好きなら、その楽しみまで手放す必要はありません。作った設定をどこまで本文に載せるかは、執筆や推敲の段階で選び直せます。
ファンタジーの制度や文化を調べたい場合は、ファンタジー設定資料まとめから、必要な項目を探せます。
ステップ4|プロットと物語の構成
プロットとは、出来事の順序やつながりを整理したものです。書く前の設計にも、書いた原稿の見直しにも使えます。詳しく決める範囲は、作品や書き手によって変えて構いません。
結末から考える方法と、場面から考える方法
組み立て方は、大きく次のように整理できます。名称を覚えることより、手元にある材料から進めやすい方法を選ぶことが大切です。
| 方法 | 進め方 | 試すときの考え方 |
|---|---|---|
| トップダウン | 結末や全体の方向から、必要な出来事を考える | 最後の選択に至るために何が必要かを逆算する |
| ボトムアップ | 思いついた場面や会話から、前後の出来事を考える | なぜこの場面になったか、この後どうなるかを探す |
| 併用 | 結末や重要場面を仮置きし、間は書きながら考える | 先に決める部分と、保留する部分を分ける |
結末が決まると書きやすい人もいれば、先に決めると興味を失う人もいます。短い区間で試し、書き進められる方法を選んでみましょう。
出来事を因果関係でつなぐ方法
出来事を並べただけでは、人物がなぜ次の行動をしたのか分からない場合があります。「だから」「しかし」を手がかりに、前の出来事が次へどう関わるかを確かめてください。
単に並べると、「灯は本を見つけた。奏に連絡した。駅へ行った」となります。つながりを考えると、次のように整理できます。
灯は奏から借りた本を見つけ、返すために連絡します。しかし奏は、会わずに郵送してほしいと返します。灯は返却だけでは仲直りできないと気づき、まず謝罪のメッセージを送ります。奏から短時間なら話せると返事があり、灯は駅へ向かいます。
接続詞を加えるだけで、因果関係ができるわけではありません。連絡を受けた奏の気持ちや、灯が考えを変える理由を、実際の本文でも伝える必要があります。
起承転結と三幕構成の使いどころ
起承転結や三幕構成は、話の流れを見直すための型です。各部分へ機械的に出来事を当てはめるより、どこで状況や見方が変わるかを確かめるために使ってみましょう。
| 構成 | 基本的な捉え方 | 全体の分量目安と確認点 |
|---|---|---|
| 起承転結 | 導入(起)、展開(承)、変化(転)、結び(結)の四つで考える | 4分割を目安にし、「転」で主人公の見方や状況が動くか確かめる |
| 三幕構成 | 状況提示(第一幕)、葛藤と変化(第二幕)、決着(第三幕)で考える | 序盤25%・中盤50%・終盤25%を目安にし、問題が動き出す点と決着を確かめる |
「転」は必ず大どんでん返しにする必要はありません。三幕構成も、文字数を厳密に揃える決まりではなく、中盤が長くなりやすいことを意識するための目安です。型から外れた作品を誤りと考えず、自分の作品で何を確かめたいかを選びましょう。
迷ったらまず埋める5行プロットテンプレート

白紙からプロットを組むのが難しいときは、三幕構成の節目を5行にした次の表を埋めてみてください。短編なら各行が1〜2場面、長編なら各行が大きな章の区切りになります。
| 順番 | 役割 | 決める内容 | 灯と奏の記入例 |
|---|---|---|---|
| 1 | 日常と欠落 | 主人公の現状と、抱えている気がかり | 灯は喧嘩した奏から借りた本を返せないまま、転校前日を迎える |
| 2 | 最初の事件 | 主人公が行動を始めるきっかけ | 連絡すると「郵送してほしい」と拒まれ、直接会えなくなる |
| 3 | 折り返しの変化 | 当初のやり方が通じず、本音に向き合う場面 | 返却を口実にしていると気づき、自分の非を認めるメッセージを送る |
| 4 | 最大の試練 | 目的を諦めそうになる最後の壁 | 駅で待つが発車時刻が迫り、やはり来ないかもしれないと迷う |
| 5 | 決着と変化 | 主人公の最終的な選択と、最初との違い | 駆けつけた奏に本を返し、言い訳せず謝って別れの挨拶を交わす |
最初は3行目の「折り返しの変化」が空欄のままでも構いません。1行目の始まりと5行目の決着を仮置きしてから、間を埋めていく進め方も選べます。
中盤で止まったときの確認
次の出来事が浮かばないときは、主人公の目的がまだ残っているか、その目的に対して今の行動がどう影響したかを確認してみてください。問題がすでに解決しているなら、無理に事件を増やすより、終わり方を考える段階かもしれません。
逆に、何をしても状況が変わらないなら、行動の結果が次の場面へ反映されているかを見ます。失敗したことで別の方法が必要になる、協力者を得たことで新しい選択ができるなど、前後の関係を考えてみてください。
静かな日常や景色の移り変わりを描く作品では、対立を増やすことが解決とは限りません。何をどの順で見せると、読者の受け取り方が変わるかも構成の問題です。
構成の型やプロットの組み立てを深めたい場合は、プロット・ストーリー構成の教科書で詳しく扱っています。
ステップ5|場面と小説の本文の書き方
本文では、人物の行動、会話、見聞きしたことなどを文章にします。設定やプロットができても本文が書けないときは、長い説明から始めず、一つの場所で誰が何をするかを考えてみましょう。
一人称・三人称と視点の選び方
一人称は「私」「僕」など、語り手自身の立場で語る形式です。三人称は、人物を名前や「彼」「彼女」などで示す形式です。どちらも小説で使えるため、書きたい内容に合わせて選べます。
視点を考えるときは、人称に加えて、誰の知覚や知識に沿って情報を出すかを決めます。三人称でも灯の見聞きする範囲に絞るなら、奏の内心を直接書かず、表情や発言から伝える方法です。
例えば灯の視点で「奏は灯を許そうと思った」と突然書くと、その気持ちを灯がどう知ったのかが分からなくなります。「奏は本を受け取り、隣の席を空けた」なら、灯から見える動作として書けます。
複数の視点を使うことも可能です。その場合は、章や場面の区切りで切り替えを示すなど、誰の経験を読んでいるか分かるようにしてください。
一場面の範囲と、場面の終わり
一場面を書く前に、場所、登場人物、その場で起きることを整理します。出来事を進める場面なら、「人物の目的」「進めない理由」「場面の終わりに変わること」が手がかりになります。
灯が駅で奏を待つ場面なら、目的は会って謝ることです。奏が来るか分からず、出発時刻が近づくことが不安になります。奏が現れたところで待つ場面を終え、会話へ移ることもできます。
すべての場面に事件や対立を入れる必要はありません。別れた後にいつもの道を歩く場面なら、以前と同じ景色を灯がどう受け取るかを描く方法もあります。
地の文・会話文・描写の役割
地の文は、会話文以外の文章です。出来事や動作を進めるほか、人物の心理、場所、時間の経過なども伝えられます。描写は地の文と並ぶ別の書式ではなく、地の文などを通して様子を具体的に表す働きです。
会話文は、人物同士のやり取りを直接示します。同じ出来事でも何を言い、何を言わないかによって、人物の関係を伝えられます。
会話だけで事情をすべて説明すると、互いに知っていることを不自然に言い合っていないか注意が必要です。「明日、父親の転勤で引っ越す君に本を返したい」と言わせるより、必要な事情を地の文で伝え、会話では二人の反応を書く方法もあります。
説明と、具体的に描く文章の使い分け
「灯は緊張していました」は、心理を簡潔に説明する文です。一方、「灯は紙袋の持ち手を握り直しました」なら、動作から気持ちを想像してもらう書き方になります。
どちらか一方だけが正解ではありません。短く伝える説明と、場面として読ませる描写の使い分けを考えましょう。すべての感情を動作へ置き換えると、かえって遠回りになる場合もあります。
本を返す瞬間をじっくり読ませたいなら、声、手の動き、二人の距離などを選んで書きます。駅へ着くまでの移動が重要でなければ、「灯は駅へ向かいました」という短い説明も選択肢です。
段落・会話・記号の基本
一般的な日本語の小説では、地の文の段落頭を一字下げ、会話を「」で囲む書式がよく使われます。話者が替わるときや、話題・動作のまとまりが変わるときには、段落を分けます。
ただし、投稿サイトや応募先に書式の指定があれば、そちらを優先してください。Webでの見やすさを考えて空行を使う場合も、段落の区切りと、場面が替わる区切りが分かるように整えましょう。
一文に複数の人物の動作を詰めると、誰が何をしたか分かりにくくなります。主語を補う、文を分ける、動作の順番を揃えるなどして、読み手が迷わず追えるか確かめます。
冒頭で止まったときの進め方
書き出しは、最初から完成形にしなくて構いません。会話、待ち合わせ、問題が起きる瞬間など、想像できる場面から書き始め、あとで前後を整える方法もあります。
初稿の段階では、調べる必要がある箇所や未決定の名前に印をつけ、先へ進むこともできます。完成前の原稿には、まだ直す場所があって当然です。
書き出しを整える段階になったら、小説の冒頭文の書き方で、読者に何を伝えて始めるかを考えられます。
ステップ6|小説の推敲の進め方
推敲は、書いた文章を読み直し、意図が伝わるように整える作業です。誤字脱字だけでなく、出来事のつながりや人物の行動、情報の出し方も見直します。
構成・場面・文章の順で確認する理由
大きく順序を変える場面や削除する場面があるなら、その中の言い回しを先に磨いても、使わなくなる可能性があります。修正の重複を減らしたいときに便利なのが、構成から文章へと確認する範囲を小さくしていく方法です。
| 確認する範囲 | 主な確認内容 |
|---|---|
| 構成 | 出来事のつながり、人物の行動理由、結末までに必要な情報 |
| 場面 | 同じ役割の繰り返し、不足する説明、時間や場所の連続性 |
| 文章 | 主語・指示語、視点、語句の重複、表記、誤字脱字 |
初めから全部を一度に確認せず、「今日は行動理由だけを見る」と範囲を決めてもよいでしょう。可能なら少し時間を置いて読むと、書いた直後には気づかなかった説明不足を見つけられる場合があります。
推敲前後の短い例

初心者の原稿で特に起こりやすいのは、登場人物同士がすでに知っている事情を台詞で説明してしまうことと、視点人物には分からないはずの相手の内心を書いてしまうことです。駅のホームで二人が向き合う場面を例に、推敲の前後を比べてみましょう。
「明日、お父さんの転勤で北海道へ引っ越す奏に、先月借りたこの本を返しに来たよ」と灯は言いました。奏は灯のことをまだ怒っているけれど、本当は寂しいと思いました。灯はとても緊張して悲しくなり、「ごめん」と謝りました。
この初稿には、直したい箇所が3つあります。まず、灯の台詞が読者への状況説明になっており、二人の会話として不自然です。次に、灯の視点で書いているのに、奏の内心である「本当は寂しいと思いました」が直接書かれています。さらに、「緊張して悲しくなり」と感情を言葉で並べたため、その場の空気が伝わりにくくなっています。
改札を抜けてきた奏へ、灯は紙袋を差し出しました。先月借りたままだった文庫本が、その中に入っています。
奏の手は、肩にかけた鞄の紐を握ったままでした。ホームに発車を知らせるベルが鳴り響きます。灯は紙袋を胸元へ引き寄せ、奏の目をまっすぐ見ました。
「本を返すのは口実なんだ。あのとき、奏の夢を笑ってごめん」
推敲で行った修正を整理すると、次の3点です。
| 直した項目 | 推敲前の状態 | 推敲後の工夫 |
|---|---|---|
| 説明台詞の解消 | 転勤や借りた時期をすべて台詞で言わせていた | 事情は地の文へ分け、台詞は灯の本音に絞った |
| 視点の統一 | 灯の視点なのに、奏の内心を直接書いていた | 鞄の紐を握ったまま動かない奏の仕草として描いた |
| 感情の具体化 | 「緊張して悲しくなり」と単語で説明していた | ベルの音と、紙袋を引き寄せる動作で緊迫感を示した |
このように、1回の推敲で「台詞・視点・動作」のどれを見直すか決めると、自分の原稿でも手を動かしやすくなります。
人に読んでもらうときの聞き方
感想を頼むなら、「面白かった?」だけでなく、確かめたいことを伝えます。「灯がなぜ駅へ行ったか分かったか」「誰の台詞か迷うところがあったか」なら、返ってきた意見を修正へつなげやすくなります。
意見はすべて採用する必要はありません。自分が描きたかったことと照らし合わせ、直す理由を考えてください。公開前の原稿を見せるときは、相手の了承と、共有する範囲も確認しましょう。
ステップ7|タイトル・あらすじと公開の準備
作品を読者へ届ける場合は、本文の仕上げに加えて、作品紹介と投稿先の確認を行います。タイトルやあらすじは執筆前に仮置きしても構いませんが、完成した内容と合っているか最後に見直しましょう。
タイトルの役割と付け方
タイトルには、作品を識別する役割と、内容や雰囲気への関心を持ってもらう役割があります。象徴的な言葉を選ぶ方法も、主人公や状況を具体的に示す方法もあります。
灯の話なら「返せなかった一冊」は、人物の気持ちを含ませる案です。「転校前日の君に、借りた本を返したい」なら、状況を伝える案になります。どちらがよいかは、作品の雰囲気や、紹介文と一緒にどう見せるかで考えます。
長いタイトルや短いタイトルに、すべての作品に共通する正解はありません。作品と違う期待を持たせていないかも確かめてください。考え方を比較したい場合は、小説のタイトルの付け方で詳しく説明しています。
作品紹介と、応募用あらすじの違い
投稿サイトの紹介文は、読む前の人に作品の特徴を伝える文章です。主人公、置かれた状況、問題、どんな楽しさのある作品かを選んで書きます。迷ったときは、次の4要素を順に並べると、短くても内容が伝わる紹介文になります。
| 要素 | 役割 | 灯と奏の紹介文の例 |
|---|---|---|
| フック | 最初の1文で状況や疑問を示す | 「本を郵送して」というメッセージが、転校前日の親友から届いた。 |
| 主人公と状況 | 誰がどんな立場にいるかを示す | 高校生の灯は、進路の話で奏と気まずくなったまま別れの日を迎えようとしていた。 |
| 起きる問題 | 何が障害になり、何を目指すか | 借りた小説を口実に駅へ向かう灯だったが、発車時刻が迫っても奏は現れない。 |
| 物語の魅力 | どんな読後感や見どころがあるか | 言えなかった一言を伝えるまでの、放課後1時間を描く青春短編。 |
一方、公募の応募用あらすじは、選考する側へ作品全体を伝えるための文章です。結末まで含めた説明を求められる場合があるため、読者向けに結末を伏せた紹介文を、そのまま流用しないようにしましょう。
文字数や書く範囲は募集要項を優先します。両者の構成は、あらすじの書き方でも整理しています。
投稿先・応募先で確認すること
投稿サイトを選ぶ手がかりは、自分の作品に合う読者やジャンル、公開方法です。「小説家になろう」「カクヨム」など、候補の名前を知るだけでなく、実際に作品を読んで掲載のされ方を確かめてみてください。
公開や応募の前には、次の項目も確認します。条件は変わることがあるため、提出時点の公式の規約・募集要項を読みましょう。
• 作品のジャンル、文字数、完結・未完結の条件。
• 他サイトでの公開や、他の公募への同時応募の扱い。
• 著作権や、掲載・受賞後の利用に関する条件。
• 年齢区分、内容の表示、タグなどの指定。
• AIを使った場合の可否、申告・表示の条件。
自分で原稿を保存する場合も、完成版と修正中の版を分けておくと便利です。公開するか迷っているなら、保存してから考えても遅くありません。
ライトノベル・Web小説を書くときのポイント
ライトノベルやWeb小説にも、ここまで説明した人物・設定・構成・文章の基本が使えます。そのうえで、想定読者や読まれる形式に合わせて、人物の見せ方やエピソードの区切りを考えます。
また、ラノベの表現法には型がありません。読めればなんでもありですが、いかに簡潔に伝わりやすくしているかが重要です。記号や短いコードネームで登場人物や出来事を指す手法もよいですね。文章の妙はあまり求められていませんので、美しい文章よりも物語の展開を進める文章を重視します。そして、地の文を読まなくても話がわかる書き方を心がけましょう。つまり登場人物の台詞のやり取りが中心となります。
1話読み終わった際に、読者にモヤモヤがあまり残らない、引っ掛かりポイントをなくすことも大切です。特にWeb小説においては、1話あたり5分か10分でライトに読み終わる話が好まれます。電車での移動中や休み時間に読んで、モヤモヤを残さない。そんなファストフード的な物語が好まれます。主人公が苦労しない、ストレスフリーな話が好まれるのもこういった背景があります。
難しい言葉を使うとそれだけでモヤモヤが残りますから「中学でもわかる言葉」を使って書いていきましょう。1話あたり5分から10分で読み終わる作品にするため、文字数は最大でも2000文字程度が望ましいです。
題材はあなたが好きなものを選びましょう。自分の知らないものを調べながら書いていくのは、努力が必要です。最初の一歩はあなたの好きなものからはじめるのが簡単です。好きなアニメや小説、漫画を自分なりにリライトしてみても良いですね。
一日に一文だけで良いので、書き進めることが大事です。10万文字の長編小説だって、一文の積み重ねです。一文を楽しんで書いていれば、いつか文章の束が一冊の本になり、胸を張ることができます。
キャラクターの関係性と会話
人物の魅力を中心に読ませたい作品では、一人ずつの設定に加えて、相手による態度の違いも大切です。普段はよく話す人物が、特定の相手の前では言葉を選びます。それだけでも関係への関心が生まれます。
会話が多いこと自体が、読みやすさを保証するわけではありません。誰が話し、どこにいて、どんな反応をしたかを追えるように、地の文や動作も使ってください。
読者の期待と、作品が届ける楽しさ
書きたいジャンルの作品を読むときは、何が面白かったかを言葉にしてみましょう。『葬送のフリーレン』のように大きな冒険の後を描く作品もあり、物語の面白さは最初から激しい事件を起こすことだけではありません。
関係が深まる楽しさ、未知の場所を知る楽しさ、問題を解く楽しさなど、作品が届けたいものを考えます。流行の設定を並べるだけでなく、その作品で何を読ませたいかを選んでみてください。
一話の長さと、区切りの考え方
Web小説の一話の長さに、すべての作品へ当てはまる上限はありません。場面のまとまり、更新方法、想定読者、投稿先の表示を見ながら調整します。
一話の終わりでは、その回で何が進んだかが分かると読みやすくなります。次の疑問や選択を残す方法もありますが、毎回強い危機で終える必要はありません。静かな余韻や、一つの会話の決着を区切りにすることもできます。
読みやすい文章と、単純な文章の違い
読みやすさは、難しい言葉をすべてなくすことだけではありません。場面を理解するための情報があり、文のつながりや人物の動作を追えることも大切です。
専門用語が作品の楽しさにつながるなら、使い方や説明の順番を考えます。平易な言葉だけで書いていても、主語や状況が分からなければ、読者は迷ってしまいます。
よくあるつまずきと対処|止まったときに戻る工程表

執筆の途中で筆が止まったときは、最初からすべてをやり直す必要はありません。今の状態に近い項目を探し、該当するステップへ1つだけ戻ってみてください。
| いまの状態 | よくある原因 | 戻る工程 | 今日やる1つの作業 |
|---|---|---|---|
| 何を書けばいいか白紙で止まる | 書く範囲が広がりすぎている | ステップ1 | 誰が・何を望み・何に阻まれるか1文だけ書く |
| 設定やキャラ表はあるのに動かない | 今すぐ行動する理由や期限がない | ステップ2 | 次の場面で主人公が欲しいものと失うものを決める |
| 世界観の説明ばかり増える | 作者用の設定資料を全部本文に出している | ステップ3 | 次の場面の行動を縛るルールを1つだけ残す |
| 中盤で展開が止まる・だれる | 前の場面の選択が次の場面へ影響していない | ステップ4 | 直前の出来事に「しかし」を足し、状況の変化を1行書く |
| 会話が続くだけで場面にならない | 場面の終わりで何が変わるか決まっていない | ステップ5 | 会話の前後で二人の関係や情報がどう変わるか決める |
| 1話目を書いては消して進めない | 初稿を書きながら推敲も同時に行っている | ステップ5・6 | 冒頭の完成を後回しにし、書ける場面から最後まで書く |
| 一稿はあるが直し方が分からない | 構成の矛盾と細かい語尾を同時に見ている | ステップ6 | 構成・場面・文章に分け、まず行動理由だけを確認する |
どの段階で止まっても、それは珍しいことではありません。原因を1つに絞って手当てすれば、また前の原稿から続きを書き進められます。
小説・物語の書き方でよくある質問
小説は何から書き始めればよいですか?
書き始める材料は、人物、場面、感情などです。思いついているものがあれば、そこから始められます。何も決まっていなければ、気になる出来事や「もしも」を一つメモしてみましょう。そこから誰の話にするか、どこまで書くかを考えます。
プロットなしで書いてもよいですか?
プロットを作らず、書きながら展開を見つける方法も選択肢です。途中で迷ったら、ここまでの出来事を短く並べ、未解決のことや次の行動を確認できます。書く前に決める範囲は、自分が進めやすいように調整してください。
キャラクターとストーリーは、どちらを先に考えますか?
どちらからでも始められます。人物が先なら「この人は何を望み、どんなときに困るか」、出来事が先なら「この出来事で誰の選択を描きたいか」を考えます。人物と出来事を行き来して、両方を具体的にする方法も選択肢です。
最初から長編を書いてもよいですか?
長編から始めても構いません。ただし、人物や出来事が増えるぶん、全体を管理する作業も増えます。一章ごとの目的や、残っている問題をメモしながら進めると、続きを考える手がかりになります。
文章が下手でも書き始めてよいですか?
書き始めて大丈夫です。初稿を書いてから読み直すことで、自分が説明を省きやすい部分や、繰り返す表現を見つけられます。読むときにも、好きな場面がどんな言葉や順序で書かれているかを見てみましょう。
設定はあるのに人物が動かないときは?
次の場面で、その人物が何をしたいかを考えます。大きな夢があっても、今することが決まらない場合は、「本を返す」「返事を待つ」のような具体的な行動へ分けてみてください。設定がその行動にどう関わるかも確認します。
途中で書けなくなったらどうすればよいですか?
次の出来事が分からないのか、文章にできないのか、疲れているのかで対応を分けます。展開なら前後のつながりの整理、文章なら書ける会話や動作のメモが手がかりです。疲れているときは、休むことも選択肢です。
AIを使ってアイデアや文章を考えてもよいですか?
AIを候補出しや整理の補助に使う方法はあります。ただし、公開・応募できるかは投稿先や公募の条件を確認してください。生成された情報の正確さや既存作品との類似にも注意し、採用する内容と最終稿は自分で点検します。
未公開原稿や他人の個人情報を入力する前には、利用するサービスのデータの扱いも確認します。創作の方針と、サービスや投稿先で守る条件は、別々に確認することが必要です。
あなたの物語に使えますよ
ここまでの説明は、すべてを準備してから書き始めるためのものではありません。アイデアしかないとき、人物はいるのに展開がないとき、書いた文章を直したいときに、必要な考え方を選んで使えます。
例えば、すでに「駅で本を返す場面」が浮かんでいるなら、人物の望みや二人の関係を考えてみましょう。逆に、人物設定だけあるなら、その人が今日したいことを一つ選ぶと、場面へ近づけます。
私は、初めての一作では、すべての技法を試すよりも、書きたかった場面を残して終わりまで進めることを勧めたいです。完成した原稿があれば、何を残し、何を直すかを具体的に考えられるからです。
まとめ|小説の書き方を、必要な工程から
小説・物語を書く工程は、アイデア、キャラクター、世界観、プロット、本文、推敲、公開の準備に分けて考えられます。基本を知ったうえで、順番や詳しさは書きたい作品に合わせて調整できます。
一度で完成形にせず、書いてから考え直してもよいのです。文章にしたことで、人物の気持ちや次の展開が見えてくることもあります。最初に思い描いたとおりでなくても、自分の作品を好きになって大丈夫です。
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さあ、今日も物語を書きましょう。あなたの傑作を待っています。随時更新していますので、よければまたお越しください。
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|---|---|
| 何から始めればいいかわからない | 小説の書き方 入門ガイド |
| プロットが組めない・構成がグダグダ | プロット・ストーリー構成の教科書 |
| キャラが薄い・動かない | キャラクターの作り方大全 |
| 展開がワンパターン・伏線が張れない | 物語テクニック・演出の技法集 |
| ジャンルの書き方を知りたい | ジャンル別・小説の書き方 |
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