小説における、演出の手法について解説します【小説家は自作の演出家!】

あなたの小説のクライマックスで読者を盛り上げ、感動させ、伝えたいテーマを伝えるための手法について考えています。ストーリーやキャラクター、世界観も重要なのですが、それらと同じくらい大事なことが「演出」です。 このエントリーでは小説の演出に ...
必ず完結する短編小説の書き方のコツ7+3

このエントリーでは必ず完結する短編小説の書き方として「20,000文字の短編小説を書く7つのコツ」と「短編小説の文字数調整3つコツ」、あわせて10のコツをご紹介します。短編小説はボリュームも少ないですし、はじめて小説を書く方にもおすすめの ...
小説のプロローグの書き方解説!冒頭ポエムはNG?適切な長さとは?

本エントリーでは、読者に読んでもらえる小説のプロローグの書き方をまとめています。プロローグは小説の最重要ポイントです。プロローグの適切な長さや、冒頭ポエムを書きたくなる欲求についても書いています。 プロローグとは? プロローグ(英:Pr ...
美しいものには色がない、面白いものには色がある | 美しい物語シリーズ

映画『犬王』(湯浅政明監督)を見ました。現代のミュージカル、舞台、バレエ、ダンス、ロックやラップなどの文化を、室町時代にぶち込んで、そこに呪いから解き放たれる犬王という、超科学的なものを混ぜることで、単なる現代文化のタイムスリップものに ...
「トラブルメーカー」「足を引っ張る味方役」は現代に不要か?【ライバルが作戦を邪魔したり、頭の悪い奴が足を引っ張る展開がストレスで苦手という声に共感や異論】

はるか昔、庵野秀明監督がシン・ゴジラの設定集のインタビューで語った言葉が話題になりました。表題の「物語中にライバルが作戦を邪魔したり、頭の悪い奴が足を引っ張る展開がストレスで苦手」という話です。 実際には、庵野監督は以下のようなことを述 ...
恋愛小説の書き方 | ちむどんどんから学ぶ四角関係の終わらせ方NG例

2022年に話題となったNHKドラマがあります。流行語大賞にも関連ワードがノミネートされていますが、NHKの朝ドラ「ちむどんどん」です。 この作品はNHK朝ドラとしては異例の炎上を起こした作品です。その原因はヒロイン周囲の四角関係の終わ ...
リコリス・リコイルは作家性がない……わけない | 現代における作家性とは

リコリス・リコイルは作家性がない(昔のアニメに比べて劣化している)的なことを述べているはてなエントリーを見て、衝動的にこのエントリーを書き始めました。 リコリス・リコイルは作家性がない……昔に比べて劣化している……わけなくて、私自身は続 ...
《映画感想》ファミリア 現代アート的な道に進む邦画実写オリジナル

映画「ファミリア」を見てきました。 「かがみの孤城」を見たときに宣伝があり、外国人と家族になるハートフルストーリーかな?と思って軽い気持ちで見に来たのですが、ズタズタに裏切られました笑 すぐに、この映画はそういう映画じゃない、れっきとし ...
「異世界ひろゆき」が面白い!ストーリー良し、ヒロイン可愛い、学びあり

ふらりと立ち寄った本屋で見て、つい買ってしまった漫画です。異世界にひろゆきが召喚されるって、設定からしてずるいですよね笑 特に長文タイトルをつけているわけじゃないのに、敵を論破する物語なんだろうなと想像できますから。 ひろゆき氏の歴史と ...
「どんなに良い人間でも、きちんとがんばっていれば、だれかの物語では悪役になる」は英雄の真理

Twitterである画像が「真理」として話題になっていました。その画像は「どんなに良い人間でも、きちんとがんばっていれば、だれかの物語では悪役になる」と語るおばあさんを描いたこの漫画です。 『猫のお寺の知恩さん』7巻より 私はこの画 ...
創作ネタ | ステレオタイプの「男性的」「女性的」概念まとめ

最近、世の中がどんどんわかりにくくなっています。身近で具体的なところでいえば「性別」です。街角のアンケート用紙でも、男性、女性の2択から、それ以外を含めた3択になっているケースが増えています。 もはや身体的な性別と、心理的な「男性的」「 ...