もう迷わない!小説を書く時の括弧の使い方




 括弧(かっこ)は小説に限らず様々な文字媒体で使われるので、目にする機会はとても多いですよね。でもあなたはそんな括弧を正しく使い分けられていますか?「どの括弧を使えばいいの?」と迷った経験のある作者も多いことと思います。今回は代表的な括弧「」『』()【】について、使い方と使用例を紹介していきます!執筆の際にお役立て下さい。

 

小説における括弧の使い方

 厳格なルールではありませんが、おすすめの使い方を2つご紹介します。

①括弧は日本語文中では、全角を使う

 半角の「」かぎ括弧は、縦書き時に90度回転する場合があるため電子書籍には向いていません。また半角の()丸括弧は90度回転はしませんが、文字間隔が急うに詰まって見えるため見栄え的におすすめしません。

②同一人物のセリフを「」で連続させない

 括弧の会話文が続く場合、地の文(セリフや会話以外の文)をはさまない次の括弧の対は、話者が交代したことを暗に示します。基本は、同一人物のセリフは「」で連続させません。読者は誰が話しているのかわからず混乱してしまいます。

 

「」(かぎ括弧)の使い方

 たくさん種類のある括弧の中で、最も使用頻度の高い括弧です。多くは会話文として使用されます。特に難しい使用法はありませんが、「」を冒頭に使用する場合「1字下げしない」という小説作法があります。ぜひ覚えておきましょう。

 

『』(二重かぎ括弧)の使い方

 「」の次に多用される括弧です。使用法は大きく2つあります。

①キャラの特別感を際立たせたい時

使用例:
「鬼め!退治してやる!」
「もう逃げられないぞ!」
『ははは!ようやく来たな小僧め。おまえらみんな喰ってやる!』

このように鬼という特殊性の強いキャラクターのセリフに使うことで、その存在を際立たせることができます。

②現場にいないキャラクターのセリフを、別のキャラクターに言わせる時

使用例:「もういい加減浮気やめなよ。『次やったら終わり』って奥さんに言われてるんでしょ?」

 上記の「」と組み合わせる事で、現場にいない3人目のセリフを強調して言わせる事ができます。

 ただし、使用例①も②も多用しすぎると、特殊性や強調性が失われます。また文章的にも読みにくくなりますので多用は避けましょう。

 

()(丸括弧)の使い方

 小括弧、パーレンとも呼ばれる括弧です。小説の中では基本的には「心の中の声」を表す時に使います。

使用例:
「もう!使ったら元に戻してっていつも言ってるでしょ!」
「おまえだって出しっぱなしの時あるだろ!」
(この2人、いつも言い合いしてるけど、いざという時は息ぴったりなんだよね…)

上手く使えば、地の文よりもキャラクターの心情を鮮明に映し出すことができます。ただし、こちらも多用すると鮮明さが薄れるので注意が必要です。

 

【】(墨付きパーレン)の使い方

 【】は普通の小説というより、よくライトノベルにおいて専門用語や地名などで使われます。また黒い部分の面積が広く非常に目立つため、アイキャッチ効果は抜群です。

使用例:つゆりかなを【栗花落カナヲ】

 作家によっては、《》や<>を使用する人もいます。ただし、複数の記号を併用するとわかりにくくなってしまいます。使用する際の記号は一つに絞りましょう。

 

まとめ

 括弧については、まず上記の4種類の使い方をしっかりマスターすれば問題なく書きすすめられるでしょう。前述した通り、全角に統一する、括弧の種類は統一するなど「統一する」事が大切です。内容的にも見た目的にもわかりやすい文章となります。そして多用しすぎも厳禁です。適材適所で括弧をうまく利用しましょう。

ここまで読んで頂きありがとうございました。
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