物語を書くときに大切にしているものはなんですか?

こんにちは。
杞優橙佳です。

久しぶりに物語の書き方記事を投稿します。

テーマは『物語を書くときに大切にしているもの』です。

現在、RTした人の小説を読みにいく
企画を進めていて、多くの作家さんの作品を読んでいます。

異世界転生ものひとつとっても作風が全然違っていて、
大切にしているものがそれぞれ違うのだろうなと
感じさせられます。

大切にしているものとは、表現したいものと
言いかえることもできるかもしれません。
それによって大きく作風も変わるのだと実感しています。

例えば
・作り込んだ重厚な世界観を表現したい。
・癒やされる物語を書きたい。
・最高に気持ち良い展開を書きたい。
この3つでは全く違う作品になることは想像がつくと思います。

やりたいことが作風も決めていくんですね。

大切なものとやっていることの不一致

一方で作者の大切にしていることと、
作者のやっていることが一致していない作品は
少し可愛そうです。

そんなことあるわけないよと思われるかもしれませんが、
意外とあるんです。

例えば作者は

・最高に気持ち良い展開を書きたい。
願望があるにも関わらず、
世界観が作り込まれていないと読者に突っ込まれるという恐れから
作り込んだ重厚な世界観を表現しなければならないと感じ、
地の文で描写を延々と書いてしまう。

また別の例として、

・作り込んだ重厚な世界観を表現したい。
にも関わらず、
癒し系のキャラクターを登場させて、
その振る舞いや台詞に悩んで筆が止まってしまう。
どう考えても窮屈な作品になりそうですよね。

けれども作家の方は思い当たるところもあるのではないでしょうか。

表現したいものとやっていることを一致させる

作者の表現したいものと、
やっていることを一致させるのは
筆をすすめる上でも、作品を良くする上でも非常に大事です。

例えば描写に関して言えば、
・最高に気持ち良い展開を書きたい。
願望を持って作品を書くなら、
必要最低限の描写さえ出来ていれば、
あとは細かい描写はせず、次の展開次の展開と進めたほうが
読者は気持ちよくなってくれると思います。

究極、会話劇でさえ物語は成り立つのですから。
無理に苦手な描写を頑張る必要はないです。
(うまくなりたい!という願望は常に持つべきですが)

自分の表現したいものと違うところで
読者に失望されて、読むのをやめられたら悲しいじゃないですか。

だから作家は自分の表現したいものは何なのか。
それをハッキリと見定めてから執筆に向かいたいですね。

特に慣れていない一作目は、
最後まで書ききることが大事ですから。
(私は一作完結させてはじめて
 小説家のスタート地点に立てると思っています)

自分の表現したいものばかりで構成された作品を書くと、
楽しくなって完結させられると思います。

自分と向き合うことで、
本当にやりたいことは何なのかを考えるキッカケにもなり、
自分の強みを定めるチャンスでもあります。

作者の表現願望を、読者の体験へ変換する

自分の大切なもの、
つまり表現したいものが見定められたら、
それを読者に伝えましょう。

この視点で見てほしいということを伝えるということです。
それで読者に作品の狙いがわかりやすくなれば、
作品と読者のミスマッチが起きにくくなり、
途中で読むのをやめてしまうリスクが減少します。

ですが作家が、僕は〇〇したいんです!
と自分の願望をただ言うだけでは、
貴方はそうなんですねとあしらわれてしまいます。

ポイントとしては、
言葉で表現する時は、
自分の願望を、読者に体験してもらいたいものに変換して伝えましょう。

つまり
・作り込んだ重厚な世界観を表現したい。
・癒やされる物語を書きたい。
・最高に気持ち良い展開を書きたい。

ならば、

・作り込んだ重厚な世界観を読者に体験してもらいたい。
・物語を読んで読者に癒やされてもらいたい。
・全てが思い通りに行く展開で、読者に気持ちよくなってもらいたい。

と書けば、

読者もそうか僕はこういう楽しみ方をしていいんだ!

とわかってくれます。

ぜひ試してみてくださいね。

最後にいつもの自作宣伝。
作者の表現願望を、読者の体験へ変換してみました。

あらすじ
人生のどん底にある自分を救ってくれた人を、
自らの手で殺してしまった主人公アインが、
その人が生きていたらどんなふうに生きたかを考え、
世界の問題解決に向けて世界を駆け、
世界中の誰からも愛されていく話。

1巻
 困難に立ち向かう主人公の姿を見て、
 勇気づけられてほしい。

2巻
 過去を克服した主人公が周囲の人間を変えていく様をみて、
 つらい時間の後にはまばゆい未来が広がっていると
 勇気づけられてほしい。

3巻
 世界の頂に登った主人公が、世界を守るために戦うのだが、
 子供たちを戦争に駆り出したくない思いとは裏腹に、
 子供が世界を救っていく。
 思い通りにならない世界でも自分のやれることを考えてそれに向かっていく
 主人公に勇気づけられてほしい。


テーマは勇気!!

です。
最後まで読んでくださりありがとうございました。

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