【執筆速度1日1万字問題】あなたは自信を失う必要ないですよ

こんにちは。
杞優橙佳です。

1日1万字問題が小説家クラスタで話題になりました。

毎日、1万文字を半年間にわたって書き続けるとプロになれる、
というこのツイートが発端ですね。

1日1万字を積み重ねて
100万字書けばプロになれるという
わかりやすい目標設定が受けたのかも知れません。

このツイートを発端として

質より量
量より質

という2つの意見が対立して盛り上がっていました。

果ては西尾維新さんが
1日3万字を書くという話が広まり、
そりゃさすがに嘘だろう、無理ですと
意見が飛び交いました。

こういったやり取りを見て、
作家は1日1万字、1日3万字を書いている
という話を素直に聞き、
「私はそんなに書けないな……」と自信をなくし、
「自分は小説家に向いてないのかな」と
考えてしまいませんか?

その解決法をご享受します。
簡単な方法です。

5分でどれくらい書けるのかを計測する

これ、結構手軽なのでぜひやってみてください。ストップウォッチを5分に設定して、5分間で何文字書けるかを計測するだけです。

※消した文字はカウントせず、最終的に残った文字だけをカウントしてください。

文字数カウントには下記のサイトがおすすめです。

改行を除いた文字数が概ねカクヨムの文字数と一致します。

https://phonypianist.sakura.ne.jp/convenienttool/strcount.html

もしよければ

・漠然とこういう物語が書きたいという状態(プロットなし)で5分
・プロットが完全にできあがった状態で5分
・書き写し(好きな歌の歌詞とかで構いません)で5分

それぞれ試してみてください。

ポイントは漠然とした不安を具体的な数字に直すこと

ポイントは「自分には1日1万字、1日3万字は書けないな」という漠然とした不安を、具体的な数字に変えて検証することです。

例えば私の場合、先程の3パターンでこれだけの文字数が書けました。

・漠然とこういう物語が書きたいという状態(プロットなし)で5分
91文字(ブログのエントリを書こうとして5分でこの文字数)

・プロットが完全にできあがった状態で5分
150文字(一次創作作品のクライマックス、道筋は見えていて、あとはグッと来る言葉を選定するだけという場面)

・書き写し(好きな歌の歌詞とかで構いません)で5分
500文字(↓の映画の影響で最近ハマっている『空の青さを知る人よ』の歌詞書き写し)

「井の中の蛙大海を知らず されど空の青さを知る」 ぜひこのことわざの意味を調べずに見てください。そして終わってから、意味を知って...

ということは、1日1万文字書くために必要な時間は下記です。

・漠然とこういう物語が書きたいという状態(プロットなし)で5分
10000÷91文字=110×5分=550分(9時間10分)

・プロットが完全にできあがった状態で5分
10000÷150文字=67×5分=335分(5時間35分)

・書き写し(好きな歌の歌詞とかで構いません)で5分
10000÷500文字=20×5分=100分(1時間40分)

こう具体的な数字が見えると、
実現可否や、何をしたらよいかがわかります。

実現可否で言うと、
・漠然とこういう物語が書きたいという状態(プロットなし)で9時間10分
・プロットが完全にできあがった状態で5時間35分
かかるので、
仕事をしている時はまず無理です。

プロットができていればある程度スピードが出せるので「平日はプロットをひたすら練り、休日に1日1万字を目指すか。それでも土日を使えば月に10万字くらいは書けるな」と具体的なプランが浮かぶわけですね。

もちろん根本解決として、書ける速度をあげるという解決策に走るのもありです。例えば沢山の本を呼んで表現のストックを増やせば、スラスラと書けるスピードが上がるかも知れません。

自分なんて……と凹むより、
自分にできることを確認して
その範囲で最大限努力をするのが
建設的だと思います。

そもそも執筆速度という1つの指標で話をするのは良くない

執筆速度という1つの指標で話をすると、
マウントの取り合いになってしまって
一番最速で物語を書けるひとりだけが神格化され、
その他大勢の人たちが絶望を感じがちです。

今回でいうと西尾維新さんが神で、
それ以外は有象無象ということになっちゃいます。

1日1万文字書ける人はそれを自負して、自分より書けない人をいじめるかもしれませんが、書けないと思ってる人だって歌詞の書き写しだったら1日5万文字書けるかもしれません。

その瞬間上下関係ひっくり返るのでしょうか?無意味では?

これに限らず、何かひとつの指標で人をランク付けしようとする企みには、疑ってかかるのが幸せになれるコツですね。

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