二次創作って難しい?作り方は?どんな得があるの?回答します

2019年6月29日

こんにちは、杞優橙佳です。

突然ですが、二次創作ってどう思います?

難しい。

とか、

どうやってやればわからない。

別の読者からこんなキャラじゃない!って否定されるのが怖いと思っている方もいらっしゃるでしょうか。

はたまた、二次創作ってやりたくないんだよね。だって自分の利益にならないからって正直な感想を言ってくださる方もいるかもしれませんね。

実は私の作品LinkAuter Chronicle Xceedは二次創作を推奨しています。二次創作興味あるけど上記の疑問や不安があってはじめられないなって方たち向けにこのエントリーを書いています。

二次創作をしていただく方の利益になる提案もございます。

ぜひ最後まで読んでくださいね。

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Case1:二次創作って難しくないの?

まずは心理的な障壁を取り除くことから始めましょう。

二次創作と聞くと、難しそうだなーと感じる方もいらっしゃいますよね。

これ、間違いなんです。

なぜ難しいと思うか?

それは結局、『他人の作ったキャラクターがどう動くかわからない』からじゃないでしょうか。

これを解決する方法は、他人のキャラクターが1人で動くくらいに読み込むか、もしくは他人のキャラクターを極力使わないということです。

他人のキャラクターを読み込むの面倒だなーって方が大多数だと思いますので、端的に言うと

ようはオリキャラ活用しましょう!ってことです。

二次創作なのに他人のキャラクターを使わなくていいの?って思うかもしれませんが、問題ありません。

スピンアウト作品みたいなノリで世界観だけ借りちゃえばいいんです。

オリキャラを使うときのコツは、原作キャラを蔑めるような書き方をしないこと。RADIO FISHのPerfect Humanあるじゃないですか。あれの中田ポジションとして原作キャラを使えばいいんです。

そうすれば原作ファンも溜飲下がるし、むしろ賞賛をうけると思います。

そうつながっていたのね!私のあの子はあなたのキャラクターも救っていたのね!と勝手に涙してくれます。

つまり作中の師匠ポジションとして使えばいいんですね。こう考えたら、ほぼほぼ自由な創作が二次創作になると思いませんか?

そして二次創作のメリットとして、原作キャラの共通認識がすでになされているいう点があります。

つまりキャラ描写をほぼカットしても伝わるということです。物語を書いたことのある方であれば、これがどんなにメリットかわかりますよね。

小説は、キャラ描写をせずにキャラを出すことはほぼ不可能なメディアです。ですので、物語のクライマックスであのキャラ出したいなーって思ったら、手前からかなり段取り(出番来るよーと伏線を張る)をしとかないといけない。

そうすることによって驚きは幾分か失われてしまいます(気づかれないように巧くやるのが本物の小説家!)。

しかし二次創作であれば、突然原作キャラが出てきても、あのシーンの裏側でこんなことがあったのか!と読者が解釈して、逆に深いとなる。

これが創作者からみた二次創作のメリットです。もちろん原作ファンが興味を持ってみてくれるから、マーケティングの必要がないといったメリットもあります。

あとこれはメリットかデメリットかわかりませんが、LinkAuter Chronicle Xceedの場合は、原作者である私が、二次創作してくれた人を好きになっちゃうという点があります。

作品を書く人としては、1人でもファンがいたら頑張りたいって思いませんか?私はあなたのファンになる自信があります。

やってみたくなりましたか?
もしご興味が湧きましたら、Twitter(@kiyutoka_san)までご連絡くださいね。

Case2:二次創作ってどうやってやるの?

さて、ではここから方法論の話になります。

先ほどCase1で、二次創作なんて簡単。

オリキャラ活用して、師匠ポジで原作キャラ出せばオッケーよ。と言いました。

これが二次創作の一番簡単な作り方だと思うのですが、そもそもキャラクターはいいけど、物語が作れねーよという人のためにもう少しどうやって物語を書くか書いてみます。

・原作の気になったシーンを掘り下げる

小説は文字ベースですし、紙面も限られていますので(電子書籍は無限に書けますが必要十分な文字数で物語は書かれるものかと)、このシーンあっさりしてるなーという場面も出てくると思います。

そんな時は思い切って二次創作で世界を広げてみてはいかがでしょう。

ハテの世界!なんてそうでした。

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この作品は原作のわずか1章(第3章第3項 ズフィルー皇帝1(ブレーンストーミング))を広げて書いたものです。

それがワード85ページに膨れ上がりました。しかも未完結。

これが想像力というものですね。

皆さんも物語の一行を目に止めて、このシーン掘り下げたらどんな話が出てくるかな?って考えてみてくださいね。きっと二次創作が生まれますよ。

・原作の裏側で何があったか書いてみる

1つ目に近いっちゃ近いのですが、これはもっと長い時間軸で考えた場合です。

ようはなぜこの手法が通用するかと言うと。原作側は物語を面白くしたり、驚きを誘うために、必ず100%描写していないキャラクターがいるはずで、そこを掘り下げたら面白いネタ出てくるよねという話です。

例えば『境界を超えろ!』の3巻で、唐突にケルト・シェイネンというキャラがピックアップされるじゃないですか。

原作だけ読んでいたらハテナだと思うんですよね。なぜケルトはあんなことをしたのか。

でもそれは実は…って話が外伝ケルト・シェイネンに書いてある。夏目漱石のこころみたいな感じですね。アインの物語が先生と私の話で、ケルトの話が先生の遺書。

でもこのパターンって、最後まで読んで辻褄があってたら、感動するんですよ。

二次創作でも原作と矛盾のない、しかし新解釈を提示できたら、これは感動を生むわけです。そういった作り方もありますね。

・テーマに沿って伝えたいことを書き出し、それが伝わるように何か書いてみる

これは物語づくりの王道パターンかもしれません。

ただ難しいのはテーマを考えるところでしょうか。『テーマに沿って』と書いた意図としては、やはりテーマは原作とあわせたほうが二次創作として良いよねってことです。

すれ違いをテーマにした作品の二次創作なら、もちろんすれ違いを含めた作品にしたほうが良いでしょうし。

強さをテーマにした作品の二次創作なら、最強のライバルを出してみるとか。

原作の目的に対して、新しい解釈を提供できるような作品が素敵だと思います。

例えばLinkAuter Chronicle Xceedでは、

経営戦略
科学や金融
リーダーシップ
数学

とテーマ別に物語が書かれています。

数学でこの方程式の凄さを伝えたいなーという想いがあれば、神を語るジャガイモの外伝を書けばいいわけです。

そういう意味では書きやすいのではないでしょうか。

・場所を変える

物語を動かすには、場所を変えるのも有効です。

時間軸を変えてもいいですね。

物語の世界を旅行させてみるとか、高校時代、大学時代はどうだったんだろう?と想像してみるとかです。

・キャラクター同士を喧嘩させ和解させる

場所を変えると同様に、物語を動かす上ではキャラクターの気持ちを動かすのも有効です。

そもそも物語とは、はじまりと終わりでキャラクターの気持ちが変わる様を描くこと。という定説もあります。

あなたのキャラクターをまずはネガティブな状況に置いてみて、それをポジティブに変換するにはどうすればいいだろう?から物語を始めてみると良いかと思います。

Case3:こんなんじゃないって批判が怖い

二次創作の作成手法についてお話ししました。

続いては批判が怖いという不安についてです。

まず第一に考えないといけないのは、これって誰からの批判を想定されていますか?ということ。

原作者?それとも原作ファン?無関係な第三者?

どれも怖いってのが本音ですかね。

確かに原作者から訴えられたらどうしよう。

原作ファンから刺されたらどうしよう。

第三者からいじめられたらどうしよう。

考えることはいっぱいあるかもしれません。

原作によってスタンスも違いますので、あくまでLinkAuter Chronicle Xceedに限った話をします。

まず原作者は二次創作歓迎です。

しかも二次創作をしてくれたかなたを大好きになっちゃいます。これが鬱陶しければやめた方がいいです笑

でも一人でもファンがいる心強さをぜひ感じていただきたいです。

次に原作ファンについて。もしLinkAuter Chronicle Xceedに関して揉め事とか非建設的な批判が発生した場合、原作者の私が守りますよ。

そもそもこのXceedというプロジェクトは境界を超える!ことがテーマで、多種多様な価値観を作品に反映していきたいんです。

多様性を認めない人格否定とか、ダメ出しはNG!

『批判しない』、『粗削りOK』、『質より量』、『人のアイデアからどんどん発想』というブレーンストーミングなルールに従って物語を拡大していけたらと考えていますので、興味がでましたらTwitter(@kiyutoka_san)からご連絡くださいませ。

Case4:二次創作って得になるの?

最後にお金に関するメリットの話をしましょう。

イラストの描ける人は同人誌即売会で同人誌を売れば儲かるんでしょー、でも小説は無理だよね。

と思われるかもしれません。

そこでちょっと考えたんですけど、kindleダイレクトパブリッシングってあるじゃないですか(このサイトで推しているあれです)。

あの仕組みを使えば二次創作者にもお金が入る仕組みにできるんちゃうかなーと思ったんです。

具体的には作品名をLinkAuter Chronicle Xceedにしていただいて、各々がどんどん外伝をkdpで出版するんです。出版方法は下記に記載していますのでご参考にしてください。

KDPに登録して本を出そう!

するとどうなるかと言うと、このプロジェクトに同意してくださる方でしたら、きっと二次創作の作品群も読んでくれると思うのですね。少なくとも私は読みます。

そしたらゆくゆくはAmazonのラノベランキングなんかをLinkAuter Chronicle Xceedシリーズが総ナメしちゃうこともあると思うんです。

このランキングを総ナメにしてるXceedシリーズってなんだろう?って調べて、他の作品も読んでくれたら二次創作作家さんにも印税が入るじゃないですか。

原作者としてもいろんな価値観で、物語を新しく解釈してくれたら嬉しいし、二次創作作家さんもお金が入って嬉しい、win-winな関係になれますよね。

私はそんな関係をあなたと築きたいなと思い、このエントリーを書きました。ぜひご興味あればTwitter(@kiyutoka_san)までご連絡ください。

一緒に最高のドラマを描いていきましょう。

ここまで読んで頂きありがとうございました。
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