【2020年の総括】星野源、「うちで踊ろう(大晦日)」が2020年紅白歌合戦で発表された意味

2021年1月9日

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2020年12月31日大晦日

 この日、星野源さんがNHK紅白歌合戦で、“今この時間を生きているすべての人に向けて書いた”というあたらしい歌詞を追加して披露されたのが、星野源さんの『うちで踊ろう(大晦日)』フル・バージョンです。

 

 ここで追加された2番の歌詞が、あまりにも強くて、あまりにも新しくて、あまりにも現実に対するメッセージで、私は感動してしまいました。

※追加された歌詞は、3枚目の画像です。インスタの写真を右にスライドすると見れます。

 

 2番は、冒頭から魅せてくれます。

『常に嘲り合うよな僕ら それが人でもうんざりだ さよなら 変わろう一緒に』
 2020年4月7日以降……政治に対してか、罹患者に対してか、Go To トラベルの推進者や利用者に対してか、常に嘲りあう僕らに向けた歌詞に感じました。

 私自身、ネガティブな思いを抱いたことがあります。でも、変わらなきゃいけないと星野源さんに背中を押された気がしました。

  

 これだけでも素晴らしいのですが、最も強く心に残ったのは別の歌詞です。
『僕らずっと独りだと 諦め進もう』
『いつかそれぞれの愛を重ねられるように』

 この歌詞って。

 

  

 12月末に「もういいよ、こんな世界」と感じた僕らへの、星野源さんからのアンサーソングだと感じたんです。

  

「違う、世界はまだ終わってない。他人とつながりたいのはわかる、だけど。いまはまだ『僕らずっと独りだと 諦め進もう』」

 ようは、男女のつながりも含めてつながりを一切断てってことだと思うんですよ。人類の存続のために不要不急だなんて言い訳にするなってことです。
 先に人類が滅亡するか、先にコロナウイルスを滅亡させられるかはわからない。だけどチャレンジするしかない、そうすれば『いつかそれぞれの愛を重ねられる』と。

 

 このフレーズから私は、宮崎駿監督の最高傑作 漫画版『風の谷のナウシカ』7巻を思い出しました。ちょうど逆の構造になっているんです。

 ナウシカは『絶望的な未来へ向けて、希望のある現実を選ぶ』物語でしたが、うちで踊ろうは『希望のある未来へ向けて、絶望的な現実を選ぶ』歌なんです。

 これを書いた星野源さんに、私は宮崎駿監督と同じ凄みを感じましたし、
「緩む現実」の一歩先を見据えた曲だと感じました。

 2020年4月、コロナウイルスに苦しむ僕らへ、優しく届けられた歌がですよ。2020年12月31日の大晦日に、僕らへ優しくも厳しく、希望のためにもう一度頑張ろうと発破をかけてくれたんです。奇跡の帰結ではないですか?

 この奇跡をつくりあげたのは、2020年というコロナウイルス禍の一年間であり、星野源さんであり、『うちで踊ろう』を一緒に楽しんだ僕らであり、現実と戦い挫けそうになった僕らなんです。
 まさに「2020年の特別を閉じ込めた曲」であり、2020年を代表する芸術です。 

 

『うちで踊ろう(大晦日)』フル・バージョン、ぜひ歌詞に注目して聞いてみてください。この曲とともにある限り、僕らがこの2020年という特別な年を忘れることは無いでしょう。

 星野源さんの才能は、時代に愛されていますね。

 

ここからは、このホームページを見られている多くの創作者の方向けです。

創作者の方々へのプレゼント

 ここまで、星野源さんの『うちで踊ろう』と、2020年という特別な年について書いてきました。

 ですが本ブログの読者さんは、大半が創作者のはず。そんな創作者の方々へのプレゼントを最後に書きますね(おまたせしました)。

 私は以前、「次に圧勝するドラマを作る2つの方法」として、下記2点を紹介しました。

①「人は常に、ないものを望む」
②「歴史は常に同意か反発の方向に進む」
次に圧勝するドラマを作る2つの方法

 この2点を実践するためにいちばん大事なことは、今の流行(主流)を知ることです。
 そして、今の流行(主流)を知るために星野源さんの歌詞が使えるはずなんです。

 どういうことか?

 本エントリーで書いてきたとおり、星野源さんの『うちで踊ろう』は、まさに時代を切り取った名曲でした。
 星野源さんが多くの方に支持されるということは、星野源さんの時代を切り取る能力がずば抜けていることを示します。※これはMr.ChildrenのDocumentaLy Filmにも言えると思います。

 

 それらの歌詞を読み解けば、今の流行(主流)を知ることができます。歌詞に今の人々に刺さるテーマが込められているはずです。

 今の人々に刺さるテーマがわかれば、それに対して、①「人は常に、ないものを望む」と考えて、今の流行(主流)に逆境するのか。②「歴史は常に同意か反発の方向に進む」と考えて、しばらくは今の流行(主流)が続くと考えて、テーマを合わせるか。それは作家の戦略です。

 ですが何も羅針盤がないまま、テーマを乱れ打ちするよりは、ヒットする可能性が高まるはずです。

 これが、星野源さんの『うちで踊ろう』から学べる、創作者の方々へのプレゼントです。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

ここまで読んで頂きありがとうございました。
このホームページは創作者支援サイトです。
創作者の方向けの記事を発信しています。



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