新作「小説」を書く前に、吟味しておくべき3つのポイント | 小説の書き方

2023年2月26日

 小説を書くのは大変な作業で、紙にペンを置く前に考えなければならないことがたくさんあります。これから小説を書き始める人は、タイトル、主人公、話の内容などをよく考えることが大切です。
 一度書き始めて、この小説つまらないかも……とあとで後悔するのは嫌ですよね。この記事では、新作「小説」を書く前に吟味しておくべき3つのポイントについて説明します。
 以前書いた『最初の一文字』の前に知りたい「小説ができるまで」より深い話をしていきます。

 この記事を読むことで、あとから自分の作品を「つまらない」と感じることがなくなります。つまらない作品でも書きすすめるにつれて愛着が湧いて、最後まで書かなくてはならないプレッシャーから、義務感だけで小説をくようになったら、それこそつまらないです。この記事を読んで吟味すべきポイントを学びましょう。

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読者がどんな物語になるのか想像できるようなタイトルをつける

 小説を書くとき、最初に考えるべきことは、タイトルです。良いタイトル思いついたら、コンセプトも冒頭も、はっきりいって全部決まるというか、スラスラでてきます。
 タイトルは「読者が、どんなストーリーが展開されるか想像できる」ものにする必要があります。なぜなら、タイトルを読んだ読者に、作品の中身を予想させるためです。
※物語の終着点を早い段階で読者に示すことで、読者に予測させ、「期待通りだけど、期待を上回ってきた」もしくは「予想できたはずなのに、予想できなかった」ポジティブな結果を目指すことの重要性は以下のエントリーに書きました。

 読者が好む物語は、同じジャンルの売れ筋の本のタイトルにヒントがあります。あなたの書きたいジャンルの小説で、どのようなタイトルが売れているかを調べてみましょう。タイトルのヒントは先駆者にあります。

どんな状況で物語がスタートするか、からキャラクターを考える

 小説の登場人物は、物語の生命線です。面白く、複雑なキャラクターがいなければ、物語は平板で面白くないものになります。徹底的に魅力を詰め込み、主人公属性もりもりの複雑な主人公にしましょう。
 その上でオススメなのは「どんなシチュエーションで物語がスタートするか?」を考えることです。最初はシチュエーションから考えても構いません。シチュエーションを面白くするためにどんなキャラクターが必要なのか?を繰り返し考え、キャラを変えます。この冒頭が面白くなさそうなら読者をつなぎとめられないからです。

100字、200字の制限でオチ付きあらすじを書く

 タイトルと冒頭のシチュエーション、キャラクターが決まったら、プロットや設定資料をつくる前に、どのような物語を書くのかがわかったら、オチ付きのあらすじを書くと便利です。
 このあらすじは、200語程度で「要するにどんな話なのか」「おおまかな結末はどうなるか」「何が作品の一番の特徴か」を明らかにしましょう。200文字で書けたら100文字に集約して、更に凝縮することがオススメです。文字数制限に収めるため、不要な情報を削り、重要なものを厳選して書くことに意味があります。
 最後までのオチを決めておくことで、自分がどんな物語を書きたかったのかが整理でき、物語の結末に向かって文章を書き進めることができます。

まとめ

 新作「小説」を書く前に吟味すべき3つのポイントをご紹介しました。小説を書くのは大変な作業ですが、タイトル、冒頭のシチュエーションとキャラクター、オチ付きあらすじをよく検討することで、自信を持って書き始めることができます。

 ぜひ、小説を書き始める前に十分な時間をとってください。これらのことを念頭に置いておけば、あなたの書く物語が魅力的で、読者を魅了するものになることは間違いありません。

ここまで読んで頂きありがとうございました。
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