体験を経験に変える方法|フロイトの三層構造から考える作家の武器
「作家は経験したことしか書けない」──前回の記事でそう書いたところ、さまざまなご意見をいただきました。 賛成の声もあれば、「いや、経験していないことも書けるでしょう」という反論もありました。ありがたいことです。書いた者として一番嬉しいのは、 ...
夏へのトンネル、さよならの出口読者への配慮が行き届いた青春SF
こんにちは、腰ボロSEです。 『夏へのトンネル、さよならの出口』(八目迷・著)を読みました。 第13回小学館ライトノベル大賞のガガガ賞と審査員特別賞のW受賞作。その肩書きに恥じない、優しさと切なさに満ちたひと夏の青春SFです。 配慮の行き届 ...
ファンタジー世界のオリジナリティ論|想像の余地を残す技術
「自分だけのファンタジー世界を作りたい。他のどの作品とも被らない、唯一無二のオリジナル世界を──」 その情熱は素晴らしい。しかし、その方向で走り出す前に一つだけ聞いてください。 世界観で「オリジナリティ」を出そうとしてはいけません。 ……い ...
「作家は経験したことしか書けない」は本当か|経験と体験の違いから考える
「作家は経験したことしか書けない」 この言葉がSNSで話題になるたびに、決まって飛んでくる反論があります。 「じゃあ異世界転生した作家なんているの?」「殺人を書くミステリー作家は人を殺したの?」 鮮やかな反論に見えます。でも、この反論は一つ ...