創作ネタ | 最近の小説家になろうの作品や書籍に対する批判

2020年3月29日





こんにちは。
杞優橙佳です。

小説家になろうが始まって以来、ずっと付きまとう話ですが。
最近の小説家になろうの作品や書籍は~という批判について書いてみます。

きっかけは
最近のランキング、なんだかなぁと思う。
という作品がエッセイのランキング上位にあったことです。

あ、もしかして読者も作家もやんわりと、最近のランキングは~と思ってるのかな?と感じたので。

最近のランキングの何が問題なのか

元エッセイの内容としては、ランキングに載ってくる作品が似たようなものばかりという意見でした。

簡単に言ってしまえば、ほとんどテーマが変わらない似たような作品ばかりなんです。

異世界恋愛ジャンルでは、
悪役令嬢が婚約破棄されて、国の契約である婚約を王子の権力では破棄できないことを告げ、王子が廃嫡されてめでたくヒロインはハッピーエンドを迎えるというようなモノ。

現実世界恋愛ジャンルでは、
陰キャ(もしくはボッチ)が学年の美少女に「なぜか」絡まれ、それに慌てた幼馴染が突然アピールを開始するけど不自然なぐらいに主人公は卑屈で鈍感であるようなモノ。

ハイファンタジーでは、
アラサーかアラフォーの社畜のおっさんがチートを手に入れたけどクヨクヨへなへなして目立ちたくない!スローライフしたい!と言い続け、幼女や王女がヨイショするようなモノ。

ローファンタジーでは、
ダンジョンが現れて自分に自信がなかったり問題を抱えていたりする高校生が美少女に支えられて最強になるようなモノ。

ランキングを見渡せば、両手の指ぐらいの数はこんな感じのものが見つかるんじゃないでしょうか。

もちろん、斬新な設定で面白いのも発掘できます。
(でも、もはやランキングの中から「発掘」しないとダメになってるんです。)


ランキングに載ってくる作品が似たようなものばかりになったら、小説家になろうの魅力がなくなってしまって、いずれ小説家になろうがオワコンになるのでは?という心配をなさっています。

ランキングに載っている作品しか見ない読者もいるでしょうし、ほとんどの書籍化作品はランキング上位から輩出されますから、本しか読まないユーザにとっても『ランキングの作品イコール小説家になろうの作品』になっちゃうんですよね。

Google先生ですら、人には勝てない

私は前から提唱しているのですが、Googleの検索エンジンも最近オワコンになってると思ってます。

説明する必要もないでしょうけれど、Googleといえば1998年に設立されて以降、飛ぶ鳥を落とす勢いで拡大してきたGAFAの一角、世界最強のインターネット企業です。

インターネット黎明期、日本の検索はYahooにWebサイトを『申請する(これもはや意味わかりませんよね。自動で検索エンジンに登録されるわけではなく、申請が必要な時代があったんです。あ、年がバレる。。)』仕組みが席巻していました。

そこにあらわれたシンプルなデザインのGoogle。私は黎明期から圧倒的な使い勝手に惚れて、今でもGoogle大好き人間です。『世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること』を使命とするGoogleの考え方にも感銘を受けました。

けれども最近のGoogleの検索エンジンはひどいと思います。具体的には検索エンジン自体には罪はないのですが、それによって築かれた文化がひどい。

一時期よりは減ったかもしれませんが、いかがでしたか?サイトと揶揄されるキュレーションサイト(ある話題についての情報をまとめたかのようなタイトルで、しかしいざ読んでみると、一部の情報については「調べたけど見つからなかった」という中途半端なサイト)が乱立しました。

これらのサイトは、SEOと呼ばれる、Googleの検索エンジン上位に表示させるための研究と対策を実践しています。結果として、研究者などが書いた高品質だがそっけないサイトよりも、検索上位に表示されてしまい、有用な情報が埋もれてしまう本末転倒な事象が発生しているんですね。

じゃあ、どうして、いかがでしたか?サイトは、SEO対策を頑張るのかというと、お金になるからです。私のサイトにもGoogleのアドセンスがはってありますが(見づらかったら、ごめんなさいね)、検索上位に表示されるようなサイトにもこのアドセンスがはってあります。ユーザが広告をたくさん見て、クリックしたりすると、広告費が入ってくる仕組みですね。

昔は純粋に有用な情報を発信する人が重宝されお金も得ていたのですが、今は有用な情報を追い求める人を利用して、仲介業者がお金を掠め取ってるような状態です。Googleがどんなに検索エンジンの仕組みを変えて対抗しても、いかがでしたか?サイトの運営者はそれに追随してきます。

お金を求める人々の欲望に、Googleの偉大な思想は破れたのです。

最近の小説家になろうの作品や書籍に対する批判も

最近の小説家になろうの作品や書籍に対する批判も、裏を返せばGoogleの検索エンジンの現状への批判と近いと思うのですね。

つまり、小説家になろうのランキングに載る作品は、読者の研究と対策を実践していて。結果として才能のある小説家が書いた高品質だがそっけない作品よりも、検索上位に表示されてしまい、有用な情報が埋もれてしまう本末転倒な事象が発生しているのではないかと。

実際、読者の研究と対策をし、流行りに乗って、テンプレ展開で書いたり、有名作品のコピーを投稿したりするケースもあるのでしょう。先日は下記のような事件もありました。

https://kosiboro.work/?p=728

ズバッと一言でいってしまえば、
『お金のために自分の気持ちを蔑ろにしてないか?』

最近の小説家になろうの作品や書籍、はたまたランキングに対する批判をする人の本音はそこじゃないでしょうか。
※お金のためにだけじゃなくて、承認(チヤホヤ)されるために、という理由のほうが多いのかな?

でも作家側はね、気にする必要ないよ

はい、先程の項では結構、きついことを書きました。

当然、ランキングに載っている作品の作家全員が、お金のためや承認のために書いているわけありません。

ですのでランキングの作品すべてを批判するのはお門違いです。しかしながら自分の能力と釣り合っていない『ご褒美』を求めようとして、道を踏み外している作家さんはいませんか?ということを書きたかったです。

とはいえ。ここまで批判的なことを書いてきましたけども、私の本音としてはね。作者は自分の書きたいものを書けばいいと思っています。

流行りに乗って、テンプレ展開で書くのが楽しければ、テンプレを書けばいいですし。新しいテーマやジャンルを開拓していくのが楽しければそうすればいいんです。結果としてお金になるか、承認されるかは別の話ですけどね。

文章でお金を手にするのだったらnoteや、それこそ僕は嫌いですけどいかがでしたか?サイトの運営だっていいと思うのですよ。

小説を書いて誰かに認められたいという承認欲求については、二次創作が一番いいかもしれません。私の作品の二次創作をしてくださったら100%承認しますのでぜひ仰ってくださいね(二次創作の魅力はこちら)。

Youtubeやfacebookやら、Twitterやら、承認欲求を満たしてもらえそうな場所はいっぱいありそうですから、そこを追い求めるのもアリですね。

ようは、好きなことをすればいいんですよ。

あとは批判の声や、いいね!の数やPV数に左右されない意識をもつこと。これについてはプロ奢ラレヤーさんがいいことを書いていたので、はっておきます。

これはあまり知られていない事実なんです、実は「他人が向けてきた悪意」というのは、そのまま悪意として受け止めなくてもいいんですよ。都合よく捉えていい。無視してもいいし、受け流してもいい。なぜか多くの人は「悪意を向けられたら必ず悪意で返さないといけない」と思っている。疲れるでしょ。

https://twitter.com/taichinakaj/status/1242827430135361544?s=20

疲れないようにゆるっと創作ライフを楽しみましょう。この記事が、みなさんの素敵な物語ライフのお役に立てば幸いです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

ここまで読んで頂きありがとうございました。
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