小説家になろうで、感想やレビューを書こう!

2020年5月19日

 オリジナルで生み出して綴ったストーリーや、物語の中に生きる登場人物、工夫を凝らして考えたタイトルなど、どれも作者にとっては愛着のあるものですよね。

 読み手と作者の交流が図れるように設計された「小説家になろう(及びそれに似た小説プラットフォーム)」では、作者が投降した小説に、読み手、読者側から作品に対する「感想」や「レビュー」を送れるシステムが設けられています。

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感想が書かれると?

 「感想」が書かれたことは作者にも知らせが行きますが、その作品に書かれた感想は、他のユーザーにも公開されます。「小説家になろう」では、作品の公開ページに表示される「感想」のボタンをクリックすることで、作品を読む他の読者も別の誰かが書いた「感想」を確認することができるように作られています。

 作者として、愛情をこめて生み出したストーリーやキャラクターが詰まった作品。読み手側の誰かからいただく「感想」はとても嬉しいものですよね。

 キャラクターや物語に対する意見や感情、作品を読んでこう感じたなどと教えてもらえるアクションなので、作者としてのモチベーションアップにも繋がるでしょう。作者側で「感想」がつけられたときにはお礼の気持ちを心がけるとともに、読み手側として誰かの作品を読むときは、積極的に起こしたいアクションです。

感想とレビューの違い

 さて、そんな「感想」と非常に混同されやすくもあるのが「レビュー」と言えるかもしれません。同じく読み手側から作品に対して起こされるアクションで、作品に対する感動や読み手の心を教えてくれますが、「感想」と「レビュー」の明確な違いをご存じでしょうか。

 読み手が主に「自分の感動」を「作者」に対して綴ったものを「感想」とするなら、「レビュー」とは、「読み手が受けた感動」を「他の読み手」に対して綴ったものが「レビュー」です。「レビュー」とは「書評」とも言い換えることができます。

 思い浮かべてください。あなたがとても面白い小説を読みました。その作家さんに、「大変面白い小説でした」と伝えるのを「感想」とするなら、「この小説は面白いです。お薦めなので機会があれば読んでみてください」と別の誰かに伝えるのが「レビュー」です。

 どうでしょうか。
 「感想」とはまた別の嬉しさを運んでくれるものだと感じないでしょうか。読者があなたに対して感動を伝えただけではなく、この感動をぜひ味わってほしいと周りの誰かに伝えて知らしめてくれるのが「レビュー」です。

読み手はレビューを

 作者側で受け取るととても嬉しい「レビュー」。
 読み手側としてもお気に入りの作品に出逢えた際は積極的に書くように心がけてはどうでしょう。

 「この作品は素敵です。お薦めですよ」と書かれたあなたの言葉は、作者に大きな自信やモチベーションを与えますし、作品自体もより人目にとまります。

レビューを書く時に心がけたいこと

「レビュー」を書く際に心がけたいのは、「感想」とは少し異なる視点を持つことです。

 作品を誰より知っている「作者」に対して書かれたものではなく、「作品をまだ知らない誰か」に向けてお薦めですよと伝えるためのものであるということです。

 「面白かったです。続きが気になります」と書いてもらえれば作者は嬉しいですね。が、同じ言葉を作品を知らない誰かに対して書いてしまえばどうでしょうか。

 ポイントは、「どこを面白いと感じた」・「作品のこういった部分が非常に秀逸だと思った」・「どういった展開が含まれるので続きが気になる」など、自分が作品の「どの部分」を「お薦めしたいほど気に入ったのか」を伝えるように心がけることでしょう。

 あなたの「レビュー」を読む「誰か」は、まだ「作品そのもの」を知りません。「知らない作品」に対して「興味」を持たせることができるかどうか、「レビュー」の真価はそこにあります。ですから、「感想」よりも「具体的」に「どの部分」が「どんなふうに他の人にお薦めだと感じた」と書き込みましょう。

 例えば小説でいえば「この小説はダンジョン内部で仲間に見捨てられた主人公が、不思議な少女の力をかりて仲間たちに復讐するざまぁ劇です。作者オリジナルの魔法体系が作り込まれていて自分でも派生魔法をつくりたくなってしまいますよ。キャラクターのたった悪役、都合がよいだけにみえて一筋縄ではいかないヒロインなど、登場人物のかけあいも絶妙ですから、ぜひ機会があれば読んでみてほしい逸品です」など。

 この小説がいったいどういうジャンルのどういう物語なのか。あなたが惹き込まれて他の読者に進めたいのはどういった部分なのかを端的に書くと、いいですね。

 より具体的なレビューの書き方は下記エントリーを御覧ください。書評と呼べるクオリティのレビューを書く方法が書かれています。

ここまで読んで頂きありがとうございました。
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