「小説家に向いている人、向かない人」特徴まとめ




 小説家に向いている人、向かない人について解説します。このエントリーではスキルの話はしません。
 何事も少しずつ継続するスキルが必要、一度取り組んだ物事は終わらせないと気が済まない性格が望ましい、図太いメンタルが無いとダメといった話もしません。

 小説家になれる人って、こういう人なんだよとやんわり伝えたいエントリーです。小説家の方には「あるある」と思ってもらえるエントリーを目指しました。

 

作家はワガママなんです

 ワガママとは「周囲のことを考慮しないで、自分が好きなように行動したり物ごとを考えたりすること」です。

 作家は、ワガママでないといけない。

 周りの人が言ったことなんて、一切聞かない。誰かが無理だと言った事でも自分がしたいままにして、自分の好きなことや自分のこだわりを貫く。それが作家の素質として、一番大事なことです。

 Web投稿サイトに小説を投稿すると、いろんな感想をもらえます。そこで誰かの感想を鵜呑みにして、軸がブレるようだとだめ。意見を取り入れるとしても自分でもちょっと気になってたんだよなーという部分だけ修正すれば良くて、自分の面白さにケチ付けるなこのやろうと思える人のほうが、小説家に向いています。

 

心が豊かになるより、気持ちよくなりたい

 心が豊かであるとは、心が平穏であり、穏やかで、平和であるということです。友だち、恋人、家族といった身近な人たちとの関係がよく、その中で認めてもらえたら、心が豊かになるでしょう。十分なお金があり、何も不自由がなく生活ができて、健康だとなお良いですね。

 けれども作家は、心の豊かさはあってもいいが、豊かでなくても全然いい。

 むしろ、心が貧しいときほど作品を書く気力に満ち、面白い作品を生み出せます。私自身、借金にまみれていた時代がありますし、学校や組織に怒りを抱いていたこともあります。

 コロナウイルスの影響で不幸が続いて、心がすっかり貧しくなってしまった人もいるでしょう。それは逆にチャンスです。いまの尖った感性を大事にしてください。ふつふつと湧き上がる不満や怒りを解消する気持ちいい小説を書きましょう。心が豊かになるより、気持ちよくなりたいでいいんです。

 

「批評」は読まない、ファンブックは読む

 「批評」とは「物事の価値・善悪・優劣など、あることの良い点も悪い点も指摘し、公平かつ客観性をもって論じること」です。

 一昔前、「批評」がもてはやされた時期があります。けれど近年はあまーい絶賛記事のほうが、切れ味鋭い批評記事よりも人気です。Google先生もSNSも賢くなって、私たちの見たいものを見せてくれるようになったからかな。それじゃダメだという学者の方々もいっぱいいらっしゃいます。けれど小説家は、それでいい。

 だって物語の主人公を絶賛しない作品なんて、読んでいて気持ちよくないですよね。小説家は主人公の批評物語じゃなくて、絶賛物語を書く職業です。「批評」は読まない、ファンブックは読む。好きと嫌いがはっきりしていて、こだわりのある人が小説家に向いています。

 

過去作を全部みるなんて無理、オススメだけみたい

 小説家になりたいならとにかく本を読む、寝食を捨てて本を読む。それができなければ小説家に向いていない。とは、スティーブン・キングの言葉です。「出来の良い小説も、出来の悪い小説も、どれも読む価値があり、学ぶところがあるから」というのがスティーブン・キングの意見です。

 私もこれには同意しますが、Web小説の作品数も増えてきてキツくなってきました。「過去作を全部みるなんて無理。オススメだけみたい」でいい。出来の悪い小説に良い点があるのと同じで、出来の良い小説にも悪い点があります。だとすると出来の良い小説だけを読んでも、良い点悪い点を学ぶことはできそうです。

 まずはオススメ作品を読み漁るでよくて。良い小説で使われていないネタを探したくなったら、マイナーな過去作を巡ってみればいいです。

 流行物好きなミーハーであることも、Web小説で成功するには必要です。

 流行り物好きや、自分の好きなものっていつも流行るんだよねという人は、小説家に向いています。

 

好きなものはけなさないで

 小説サイトの感想に、批判的なコメントがきたらショックでご飯が食べられないくらい落ち込む……そんな人は小説家に向いています。

 批評家のような口ぶりで、上から目線で「これが正しいんだ」なんて言われたくない、好きなものはけなさないで!という気持ちが大事です。

 だって、自分の作品のはじめての読者はいつだって作者自身ですよね。

 作者自らが世界観に惹きこまれ、物語に魅了されなくなったら、他の誰も楽しませることはできません。私の好きなものはこの小説に込めた、だからけなさないで、チヤホヤして。というメンタルを持っている人だけが、ファンをつくり、書籍化し、小説家になっていけます。

 

自分と違う意見は、許せない

 単なるネット記事であれ、SNSの投稿であれ、誰かが意見を表明した瞬間に、イライラする。自分と違う意見を押し付けられている、自分が責められている、自分が否定されていると傷つく。そんな繊細な人もいらっしゃいます。

 そこで自分と違う意見は、許せない……だから小説の敵キャラにしてしまおう。この発想の転換ができると、執筆がはかどります。「これが正しいのさ」とペンでぶん殴れる人ほど、小説家に向いています。あるいみメンタル強い 笑

「インターネット=社会」だ

 インターネットは私にとってのセカイ系だ。「小説家になろう」のランキング上位の作品は面白い、私も同じように書いてみたい。そう思える人は、小説家に向いています。

 セカイ系とは「物語が主人公とその周辺のみで展開」する「世界の滅亡に関わる出来事」であり「私たちが世界の危機を解決する」物語です。つまり自分の読んでいる小説が世界の流行の最先端で、そこに作家として関わると自分も世界の最先端になれるんだ!というポジティブな自己肯定感を持つことが大切です。Web小説は実際、素晴らしい文化ですから、Web小説を書くことを誇っていい。

悪っぽいものを叩きたい気持ちは一緒

 「インターネット=社会」だとわかっていたって、小説家の多くは兼業で執筆しています。嫌な上司の下で働いて、社会の仕組みや行政に不満を抱くこともあるでしょう。上手い小説家は、その悪っぽいものを叩きたい気持ちを、オブラートに包んで物語にします。

 だから具体的に政治家の〇〇が悪いと言い始めると、作家としては潮時かな。政治に口を出す作家はつまらない。社会のここがダメだと具体的に声を上げている人は、作家に向かない人です。実業家として、現実を変えることをオススメします。作家も実業家も、悪っぽいものを叩きたい気持ちは一緒なんだ。だけど作家はそれを楽しい物語に転換して、人々の無念を晴らすのが仕事だから。

 「悪っぽいものを叩きたい」気持ちをやんわりと叶えられる人が、小説家に向いています。

 

 

 以上、本エントリーでは小説家に向いている人、向かない人を紹介しました。あなたは小説家に向いていましたか? 何か感じることや気づくことがあればコメントを頂けると嬉しいです。

ここまで読んで頂きありがとうございました。
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