「小説家になろう」書き出し祭りのご紹介 | 物申し上げたき儀もあり




 Web小説投稿サイトは運営者とユーザが相互に盛り上げる場です。そのため運営主体のイベントだけでなく、ユーザ主体のイベントが多数行われています。

 本エントリーでは、「小説家になろう」で企画されている「書き出し祭り」という魅力的なイベントを取り上げます。

「誰の書き出しが一番読者を魅了し、序盤でひきつけられるのか!?書籍化作家が多数参加。作者名を伏せて、ガチンコ勝負」という企画です。

 作った人で評価する風潮はやめよう!という意欲的なイベントです。さっそくご紹介します。

 

書き出し祭りの目的と概要

 書き出し祭りを知っている人も知らない人も、まずは書き出し祭りについて復習しましょう。

 書き出し祭りとは、匿名で小説を書き出し、誰の書き出しが一番魅力的だったかを決めるイベントです。詳細は企画者である肥前文俊さんの企画用アカウントをみていただきたいですが、企画の目的と概要は下記になります。

【 企画の目的 】
魅力的な書き出しを考えて、読者を最初から魅了できるように練習しましょう

完結を考えないからこそできる大胆で魅力的な書き方ができると想定してます。

【 概要 】
文量は「3,200字以上4000字」まで。

ジャンルは「二次創作」と「18禁」以外、なろうの規約に触れないかぎりなんでもOK!

考えて、とありますように未公開新作限定です。

肥前文俊 企画用アカウント

 書き出し祭りを継続して行われており、いつ、募集日時や原稿提出期間、開催期間は書き出し祭り事務局のTwitterアカウント(@kakidashi_fesで通知されます。

 

書き出し祭りの魅力 3点

 このエントリーでは書き出し祭りの魅力を3点ご紹介します。

匿名である

 書き出し祭りの魅力の第1は、匿名であるということです。

 プロもアマも関係なく、自分の筆力のみで読者を魅了できるか勝負する……とても公平なイベントです。私は近年、「小説家になろう」の作品そのものではなく、作った人で評価する風潮がある?という創作ネタを書きました(創作ネタ | 「中学生で書籍化!すごい!」作品そのものではなく、作った人で評価する風潮がある?)。

 その創作ネタのなかで作った人で評価する風潮が生まれると、「無名の新人の作品を見つけてもらうのが難しくなる」「小説家になろうのランキングが、書籍化作家で埋め尽くされると新規参入が難しくなり、新しく小説を書いてみる人が減る」「長い目で見ると衰退の始まりになる」と、悪い未来を予言しました。書き出し祭りをこの未来を防ぐ草の根活動になります。肥前文俊さんの着眼点、素晴らしい。

 

プロも参加する

 書き出し祭りの魅力の第2は、プロも参加するということです。

 どんなに素晴らしい目的があるイベントでも、参加者が増えなくては続きません。書き出し祭りの参加者である作家を増やすためには、読者に読んでもらう必要があります。読者に読んでもらえるメリットがなければ作家は参加しませんからね。

 そこでプロの作家も匿名で参加する点が、重要です。読者はプロが参加しているなら読んでみようとなりますし、プロに勝つアマが出てきたら「熱い」です。これによって読者も実力あるアマチュアを発掘するとやる気になります。

 

参加者が限られている

 書き出し祭りの魅力の第3は、参加者が限られているということです。

 第13回は参加権利を得られた100名の方々によって行われました。この100人は4つの会場に分けられて競い合い「各会場内で魅力ある書き出しを上位3作」を選びます。各会場25人に参加者が限られているのがポイントです。書き出し祭りというイベントがどんなに素晴らしくても、1000個も作品があると、読者は全てに目を通してどれがよかったと決めることはできません。

 各会場25人というのは絶妙な数です。「3,200字以上4000字」×25=10万文字程度ですので、各会場がちょうど小説1冊分になっています。読者には読みやすいですね。

 

書き出し祭りに物申し上げたき儀あり

 このように魅力的な書き出し祭りですが、参加するにあたっては注意があります。書き出し祭りは「文量は「3,200字以上4000字」まで」の「書き出し」を集めるイベントではあるものの、400字以内のあらすじ作成が必要なことです。

 

 このあらすじが……作品の評価を大きく左右しています。プロとアマの差はあらすじにありと言いたくなるほど、その差が歴然で。結局の所あらすじ祭りにも思えます。

 なお、第三回などの作品を見ると、あらすじの記載はありません。回を重ねて作品が増えたことで、読者側にも作品を選んでもらえるよう「あらすじ」をつけたのだと想像します。今更あらすじを無くすのは……無理なのかな?

 申し上げたき儀としては、あらすじを無くすことは無理でも、作品間でレベルが違う点を改善していただけたら、もっといいイベントになると感じます。
 例えば寸志を募り、そのお金を使ってあらすじは一括で頼む。頼み先はココナラを利用するなどですね。

 

 そうはいってもすぐに変えるのは難しい問題です。
 現時点では、書き出し祭りに参加される作家の方は、あらすじ祭りでもあることを知り、対策を取る必要がありそうです。

 このブログでもあらすじの書き方を紹介していますので、参考にしてみてくださいね。

 

 もちろんココナラであらすじを頼むのも一つの方法ですから、選択肢の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。あらすじ作成だけなら、1000円で可能です。

ココナラであらすじ作成を依頼する
ここまで読んで頂きありがとうございました。
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