面白い題材を選ぶ5つのヒント【with ウマ娘】

 流行っているコンテンツには、何かしらの理由があるはずです。

 そう感じて『ウマ娘』を追いかけています。ウマ娘は、Twitterで「競走馬を女体化するなんて、気持ち悪い」と批判があるなど、賛否両論のあるコンテンツです。

 私自身、少し抵抗感があったのですが、いざコンテンツを追いかけてみると、賛否両論のある作品は、やはり素晴らしいアイデアがあると実感しました。

 

 

そもそも、競馬は泣けるコンテンツ

 そもそも、賭け事の一種だから批判をうけていますが、競馬って泣けるコンテンツなんです。

 競走馬は、短い人生の中で、新馬・未勝利から1勝クラス、2勝クラス、3勝クラス、オープン特別、リステッド、GⅢ、GⅡ、GⅠと、クラスをあげて駆け上がっていきます。まさに高校野球のようなトーナメント戦です。

 また、それぞれのレースには様々な年代の馬が参加しますが、年齢幅はせいぜい3年。まさしく甲子園じゃないですか。競走馬を勝たせるために、育成牧場のスタッフや騎手の献身がもちろんあります。高校野球でマネージャをピックアップするだけでも作品がつくれるのと同様に、無限に物語をつくる下地があります。

 さらには溢れる才能が怪我一つであっという間にこぼれ落ちる……そんなシビアな世界です。しかも怪我の重みが、人間のスポーツと違います。復活するんでしょ?が基本、有り得ない世界です。

 そんな世界で、これまでいくつも奇跡のようなレースが繰り広げられました。ウマ娘 プリティーダービー Season 2 第12話「ふたり」のレースもその一つです。いまでも、まとめサイトで見るだけで泣けます。

  

事実を尊重し、後から調べると二度美味しいストーリー

 ウマ娘のレース結果は、事実を尊重した結果になっています。あとから調べると、こんなドラマが実際にもあったのかと驚かされます。

 「プロフェッショナル 仕事の流儀〜庵野秀明スペシャル〜」で、庵野秀明監督は「謎に包まれたものを喜ぶ人が少なくなってきてる」とおっしゃっていました。もう現代は「解らないもの=面白くないもの」として切り捨てられる時代が来ているということです。

 では、そんな現代でどうやって物語に深みを出しましょうか? 私はその答えの一つがウマ娘のレース結果のように思います。

 つまり、そもそも面白い題材を選び、その題材の「事実を尊重し、後から調べると二度美味しいストーリー」にするんです。

 

じゃあどうやって、面白い題材を選ぶ?

 じゃあどうやって、面白い題材を選びましょうか? 重要なのは、結局、人が興味を持たずにはいられない10のキーワードです。

【読者を惹きつける】人が興味を持たずにはいられない10のキーワード
 このキーワードを参考にしながら題材を探しましょう。

 そして私はひとつ、ウマ娘に気付かされたことがあります。それはやはり女の子かわいいはコンテンツとして強いこと。特に男くさかったコンテンツの性別を変換することで、現代に受ける作品になるんだなと感じました。思えば、咲〜Saki〜もそうでしたし、8月のシンデレラナインもそうです。

 戦国武将はよく女体化されていますね。その路線で行くなら新選組や、日露戦争なんかも素晴らしい題材になりそうですね。(FGOや艦これでもうやってるよってところですかね)

 スポーツでいくならば、相撲やラグビーは可能性があります。(相撲は大相撲令嬢がありますね!)

 また、『ウマ娘』が注目されたのは、動物の擬人化だった点もあると思います。動物は気持ちを述べることができませんから、作家によって新たな解釈をできます。そういう意味でも、競馬を題材にしたのは凄いアイデアです。馬を擬人化する点で、動物的な本能がピックアップされ、倫理的な議論も起きそうです。実際、女性を馬扱いするなんて女性軽視というコメントを見たことがあります。ウマ同士の友情や、熱いレースが泣ける作品ですので、見てみると印象は変わるとも思いますが、どうしても批判は出てしまいますね。

 冒頭にも書きましたが、賛否両論はよいアイデアの宿命です。これほどの題材は……他にあるでしょうかね。

  

まとめ(面白い題材を選ぶ5つのヒント)

 本エントリーでは『ウマ娘』を例として、面白い題材を選ぶヒントを紹介しました。
 ポイントは以下の5点です。

①人が興味を持たずにはいられない10のキーワードに着目
【読者を惹きつける】人が興味を持たずにはいられない10のキーワード
②男臭い題材を選び、女体化を上手く利用する
③動物の擬人化を利用する
④そもそも泣けるコンテンツを選ぶ
⑤「事実を尊重し、後から調べると二度美味しいストーリー」にする。

 競馬以外にこれほどの題材があるかはわかりませんが、題材探しのヒントになるかと思います。

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