腎移植を受けた人間からの激励

2019年8月28日

皆さま

お久しぶりです。
杞優橙佳です。

しばらく投稿の間隔が空いてしまい
申し訳ありません。

何があったのか、
多少なりともこのHPを見てくださっている
方々にお伝えしたく、
こうして記事を書かせていただいています。

私はスノーボード中の事故で
腰の骨を粉砕骨折した腰ボロSEとして
これまでブログを書かせていただきましたが、
実はこの怪我とは別に、
もうひとつ持病を持っていました。

それは腎臓病です。

これは15歳の時に発症し
もう20年の付き合いになります。

あまり自覚症状もなく、
創作活動も継続して行えていたのですが
この数ヶ月の間でいよいよ
体調が悪化しまして、
人工透析が必要な状態となりました。

人工透析中は週3日間、
18時から3時間、
左腕を人工腎臓につなぎ
ベッドにはりつけになる日々が
続きました。

食事制限も厳しく、
1日の塩分、たんぱく、カリウム、カロリーに
気をつけながら献立を考えるという、
それだけで他に何もできなくなるような
辛い日々が続きました。

頭もどうもボーッとして、
創作活動もうまく進まず、
なんとか生きている状態を保っていました。

それでも何かを創りたいという思いは
あったのですが、
こんな僕に何ができるのだろう?
という不安があり自信を喪失していました。

けれど私が幸運だったのは、
父がドナーになると言ってくれて、
腎移植をすることができたことです。
(世の中には腎移植をしたくてもできない方が
大勢いらっしゃる中、大変幸運だと思います)

そしてこの8月に腎移植を実施、無事に成功し
先日ようやくに退院し以後自宅療養という
状態になることができました。

もちろん腎移植はメリットばかりでなく
時間通りの服薬や、血圧体温の管理、
手洗いうがい、人ごみを避けるなど、
感染症や拒絶反応を起こさぬための
努力を今後一生続ける必要があります。
(特に術後半年は要注意です)

それでも頭の中は透析中と
全く違うくらい透き通っていますし、
食べてはいけないものはあるものの、
食事制限も緩くなり、食べたいものを
食べることができるようになりました。

腎移植前にお医者様から、
腎移植のQoL(クオリティオブライフ)は
透析と比べても高いと説明されたのですが
高いなんてものでは
言葉足らずじゃないかと思うほど、
QoLが改善しました。
(それまでギリギリのところで頑張ってきた
ということなのかもしれませんが)

ですので余計に思うことがあるのです。
父にもらったこの腎臓を、
本当に大事にしなければならないなと。

私はどちらかというと不精な人間で、
部屋の掃除もほとんどせず、
洗濯も週1回まとめて行えばいいや、
歯磨きも面倒なときはたまにサボる
くらい適当な人間でした。

また、これまでギターのように
習い事を始めては辞め、
始めては辞めを繰り返すような
根気のない男でした。

そんな不精で適当で根気のない人間でも
この腎臓を維持するのだけは
本気でやりたいと感じました。

慣れないことをするのは
いつだって大変です。

今もわずかに薬を飲む時間が
遅れることがあります。

その都度自分に苛立ちながら、どうすれば
時間通りに薬を飲めるのか考えて
薬入れの箱を工夫したり、
携帯のアラームを爆音でならすように
したりして、努力をしています。

不器用で馬鹿なので、
失敗しながらしか学べません。
それでも少しずつ前に進めるよう
頑張っていきたいんです。

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命は、儚い。

私は一度人工透析をした状態から
腎移植を行なったことで、
死にかけの状態から
一気に人並みの状態へ
回復することができました。

この経験は健康がいかにかけがえのないものか、
そしていかに気づかぬうちに失っていくものか
を気づかせてくれました。

腎臓病という病気は
少しずつ悪くなっていく病ですから
100の元気があったところから、
じわじわと元気を失い、
10しか元気のない状態になっていたとき
それが自分の中で当たり前になっているので、
自分では、どれだけ元気を失っていたのか
わからないんですね。

それが腎移植をすると、
10だった元気が
一気に80くらいまで戻ります。

すると今までの自分は
もはや死にかけに近い状態だったことに
気づくのです。

『死にかけていることに、
自分では気づけないんだ』

そして命の大事さを強く噛み締めました。
元気であるというだけで
ポジティブになれますし、
1年後2年後に結果が出ればいいやと
努力することもできます。
(体調が悪いと、
早く結果を出さないとと焦り、
短絡的に物事を考えてしまいます。
結果何事も続かないんです)

※それでも腎臓病に侵されながらも沢山の電子書籍を出版できてきた自分を、褒めてあげたいと思っています。

いま健康なみなさんは、
本当にその健康を大事になさってください。
健康は次第に失っていき、
失ったときには、
こんなはずじゃなかったのにと
思うことすらなく、
行動できないことが
当たり前になってしまいます。
失ってからでは遅いんです。

私はこれから、
腎移植をした腰ボロSEとして、
日々感じたことを
発信していきます。

入院中に出来上がったプロットも沢山
ありますから、それも形にしていきます。
Xceedの活動も、
もっと盛り上げていけるように
頑張りたいと思います。

これを読んでくださっている皆さん、
皆さんもいまご自分がやりたいと
思っていること、ぜひやりましょう!

元気であることは宝物です。
活力のあるうちに動き、
何事も形にしましょう!

何度も言います。
失ってからでは遅いんです。
後でやろうはいつかできなくなってます。
健康を失えば、
何事もやる気力を失いますから。

活力のあるときに行動できる方こそが、
何かを掴める方だと信じています。

僕も頑張りますので、
一緒に頑張っていきましょう!

拙い言葉でしたが、
腎移植をした腰ボロSEからでした。
(腎移植をした患者のことをレシピエントと言うそうです。腰ボロレシピエントに名前を変えようかしら。またご意見いただけたら幸いです)

最後まで読んでくださり
ありがとうございました。

それでは皆さん、
今後ともよろしくお願いします!

●杞優橙佳の作品一覧

https://www.amazon.co.jp/杞優橙佳/e/B07TY74CFZ

ここまで読んで頂きありがとうございました。
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