望むな。望まずただ努力しろ。そうすれば全ては手に入る

2019年9月4日

こんにちは。
杞優橙佳です。

この8月に腎移植を行なったことはすでにお伝えしました。

それで多くのお世話になった方々に、この事実を伝えるかどうか?を考えました。

もちろん結論は最初から決まっていました。

お世話になった方々全員にお声がけして、このことを伝えようと。

それで僕はFacebookに腎移植のことを書くことを考え、周りの人たちにFacebookで友達になってくれませんか?と言ってまわりました。

もう7年もFacebookを更新していない奴がです。突然Facebookの話を持ち出して、皆困惑されたと思います。

それでもほとんどの方は快く引き受けてくれて(新たにFacebookのアカウントを作ってくれる人までいました)、いよいよFacebookに腎移植までの道のりを洗いざらい吐き出すことに決めました。

このとき伝えたかったのは3つあって、1つは腎移植を行うにあたった経緯(透析直前の死にそうな時期や、透析中のただ生かされているだけの日々なども語りました)、もう1つはこれまで病気をひた隠しにしてきて申し訳なかったということ(親友にすら僕は病気のことを打ち明けたことはありません、ただ普通であろうとしました)、そして最後は今まで普通に接してくれてありがとうということでした(仕事もプライベートも眩しいほど充実し、今の自分に誇りを持てていることを伝えました)。

この3つを書いたら引かれるかな…少し僕は思いながらFacebookに記事を投稿しました。そうしたらとてつもなく多くの方から、温かいメッセージをいただき、イイネも沢山もらいました。

僕はやっぱり、正直に生きることが何よりも大事なんだと思いました。

これから先も、例えば世間の同調圧力が自分を襲ってきたとしても、自分の思いを絶対に貫き通したいと考えました。

こういう少々狂った人間ですから、沢山の奇作が生み出されるのでしょうね。僕の作品ははっきり言って時代に同調していないと思います。
けれどそれで構わないんです。

誰かに評価されることを望めば、それは他人軸で生きることになるでしょう。
僕が今まで生きてきて築いた人生哲学に、下記があります。

『望むな。望まずただ努力しろ。そうすれば全ては手に入る』

※望むという行為はどこか他人をコントロールしようという意志から発生するもの。そうではなく自分のコントロールできるところだけに目を向ければ、いずれ事はなるという意。

望むという行為は誰かに認められることを前提にしています。けれどそんな時代はもう古い。日本が飛翔するためには周囲の小さなコミュニティで受け入れられたいという同調圧力から離れることが大事です。

それは商業的な成功とはかけはなれた行為ですが、日本を救うためにはそういう視点で戦うほかないと考えています。

僕は日本の小説やアニメに可能性を感じていますから、似たような設定の作品が溢れることに危機感を感じています。自分自身という何よりも独特な感性を活かさない物語など、いずれAIでも書けるようになるでしょう。他人に同調し、共感されたいということはロボットになるのと同義だと考えています。一番AIが作りやすい物語ですからね。

日本人の視野が狭くなったのは、個人主義のせいだと僕は考えています。個人主義が謳われ、何事も自己責任だという時代になり、じゃあなんとか自分は稼がないとと周囲を見て、周囲に受け入れられる作品をみんな書こうとしている。

個人主義なのに、実際は他人に支配されて生きているんです。これを二律背反の状態に陥っていると言うと思いますが、そういう面白い状況が起きているんですね。

ただ、本当にそんな時代をみんな望んでいるのか?

想像力というのは自由に羽ばたいてこそ意味があるのではないでしょうか。あなたの伝えたいテーマを、他人に嫌われても思い切りぶつけて、形にするのが楽しいのではないでしょうか。

僕はそれを心がけてずっとやってます。

10年後になるか20年後になるかわかりませんが、自分の心を中心として創り出すものは、終わることがありません。

最終的に生き残っているのは僕のように自分の心だけをみて想像している人間だと予言しておきましょう。

同調圧力に屈するな。
自分の気持ちに正直になれ。

それが僕の一番伝えたいことです。
それをサポートできるような作品を作ろうとしているのが僕の作品です(これについては別エントリーでさらに熱く語りましょう)。

それでは、最後まで読んでくださりありがとうございました。

ここまで読んで頂きありがとうございました。
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