いま、小説書くのをやめたいと思っている人へ
杞優橙佳です。
10月頃から、自分の小説が面白くない、小説を書くのを止めたい。筆が乗らない。モチベーションがあがらない。といったツイートをよく目にしました。
これからどうすればいいのか悩んでいる。続けるべきか悩んでいる。といったツイートも目にしました。
これは、そういった悩みを持たれている方へのエントリーです。
4ヶ月だけ待ってみてください
まず、あなたにお伝えしたいのは、4ヶ月ほど待ってみてほしいと言うことです。
理由は、あなたのやる気が削がれている原因が、単に冬だからという可能性があるためです。
冬は、「冬季うつ」=ウィンターブルーを呼ぶ
冬になると時々気分がどんよりしてしまい、仕事やご飯、外出すらも面倒になってしまう。自己肯定感できなくなって鬱々とした気分になってしまう。
「冬季うつ」、別名ウィンターブルーになると、こういった症状が見られます。
この症状の原因は、日照時間が少なくなることです。人の体は太陽光を浴びることで、脳内でセロトニンというホルモンが作られ、睡眠や心地よさや幸福といった精神を安定させる作用があるそうです。冬場は日照時間が少なく、このセロトニンが分泌されにくい。だから天気がどんよりし始める10、11月ごろから3月近くまで、「冬季うつ」になる人が出てきます。
※プレジデントによれば、日本人の10人に1人はウインターブルーだそうです。
ここで質問です。あなたがやる気をなくしたのは、10月くらいからではありませんか? だとすると、あなたがやる気を失い、人生に迷っているのは、単に冬だからという可能性が高いです。4ヶ月待って日照時間が増えると、再び前向きな気持ちが戻ってくるはずです。
重大な決断をするのは、それからでも十分間に合います。
THE「冬季うつ」
私は子供の頃からずっと感じていたことがありました。
冬なんてなくなればいいのに、と。
冬が待ち遠しかったのは、スノーボードに明け暮れていた2013−2015年だけです。それ以外の年は、寒くなるとやる気がなくなり、何でだろうな?と疑問に思う日々でした。
もしかして、冬が原因なのか?と感じたのは、フィリピンへインターンシップにいったときです。実際いったのは10月〜11月くらいだったと思います。
そこで感じたのは、気分がめちゃくちゃいいぞということ。陽気になれるし、幸せ満タンな感じ。いま思えば南国で太陽光を浴びてセロトニンが大量放出されていたのでしょうね。
なにせ私はこのときに確信しました。
やる気がでないのは、冬が全て悪い。
例えば、私が昨年から今年にかけて、このブログへ投稿した記事の数は下記のとおりです。
- 2020年11月 (5)
- 2020年10月 (16)
- 2020年9月 (24)
- 2020年8月 (27)
- 2020年7月 (17)
- 2020年6月 (2)
- 2020年5月 (7)
- 2020年4月 (12)
- 2020年3月 (12)
- 2020年1月 (9)
- 2019年11月 (7)
- 2019年10月 (30)
- 2019年9月 (18)
- 2019年8月 (2)
- 2019年7月 (2)
- 2019年6月 (14)
- 2019年5月 (1)
目に見えて冬が少ない……2019年12月から2020年2月まではほぼお休みです。
ブログに記事を書くというのは、モチベーションが高くないとできない作業ですから、冬場にゼロだったのは「冬季うつ」が原因でモチベーションが下がったためでしょう。わかりやすいですね。
※今年もそろそろ冬季うつの季節なので、更新が滞るかもしれません笑
ですが冬季うつが原因だとわかれば、卑下する必要はありません。最近ですと、冬場は本業を精一杯頑張り、新しいことにあまり取り組まず、健康で過ごせればそれでいい……と開き直っています。
それでも冬場に頑張りたい人へ
冬季うつが原因だから、冬場頑張れなくても仕方ない……とはいうものの、10月から翌年の2月までって、5ヶ月もあります。1年のうちの4割です。その期間頑張らなかったら、冬場も頑張っている人たちに差をつけられちゃう!
その危惧、わかります。
実際、冬場に強い人は、ものすごく有利だと思います。特にクリエイターとして。普通の仕事でしたら、もらった作業をこなしていれば冬場も乗り切れますが、創作って自己肯定感がないとできませんから。
※例えば北国の人が、沖縄に住んでたら大成していたかもしれません。北国は少ない日光でもセロトニン分泌できるように進化している可能性もありますが。
では、冬場に頑張るにはどうすればよいか。大きく2点です。
対策①日光を浴びる
→日照時間が冬季うつの原因だとすると、根本解決は日光を浴びるしかないですね。日の呼吸とかいいながら、太陽の下で深呼吸するといいかもしれません。そのために朝、早起きしたり、外で運動するといいようです。
対策②食生活
→鶏胸肉・豚赤身・鮭・まぐろ赤身・納豆・枝豆・牛乳・チーズ・バナナがいいそうです。鶏鍋、ぶたしゃぶ、鮭・まぐろ刺し身などを食べて乗り切ってみようかな。
セロトニンは、食べ物の中に含まれる必須アミノ酸の一種「トリプトファン」から作られます。トリプトファンは体内で生成できないので、食事から摂らなければなりません。
https://www.health-check.jp/feature/topics/health_up/201811.html
トリプトファンが多いおすすめ食材としては、鶏胸肉・豚赤身・鮭・まぐろ赤身・納豆・枝豆・牛乳・チーズ・バナナなどがあります。
まとめ
いま、小説書くのをやめたいと思っている人へ向けて、4ヶ月だけ待ってみてくださいというエントリーでした。冬季うつの影響は本当に大きいです。自然には勝てねぇ……と受け入れるのも一つの手かなと私は思います。
また、自己肯定感がないと創作はできないと話をしましたが、インプットは冬場でもできますね。冬場だからこそ素材集め、プロットづくりに力を入れるのも良いと思います。
プロットを書くのが億劫な人でもできる、燃え尽きないプロットの書き方2点
それから、自己肯定感がなくてもできる練習として、模写があります。模写した作品を小説投稿サイトへ投稿するようなことがあってはいけませんが、本当は表現の練習として、本の書き写しなどをしたほうが良いです。
冬場は創造的作業を止めて、夏場に花開くための土台づくりに精を出すのも、「冬季うつ」を自覚した上での戦い方かもしれません。
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