読書感想文の書き方〜誰でも書ける読書感想文テンプレート解説〜

2023年7月29日

 本エントリーでは読書感想文の書き方について書いていきます。

 読書感想文とは、本を読んだあとで、心に浮かんだ情景や感じた気持ちを文章にするものです。私たちにとっては夏休みの宿題でおなじみですね。

 今回はネットで話題となっていた読書感想文テンプレートを紹介します。読書感想文が苦手な小学校一年生から中学生や高校生、その親御さんの役に立つはずです。穴埋めするだけで簡単に読書感想文を書くことができますよ。

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読書感想文テンプレート

 ネットで話題となっていた読書感想文テンプレートは以下のとおりです。小学生向けの内容ですが、このテンプレートは本質をついていて、中学校、高校でも活用できます。主な段落は3つで構成されており、はじめ、なか、おわりの3つで構成されます。

https://twitter.com/kajime_yaki/status/1682946093187997696?s=20

はじめの段落

 はじめの段落には「読んだ本の名前→本を選んだ理由→本のあらすじ」を書きます。あらすじにはいわゆる5W1Hの情報が含まれます。主人公たるWhoの紹介と、その人がなぜ何をしたのかを含めます。

具体的な書き方

 わたしは「(本の名前)」という本を読みました。

 この本を選んだのは、この本だ「(選んだ理由)」だからです。

 この本は「(だれ)」が主人公の物語です。「(だれ)」「(どのような)」人です。そして「(だれ)」は、「(どのような理由)」「(どのような体験)」をします。

 

なかの段落

 なかの段落には「心に残ったところ→それまでの物語の流れ→感想→そう思った理由」を書きます。このとき重要なポイントは「感想」にあります。つまり「感想」を先に決めておいてから、それに向けて他のセクションを書くことが重要です。中心の「感想’を先に決めておくことで、前後との整合性が取れるためです。

 感想自体はシンプルに喜怒哀楽から選んでも良いですし、私の提唱する悔しい、気持ちいい、切ない、美しいの感情四元論を使っても良いでしょう。「この物語は〇〇」、「この本は〇〇」と本を評する書き方にするほうが高崇な感じが出ますが、単に「〇〇と思いました」と書いて良いです。その後になぜなら〜と根拠を説明しているので、幼稚な文章にはならないためです。

 

 文芸評論家の矢野利裕さんは、読書感想文を書くのが苦手な生徒は、経験したあらゆる感情を言葉にしようとして、その不可能性の前に立ちすくんでいると書きました。感想をシンプルに「楽しかった」などの一つの感情でまとめておいて、文章を書くことは読書感想文の初心者にとって、やりやすくなるポイントです。

矢野利裕さんは「あらかじめ自分のなかにあるものを「自由に書きなさい」という指示の仕方は、親切のようでいてそれほど親切ではない。」と言ってて。だから自分が生徒に夏休みの感想文を課題として出した時は「結論は「楽しくも切なかった」にしろ」と指示を出したとか。結論から逆算して文章書け、と

 

 

 読書感想文の長さに応じて「そう思った理由」は膨らませていきましょう。「そう思った理由」だけで長さが足りない場合は、根拠となるエピソードを載せるといいでしょう。冒頭で紹介した画像には載っていませんが、根拠エピソードの書き方も以下に紹介します。

具体的な書き方

 わたしがこの本を読んで、いちばん心に残ったところは、「(だれ)」「(どうした)」ところです。わたしはこの部分を読んで「(感想)」と思いました。

展開パターン1.

 なぜなら、わたしにも「(だれ)」と同じような体験をしたことがあり、そのときに「(どのような思い)」をしたからです。具体的には、わたしは「(どのような)」体験をしたときに「(どうした)」ため、「(どのような思い)」を感じました。だから「(感想)」と思ったのです。

展開パターン2.

 なぜなら、もしわたしが「(だれ)」と同じような立場だったらと考えると、「(どのような思い)」だろうと思うからです。具体的には、もしわたしが「(どのような)」体験をしたときなら「(どうした)」だろうし、「(どのような思い)」を感じるでしょう。だから「(感想)」と思ったのです。

 

おわりの段落

 おわりの段落には「本を読んで学んだこと→どのように生かしていくか」を書きます。学んだことはなかの段落の感想とリンクさせるとよいでしょう。本を読んでポジティブな気持ちになったのであれば、この本の主人公のようになりたいと書く、本を読んでネガティブな気持ちになったのであれば、そうならないようにしたいと書くと、前向きに見えますね。

 私個人的には、このおわりが読書感想文の肝だと感じます。学んだことを今後にどう生かしていくのかを言語化することは、社会人になっても使えるスキルですので、身につけて損はないですね。

具体的な書き方

 わたしはこの本から「(どのようなこと)」を学びました。これから「(どうしたい)」と思います。

まとめ

 本エントリーでは読書感想文の書き方について書きました。

 読書感想文の書き方がテンプレート化されていることについて、考える力を奪うといった批判もあります。しかし私はこういったノウハウはどんどん無料で公開すればいいじゃない?と感じます。

 子供時代、夏休みの宿題の読書感想文が書けなかったせいで、文章嫌いになるのはもったいないからです。

 大人は一度テンプレートを知ったら学ばなくなるけれど、子供はテンプレートをチューニングしたりして遊ぶものですから、大人の考え方で否定するのは違うかなと感じます。こうしたテンプレートを使ってでも書ける体験を得られるのは良いことでしょう。

 ぜひテンプレートを活用して、読書感想文を書いてみてくださいね。

ここまで読んで頂きありがとうございました。
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