執筆は8割?遺伝子がどのくらい才能を決めるか

環境ではなく遺伝子がどのくらい才能を決めるかという話題が盛り上がっていました。
具体的な調査結果として、以下のことがわかっているそうです。

・調査では、能力、性格といった様々な形質は、親から受け継いだ「遺伝要因」と、生活や教育といった「環境要因」の両方の影響を調査した。
・慶応大学文学部教授(教育学)で、ふたご行動発達研究センター長の安藤寿康さんの研究。
・身長9割以上。体重も9割が遺伝子
・音楽は9割以上、運動や執筆は8割以上が遺伝子
・美術は5割程度が遺伝子

https://dot.asahi.com/aera/2019072400072.html

個人的には眉唾な調査結果だと感じますが、ある程度は傾向が見えているのでしょう。
しかし私は、この研究結果を理由に、遺伝だからといって夢を簡単にあきらめる人が増えてほしくないと感じます。

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1万時間の法則を信じたい

私は1万時間の法則を信じたいです。1万時間の法則とは、マルコム・グラッドウェル氏が、ベストセラー『Outliers』において、成功へのマジックナンバーとして紹介したものです。

一流と二流を分けるのは練習時間で、10,000時間を越えるかどうかで分かれるという研究結果です。
もちろん、この法則が近年、否定されていることを知っています。しかしいい方向に否定されているのです。1万時間は、エリートたちが練習に費やした時間の平均であり、1万時間よりもずっと少ない練習時間でその道を究めた人もいるという話です。

つまり、量より質という移行はありつつも、練習時間をかけることで二流から一流になれるという物語は続いています。

私はこの一万時間の法則(1日1時間であれば約28年、1日3時間であれば約9年間、1日8時間であれば約3年半かけて一流になるという法則)を信じたいですし、自分自身の社会人生活を鑑みると、実感を持って信じられる話だと感じています。

 

才能ですべてが決まるとしたら格差は固定する

才能ですべてが決まるとしたら、格差は固定します。それこそ自分がいま不幸なのは親ガチャに失敗したからだと、親を怨む子どもたちが出てくるかもしれません。
そんな世界、望ましいですか?
事実として、ある程度、遺伝子依存があるのかもしれませんけど、世間には事実と違う建前のヴェールを信じさせるのが大人の役割ではないでしょうか。

2022年には、自分の才能よりも、自分のやりたいことを望む物語(リコリス・リコイル)が大ヒットしたじゃないですか。私はリコリス・リコイルを上品な物語と表現しましたが、上品な噓をみんなで肯定していかないと、社会は苦しくなっていくばかりです。例えば婚活ひとつとっても、今の流行は、女は顔、男は金……そりゃ事実かもしれませんが、上品なヴェールで包みたいです。

才能や遺伝ですべてが決まるのではなく、努力でいくらでも逆転できるという雰囲気をつくりだすのが、メディアの役割だと感じます(どのみちメディアは忖度やスポンサー向けの嘘をもっているのですから、真実を告げることは仕事にせず、規範を生み出すことを仕事にすれば?……という物語を書こうとしてます 笑。もしくは才能の見つけ方を同時に発信すべきでしょう。どうせ私は……と絶望しない世の中にしていかないと苦しいです)。

 

『血筋じゃない、生き様だ』

個人的には、遺伝や親ガチャを理由として、人々の頑張る気力をそぐ風潮があることに違和感を覚えます。身の丈に合わない夢を抱くなよと警告しているのかもしれませんが、私は人の生き様は自分で決めればいいじゃんと感じます。

私の作品『境界を超えろ!』で一番伝えたかったのも、『血筋じゃない、生き様だ』ということです。
はっきりいって、主人公が特別な血をひいてる設定にした方が、人気出るに決まってます。ですが私はそうしたくなかった。主人公は知恵遅れで、母親から生まなかったらよかったといわれるような少年……そこからその身一つで、経験と知恵で世界をまとめ上げるリーダーになる様子を描きました。

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本サイトは、才能がなくても書けるようになるヒントを書いています。親ガチャや、遺伝を言い訳にせず、立ち向かえる世の中を作っていけたらいいなと、私は信じます。

※結果として無駄な努力に終わったら、人生を無駄に過ごしたことになり、タイパが悪いという話もあります。ですが、人生にタイパとか持ち込むのは、おかしいと思います。3500人の患者さんを看取った著者による『もしあと1年で人生が終わるとしたら?』という本によれば、人生の最後に「いい人生だった」というためのヒントは、以下です。自分で自分を否定せず、新しい一歩を踏み出すことはいい人生を過ごすヒントです。

 ・自分で自分を否定しないこと
 ・いくつになっても新しい一歩を踏み出すこと
 ・家族や大切な人に、心からの愛情を示すこと
 ・今日一日を大切に過ごすこと

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