絵で覚える「てにおは」解説 格助詞編
こんにちは。
杞優橙佳です。
しるどら様のこのツイートを見て、
普通の良さを普通に書けるようになりたいと強く感じました。
そこで普通の文章を書くのに必要な、
文法の勉強をし直そうと考えました。
勉強した知識が、
説明できることを目指します。
結果として読者のみなさんに役立てば幸いです。
第1弾は絵で覚える「てにおは」解説、
格助詞編です。
普通の良さを普通に書くために、
言葉の接続方法を学ぶことは大きな力となります。
さらにイラストで格助詞の雰囲気をつかむことで、
忘れにくくなる効果を狙っています。
是非参考にしてみてください。
「が」

集団のなかの1つをピックアップして指す。
・主格(主体) / A が 異世界に転生する。
・述語の対象 / Aは魔法 が 得意だ。
「を」

ただ1つだけを指す
・対象 / 頭 を 消してください。
「の」

主と対象をつなぐ。
・連体修飾格 / A の レベルがあがった。
・主格 / A の 育てた野菜。
・準体言 / そのエルフはA の 妻だ。
「で」

ある範囲を指す。
・場所 / 魔王城 で 遊ぶ。
・手段 / 鞭 で 叩く。
・材料 / 粘土 で ゴーレムを作る。
・原因 / 風魔法 で 大木が倒れた。
・範囲 / スライム で 一番強いのは私だ。
「て(って)」

主を引き合いに出す。
・引用 / A って 勇者?
「に≒へ」

ある一点を指す。
・場所 / 壁の中 に いる。
・対象 / 詠唱 に 集中する。
・時点 / 20年前 に 戻る。
・変化結果 / 女体 に なる。
場所、対象、時点については「へ」にも置き換え可能。「に」があまりに続くようならバランスを考えて「へ」を使うと良い。
「から、まで」

からは起点を、までは終点を指す。
・起点 / ダンジョン から 魔物が生まれています。
・終点、範囲 / 墓場 まで 5分です。
「と」

事象や物事を連結する。
・並列 / 魔王 と 殴り合う。 勇者 と 女騎士。
・比較 / 彼の能力 と そっくりだ。
・引用 / 誰かが「悪役令嬢だ」 と 叫んだ。
・状態 / ひっそり と 忍び込む。
「や」

単なる羅列。
・代表例示 / 賢者 や 殺し屋。
格助詞編は以上です。
お役に立てば幸いです。
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