アンデッドモンスターについて詳しく解説!

 「アンデッドモンスター」は、ファンタジー小説に「独特の世界観」を設定する際に大変重宝します。「不気味さの演出」や、「グロテスクな世界観」を表現したい場合に、これほど便利なキャラクターは他に存在しません。

 そこで本記事では、「アンデッドモンスターの特徴」はもちろん、「アンデッドモンスターの種類」について詳しく解説します。つい間違えそうになる、「霊と魂の違い」についても解説していますので、ぜひ最後までご覧ください!

アンデッドモンスターとは?

 「アンデッドモンスター」とは、生命は失われているが、死んでいるわけでもない、「生死の間にある奇妙な怪物」のことです。

 そのため、アンデッドモンスターは「肉体の有無」で2種類に大別できます。例えば「肉体を持つアンデッド」なら、ゾンビが有名です。自らの霊魂で動いている場合や、別人の怨霊で動いている場合など、設定は様々です。

 一方の「肉体を持たないアンデット」は、幽霊の類。肉体がないため、「霊魂そのものがアンデッド」ということになります。

アンデッドモンスターの種類について

 それではアンデッドモンスターの種類について紹介します。

 「肉体を持つアンデッド」と「肉体を持たないアンデッド」に分けで表を作成しましたので、順に見ていきましょう!

 ちなみに、「吸血鬼(ヴァンパイヤ)」もアンデッドモンスターの一種ですが、別記事で詳しく紹介していますので、下記の表では省略しています。

肉体を持つアンデッドの種類

 「肉体を持つアンデッド」には、ゾンビはもちろん、他にも様々な種類が存在します。

アンデッド説明
ゾンビ(Zombie)ヴードゥー教における「ゾンビ」とは、まじない師が生き返らせ、霊力で操る死人のことを言う。また、モンスターとしての「ゾンビ」は、魔術などによって腐った肉体が動いているだけのものを指す。ただし、ゾンビ映画として有名な「バイオハザード」では、薬が原因で人間が「ゾンビ化」している。つまり、作品としてのゾンビの使い方は無数にある。
スケルトン(Skeleton)人間のように動く骸骨のことを指す。元々は、レイ・ハリーハウゼンの映画「シンドバッド七回目の冒険」(1958)の動く骸骨から生まれた怪物で、歴史は浅い。自分の意思を持たない者も多いが、「ワンピース」のブルックや「パイレーツ・オブ・カリビアン」海賊たちのように、意思を持つスケルトンも創作されている。
キョンシー(僵尸)中国のミイラで、長い年月を経ても腐乱することがない。昼間は棺桶に潜み、夜になると動く。性格は狂暴で、しかも怪力。人間の首を引きちぎり、溢れる血を吸う。長い時を経たキョンシーは、空を飛ぶことができるようになるという。
グール(Ghoul)「ゴール」または「ゴリ」などとも呼ばれる。元々は「アラビアの食神鬼」のことで、死者ではなかった。グールは、生気を失った皮膚を持つ気味悪い醜い姿で描かれるが、女のグール(グーラー)は魅力的な姿をしている。そのため、間抜けな人間の男は騙されて喰われてしまうとされている。ちなみに、このグールが「アンデッド」と言う位置づけになったのは、RPG「ダンジョンズ&ドラゴンズ」でアンデッド扱いになったことが要因。ただし、日本の人気漫画である「東京喰種(とうきょうグール)」では、明らかに前者のグールがモデルになっていることからも、特にこだわる必要はない。
マミー(Mummy)エジプトのミイラのこと。日本でいう「ミイラ」と同義。ミイラの呪いは有名だが、ミイラが動いて人間を襲うというのは、1932年の映画「ミイラ再生」が始まりと言われている。ちなみにこの時点でのミイラは、包帯が体に巻き付いてはいない。
ワイト(Wight)「指輪物語」に登場する塚人(バロウ・ワイト)が出典。ゾンビはグールに比べ、腐敗が進んでおらず、比較的新鮮(?)な状態を保っている。とは言え、すでに生色を失っており、干からびた肉が、骸骨にこびりついたような姿。捕えた人間を、呪いによって冷たくし、殺してしまう。

肉体を持たないアンデッドの種類

 「肉体を持たないアンデッド」とは、つまり幽霊のことを指しますが、そのバリエーションはは様々です。

アンデッド説明
ゴースト(Ghost)いわゆる「幽霊」。ちなみに、中国における「鬼」とは、日本での「幽霊」を指す。つまり、日本の昔話に登場する「おに」とは別物。
ポルターガイスト(Poltergeist)「騒がしい霊」という意味。姿は見えないが、物が移動したり、音が発生したり、突然に発火するなど、人を悩ませる幽霊(心霊現象)を指す。
鬼火( Will o’ the wisp )死者の魂が燃えている状態を指す。日本の墓地で、浮遊する青白い炎のこと。イギリスでは、ウィル・オ・ザ・ウィスプと言う。沼地の上で輝き、人を引きつけては沼に沈めるとされる。
レイス(Wraith)これも幽霊を表す言葉。しかし、エンタテインメント作品などでは、ゴーストとは別に、「実体を持たないモンスター」として扱われることが多く、人間を攻撃できる。また、レイスは設定として、「魔法の武器で倒すことが可能」とされるパターンが多い。
怨霊恨みを晴らそうとする霊、あるいは、非業の死を遂げた人の霊を指す。恨みが晴れた後、しかるべくお祀りすることで、「怨霊」ではなく、「御霊」となって、神様になる。

霊と魂の違いについて

 それでは、つい混同しがちになる、「霊と魂の違い」についても触れておきましょう。霊と魂の違いとは、「物質的な部分を含まるか否か」で判断することができます。

 まず「霊」と言う言葉は、「人間の非物質的な部分」にだけ使われます。つまり、「人間は霊を持っている」ことになり、「人間の肉体そのものは霊ではない」と言えるのです。

 一方、「魂」と言う言葉は、非物質的な部分だけでなく、「物質的な部分も含めて」使われています。つまり、「人は魂を持っている」のではなく、「人が魂」なのです。言い換えるなら、「魂」とは「いのち」を指します。

 これを知ったからと言って、ファンタジー小説の世界観設定においてそれほど大した変化は起こらないでしょう。ただし、知らないで間違った使い方をすると、せっかくの世界観を台無しにし、読者の信頼を失いかねません。仮に「魂」と言う言葉は使用しない場合でも、知識として把握しておきましょう。

まとめ

 今回はアンデッドモンスターについて紹介しました。

 内容を簡単にまとめると以下の通りです。

  • アンデッドモンスターは、「生死の間」にある奇妙な怪物を指す
  • アンデッドモンスターは、「肉体の有無」で2種類に分かれる
  • 霊と魂の違いは、「物質的な部分を含めるか否か」で判断できる

 アンデッドモンスターについて詳しく知っておくことで、ファンタジー小説の世界観設定の幅が広がり、読者への信頼にも繋がります。本記事を利用し、ぜひ魅力溢れるなファンタジー小説を作りましょう!

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