面白い小説の書き方 | 意識すべきたった3つのコツ

2022年3月2日

 どうせ小説を書くなら、「あの人の物語は面白い!」そんな評価をもらえるようになってみたいものですよね。面白い物語にはコツがあります。意識すべきはたった3つ。誰でも簡単に物語を面白くできるコツをご紹介していきます。

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「ドキドキハラハラ」が面白い!

 人が面白いと感じることなんて、人それぞれで違うのでは?と思うことなかれ。そこにはある共通したメカニズムがあります。それは「ドキドキハラハラする」ということ、これが意識すべき一つ目のコツです。人によりジャンルは違えど、ドキドキハラハラした時、人の脳内では「幸せホルモン」が分泌され、人は面白いと感じる状態になります。

 ではどのような物語であれば「ドキドキハラハラ」させられるのか。それにはストーリーに「不完全」と「気付き」という要素が欠かせません。

「不完全さと気付き」が人をやみつきにさせる

 例えばミステリー小説を思い浮かべてみてください。何らかの未解決事件、不可思議な事件など、人の興味を誘う不完全さを最初に提示することで、読んでみようかなという気にさせます。

 そして、ドキドキハラハラを繰り返し、最終的には全編にわたるトリックをひとつずつ回収していき、「気付き」を得ることで満足感がUPします。ミステリーが人をやみつきにさせるのは、ストーリーにこの「不完全さと気付き」という2つのスパイスが効いている、これが2つ目のコツです。

 さらに「不完全さと気付き」のスパイス効果をより上げるには、実はキャラクター設定がとても大切です。読者がキャラクターに入りこめなければ、いくら「不完全さと気付き」を用意したところで、ストーリー自体を楽しむことができないからです。

 キャラクターを描く上でのおすすめは、「自分がなりたかった、けどなれなかった人生を描くこと」。そうすることでキャラクターの目的や生き方がより鮮明になり、ひいては作者への共感を呼び、作者買いにつながる。キャラクター設定を確実なものとして、始めて「不完全さと気付き」というスパイスが効くようになります。

キャラクターに与えるべき「障壁」

 ではいかにして「不完全なスタートと気付きのゴール」というストーリーの中、キャラクターを面白い形で最後まで走らせるのか。これが3つ目に意識したいコツ「障壁を与えること」です。キャラクターに障壁を与えることで、容易に目的を達成することができなくなります。それを「乗り越える」ところに読者は「ドキドキハラハラ」して物語が面白くなるというわけです。

 「障壁」には2つ種類があります。心の葛藤などの「内的障壁」や、ライバルの出現などの「外的障壁」です。どちらかキャラクターに合った障壁を入れ込み、いかに乗り越えるかという描写を増やします。つまりキャラクターに「頑張らせる」ことがポイントです。

まとめ

 人に物語を面白い!と感じさせるために意識したいことはたった3つ。「不完全さと気付き」というストーリーの中で、「障壁を与え」て、読者を「ドキドキハラハラさせる」ことです。

 これからより面白い物語を書きたければ、この3つの描写をぜひ入れ込んでみてください。きっと「面白い!」の言葉が引き出せますよ。ぜひお試しください!

ここまで読んで頂きありがとうございました。
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