創作ネタ | 「小説家になろう」の長文タイトル賛成?反対?

2020年9月18日

  ひとつ前の記事で、「長文タイトルのつけ方講座」を書きました。

なろうの長文タイトルつけ方講座

 じゃあ、結局なろうで流行りの長文タイトルに賛成か?反対か?
 それについて書いてみます。なろうってブログに近いなって切り口から、割り切って長文タイトルに挑戦してみるのもよいかもしれません。その理由を書きます。

実はブログ記事のタイトルに近い

 実はなろうの長文タイトルって、ブログ記事と似たところがあるのですよね。つまり、タイトルでクリックさせるための動機づけをするということです。

 例えば下記のタイトルを見たら、ついクリックしたくなりませんか?

正社員は必ず印鑑を作るルールがある会社にインド出身のマドハヴァディティア君(仮名)が内定→ルールを撤廃しよう!と活気付く→その結果

 これを起承転に分解するとこうなります。

起:「正社員は必ず印鑑を作るルールがある会社
承:インド出身のマドハヴァディティア君(仮名)が内定※ハンコにするには長すぎる名前
転:ルールを撤廃しよう!と活気付く

 ここまで書かれたら結はだいたい2択ですよね。ハンコができるかできないか。気になる〜ということでクリックしちゃいます。

 このように、起承転を書いて内容を読者に想像させ、結末を知りたいと思わせる……。ブログなどでもタイトルを付けるときに意識されることです。

 なろうの長文タイトルって、ブログ記事と似ているのかもしれません。

小説家になろう=まとめサイト?、作品=ブログ記事?

 ここまで書いて私が思ったのは

・小説家になろう=まとめサイト
・作品=ブログ記事

 なのではないかということ。

 ブログの記事も、無限にあるWebページから自分のサイトを見つけてもらおうと試行錯誤してつけるものです。小説家になろうで、作品を見つけてほしいという気持ちも同じじゃないでしょうか。

・小説家になろう=SSまとめサイト
・作品=ブログ記事

 だとするならば、長文タイトルで読者の気を引くスキルも……小説家になろうでは必要なのかもしれないと感じました。

長文タイトル賛成?反対?

 この記事を書くにあたり、私も自分の作品のタイトルを、長文タイトルにしてみました。

『自分のせいで弟を亡くした少年は国王選挙に負けたが、境界を超えて世界の王になる』

 なろうでは『46話目に死ぬアイン・スタンスライン』というタイトルで書いていました。電子書籍ではずっと『境界を超えろ!』としてタイトルを付けてきました。

 長文タイトルを書いてみた感想ですが、長く書くと、何をする作品なのかが具体的になり、わかりやすくなりました。

「〜が」を入れるために、私の作品はどこが「転」なんだろうと考えるきっかけにもなりました。長文タイトルも悪くない……そんな印象を受けます。

 長文タイトルがかっこ悪いと思う人も多いかと存じます。

 私も最初そう考えていました。ですが一度やってみることで、違った見方ができました。つまり、かっこ悪いという長文タイトルは、そもそもカッコいいタイトル付けの基本がわかっていないのではないかと言うことです。

 なろうの長文タイトルつけ方講座で書いたとおり、長文タイトルには起承転まで含めるのが良いと思います。

 イメージですが、かっこ悪いのは起だけしか書いてないとか(『トラックに跳ねられて異世界に転生した俺、14歳』とか)……起承しか書いてないとか(『追放貴族の俺が世界最強のチート能力を授けられた件』とか)……結まで書いてしまっているとか(『視力に全振りした俺は視力検査で50.0のスコアを出して魔王にスカウトされたが、近づいた勇者がぼやけて一撃のもとにやられた』とか)、そういうタイトルのような気がします。面白いけどさ笑

 もちろん人気が出てきたら短い、文学的なタイトルに変更するのは有りだと思います。

 割り切って、小説家になろう=まとめサイト、作品=ブログ記事なら、目につくタイトルにするのもありかななんて考えて、長文タイトルに挑戦してみるのもよいかもしれません。

ここまで読んで頂きありがとうございました。
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