ユーモアを与える「誇張法」とは?ひとめで読者を惹きつける技を学ぼう
小説を書いていると「つまらないと思われていないだろうか・・・」と自信がなくなることがありませんか?それはあなたが読者を惹きつける確実な技を知らないからかもしれません。文章にユーモアを与える技を使えば、ひとめで読者を惹きつけられます!ここでは「誇張法」とは何か、なぜ入れるのか?使う際に気をつけるポイントをご紹介します。
誇張法とは
簡単に説明してしまうと、「大げさな表現方法」のことです。大げさに表現することで文章に面白味を加え、語り手の気持ちを強調します。
以下、簡単な具体例です。
・猫の額ほどの土地
・死ぬほど食べた
・服なら腐るほどある
・ノミの心臓
猫の額ほどの小さな場所はそもそも「土地」と呼ばないだろうし、死ぬか生きるかのレベルまで本当に食べたわけではないでしょう。その本質は、客観的には「偽」だが主観的には「真」であるところ。どれも語り手の心理としては理解・共感できる表現というものです。
また「比喩」と誇張法には密接な関係があり、誇張法の多くが「比喩」の形をとります。「猫の額ほどの」「ノミの」などがその例です。
なぜ誇張法を入れるのか?
ではなぜこういった技が必要だと思いますか?ユーモアのない文章を延々と読まされることを想像してみてください。それはまさに「息継ぎなしの水泳」を強制されているようなもの。「息苦しい」だけで、他には何も感じません。
少しだけ軽妙な印象とリズムのあるユーモアを挟むことで、読者をリラックスさせ、自然と腹の底から面白さが感じられる状態にさせる効果があります。
またイメージしやすく、記憶に残りやすいため、読者がより興味をもってくれるという効果も期待できます。
誇張法を使う際のポイントとは?
誇張法を使う際に気をつけたいポイントは、ユーモアを入れすぎて、キャラクターの気持ちと乖離する表現を書かないようにすることです。
なぜなら誇張法は、「現実」と「語り手の心情」とのギャップが生みだすユーモアだから。「現実と語り手の心情」のつかず離れずの絶妙な距離感が大切なため、過剰な表現で距離を保てなくなっては元も子もありません。
表現でウソをついても、心にウソをつかないこと。それを肝に銘じて、ほどほどのユーモアを採用していきましょう。
まとめ
自分の小説の面白さにいまいち自信がもてないあなたも、大げさな表現方法である「誇張法」を使うことで、確実に読者の心を惹きつけられる小説を書けるようになります。
大切なことは、表現は大げさにするけれど、決して語り手の心を見失うほどの使い方をしないこと。絶妙な量のユーモアを適所に投入することで、読者に楽に呼吸をさせリラックスした状態にさせたり、小説に興味をもたせやすいという効果があります。ぜひ参考にしてみてください!
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