小説投稿サイトで【収益を得る!】マネタイズ別おすすめサイトを紹介
ひと昔前までは「出版社からの書籍化」だけが小説家の生きる道、そしてそれは大変狭き門。しかし時代は変わりました。今や「小説投稿サイト」で小説家も収益を得られる時代です。どうせ書くなら1円でも収益を得たい。そんなあなたのために、小説投稿サイトのマネタイズの仕組みとおすすめサイトをご紹介します。この記事を読めば「小説の収益化」が現実味を帯びてきます!
広告収入型システム
スポンサー企業からの広告費をもとに運営するタイプの投稿サイトで、収入の一部を投稿した小説のPV数に合わせて投稿者に還元するというものです。作品を有料にしなくても企業の広告収入の一部から作者は収入が得られるというものです。
・カクヨム
大手出版社のKADOKAWAが運営しているカクヨムには、カクヨムリワードと呼ばれるポイント制度があります。投稿した作品に広告が表示されるとそのPV数によってアドスコアが記録され、翌月アドスコアに応じたカクヨムリワードが獲得できます。3,000円分に相当する3,000リワード以上で現金との交換が可能です。
このアドスコアからカクヨムリワードへの変換レートは常に一定ではなく、インターネット広告の単価がオークションにより変動するため、変換レートも変動します。
・アルファポリス
カクヨムと同じく株式会社アルファポリスという出版社が運営しているサイトで、こちらも24h.ポイントと呼ばれる独自のポイント制度があり、作品のPV数によってポイントが付与される仕組みです。
広告の収益が投稿者に100%分配されると運営側は謳っており、1スコア1円分としてAmazonギフト券、iTuneギフト券または楽天銀行に現金振込が可能です。
⇒※カクヨム、アルファポリスについて詳しく知りたい方は、こちら!
投げ銭型システム
前章で紹介しました「広告収入型」システムは、運営会社に余力がある場合にしか成り立ちません。なぜかというとそもそもPV数が多くない投稿サイトは広告収入でサイト運営費用をまかなうのが精一杯で、投稿者にまで収益を分配する力がないからです。
そんな中、広告収入以外の方法で収益が上がるのが「投げ銭型システム」です。読者からの反応が大きいほど収益が得られますので、頑張って読者を見方にさえつければ収入が増えるという、ある意味「現実的な選択肢」ともいえます。
・ノベルアップ+
株式会社ホビージャパンが運営するサイトで、「読んで」・「応援して」・「みんなで育てる」をコンセプトにするノベルアップ+では、「読者」の「応援」が書き手の収益に深く影響する仕組みが採用されています。
ノベルアップ+では、2種類のポイントがあります。1つは応援ポイントで、読者が毎日ログインするだけで無料で与えられるポイントを作者に投げるものです。しかしこちらはスタンプやコメントと同じ意味合いのもので、残念ながら作者の収入にはなりません。
もう1つはノベラポイント(貢献ポイント)で、読者が有料で購入するため、作者の収入になるものです。1,000ポイント以上で現金との交換が可能です。ノベルアップ+の最大の魅力は、他の投稿サイトよりお客様の反応を感じやすく、モチベーションアップにつながるという点です。モチベーションアップし、読者を惹きつける作品を作ることで収益アップにも繋がります。
⇒※ノベルアップ+について詳しく知りたい方は、こちら!
原稿料型システム
広告収入でもなく、投げ銭システムだけでもない、「有料コンテンツ」の採用による収入の一部を作者に還元するという新しいマネタイズを利用したシステムです。
・Novelism(ノベリズム)
株式会社YANNが運営するサイトで、「契約作品」という名の有料コンテンツを設けることで、その収益の一部を作者に還元しています。また従来の「投げ銭システム」も採用しており、読者からの評価がポイントとなって、現金もしくは自身のポイントに変換することも可能です。
この「契約作品」については、自ら手を挙げて「契約」してもらえるわけではなく、運営側から選ばれた作品のみになりますが、原稿料の比率は「書籍の印税より高い」と運営側が謳うほどで、また皆勤賞システムなどのボーナスもあるため「収益が高い」と評判です。
まとめ
小説投稿サイトのマネタイズは「広告収入型」「投げ銭システム型」「原稿料システム型」の3種類です。小説を読まれただけでもPVによって収益を得られる「広告収入型」はありがたいシステムですし、読者を惹きつけることが収益アップにつながる「投げ銭システム」は努力次第で収入がアップする現実的なシステムです。それに加え新たに生まれた「原稿料システム」は、現実味もありながら収益が高いと評判です。複数サイトでの重複投稿は禁止されていません(※サイトによって条件はあり)ので、マネタイズ別に使い分けて収益をあげるのも1つの手です。小説の収益化を実現する日は着々と近づいていますよ!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません