2022年「現実で解決できていないあのテーマ」総括

2022年12月31日

 みなさんにとって2022年はどのような年だったでしょうか。

 良い出来事も悪い出来事もあったかと想いますが、私にとっては「されど罪人は竜と踊る」の浅井ラボ先生が9月11日に投稿された「敵に現実で解決できていないテーマを背負わせるのが、21世紀のスタート地点である」という言葉で総括できる1年でした。

「敵に現実で解決できていないテーマを背負わせると、主人公がふわっと反論しかできず、レスバ負けする」という話を見かけるが、そこが21世紀、2000年代のスタート地点です。創作者、頑張りなはれ。

現実の政策や科学技術や医療で解決できていることを、創作で分かりきった答え合わせをする必要はあまりない。むしろ現実で解決できていない複雑さや不条理をそのままや変換して切りだしてもいいし、答えがないという答えを提示してもいいし、主人公が血みどろで苦悩する姿を示すだけでもいい。

創作物中で解決も反論もできず、また結論が間違っていてすら、いいと思います。

 作家を目指す方であれば、何かしら書きたいテーマを持って/書いているうちにテーマが生まれているかと思います。私にとっていまのテーマは「権力との戦い方」です。

 そして2022年は様々な権力との戦い方があった1年でした。

 

北京五輪・スノーボード男子ハーフパイプ 平野歩夢2本目採点

 2022年2月11日、スノーボードの男子ハーフパイプ決勝が行われました。

 平野選手の2回目のジャンプ。「トリプルコーク1440」をはじめ、1440を3度も入れる史上最高難度のルーティン。完璧に決めたように見えましたが、点は予想外に伸びず91.75点。スコッティ・ジェームズ(オーストラリア)よりも低い点数となりました。

 競技後に平野選手は「点数は納得いっていなかったけど、怒りが自分の中でうまく表現できた」と振り返り、3回目のジャンプで2回目を上回る最高の演技を披露。96.00点で日本スノーボード史上初の金メダルを獲得しました。

 まず最初に権力との戦い方を見せてくれたのは、平野選手です。2回目のジャッジは世界中がなぜ?と疑問をいだいた低評価でした。「採点競技」というのは演技が素晴らしくてもジャッジの判断一つで勝ちも負けもします。今回のオリンピックでも、アジア人に金メダルはとらせないという人種差別的な判断もあったのではないかと感じます。

 しかし平野選手は、競技の権力者であるジャッジに対して、より完ぺきな演技で戦ってみせました。2回目のジャンプで91.75という指標を出してしまい、かつ世界中から疑問の声を受けたジャッジは、96.00点という点数を出さざるを得なくなりました。

 

AV新法のスピード施行

 2022年6月15日、国会で「AV出演被害防止・救済法(AV新法)」が可決・成立し、同月23日付でスピード施行されました。施行後2年以内に再検討を行い、その結果に基づいて必要な措置を講ずる(附則4条)とされていますが、どうなるかはわかりません。

  主に定められたルールは契約書の締結・締結時の説明義務、撮影時期(契約後1か月を経過した後)・作品公表時期の制限(全撮影が終了してから4か月を経過した後でなければ公表できない)、出演者の任意解除権・差止請求権などです。

 

 AV新法の制定は、権力との戦い方……というより、権力者側の戦い方を教えてくれた一件でした。この法律は僅か3ヶ月程度の密室での検討と、衆議院参議院でたった1日の会議で作成されたもので、しかも現在のAV業界の現場からヒアリングもしないで作られた法律でした。2022年4月1日に成人年齢が引き下げられたことで、18,19歳の若者を守るために急遽つくった……というのがスピード施行の理由です。

 私がこの出来事で感じたのは、社会的に悪・恥ずかしいものを規制する動きを止める難しさです。

 セクシー女優がテレビに出るような時代になったとはいえ、自由にAVを取る権利を守らせてくれと反論するのも難しいですよね。

 ですので権力者が物事を規制したいときの王道パターンは以下の2ステップでしょう。
1.まず社会的に悪・恥ずかしいと周知する。
2.悪・恥ずかしいものを規制する

 そういう意味で、可愛い女の子のイラストに対しても規制の手は伸びかけています。

 2022年4月4日『日本経済新聞』全国版の「月曜日のたわわ」全面広告、2022年12月の「雀魂(じゃんたま)」&「咲-Saki-全国編」のコラボ・ポスター。性的な表現として悪・恥ずかしいものとして認知させたい人たちがいるように思います。

 

 AV新法によって、規制されたAV業界がどうなったかも少し触れておきます。現場を知らない人たちの作り出した「正義の法」が当事者を助けているのか、は引き続き検討が必要だと感じます。

 2022年6月23日に施行されたAV新法は商用だけでなく同人にも適用されるようになった。これにより契約から1ヶ月間の撮影が禁止され、すべての撮影終了から4ヶ月間の公表が禁止となったため、すぐに「成果」が欲しい人たちには都合が悪い。出演者の権利を守るために新法で定められた義務なのに、スピーディな成果を求める人たちが集まりやすい業界としては、遵守しづらい。

 この新法については、現役女優へのヒアリングがないまま検討は3か月、審議はわずか1日と拙速にすぎるとの批判が当初からあり、有名女優などからも「懸念」の声が多数上がっていた。そして、結局は、現実にそぐわぬ規制のために、悪質な制作者のもとへ出演希望女性がみずから集まってしまったのではないか、というのが業界関係者の見立てだ。
(中略)

 ごく一部の人々を除けば、自ら進んでこうした映像作品に出演する人たちには、結局は恵まれない環境に置かれていたり、やむを得ない理由がある場合がほとんどだ。貧すれば鈍するではないが、時間も金もあり、相談できる家族や友人が身近にいないと、何等かの理由で追い込まれた個人の判断力は確実に鈍る。そんな状況に置かれた人々を救済する手段の拡充こそが、おそらく唯一の解決策であろう。だが、そうした建設的な議論よりも、一方的な封じ込めが優先されたことで、このような現状を呼び込んだようにも見える。やはりこの新法は、様々な権利を侵害する非適正作品を取り締まるという、本来の目的を達成するには不備があるのではないかと言わざるを得ない。

 こうして今も新たな被害者を生み出し続け、被害は拡大し続けている。極めて難しい問題ではあるが、新法の中身を実態に沿ったものに改良していくなどの措置は必須だろう。そうでないと、女性を助けるための新法が、被害を地下に潜らせてしまい、より救済し難い女性を生み出し続けることにもなりかねない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a0be33c59fed502481fbd75d7758af9b685976f2?page=3

 

安倍元首相襲撃事件

 安倍晋三元首相(67)銃撃事件は2022年7月8日、奈良市で参院選の街頭演説中だった安倍氏が、同市内に住む無職の山上徹也容疑者(事件当時41歳)に手製の拳銃で撃たれて死亡した事件である。首相経験者が銃撃されて死亡した事件は戦後では例がない。多くの聴衆の前で白昼、要人が狙われた事件だったこともあり、国内外に大きな衝撃が広がった。

(中略)

 事件を受け、奈良県警は奈良西署に捜査本部を設置して事件の解明に乗り出した。捜査関係者によると、山上容疑者は動機について、特定の宗教団体の名前を挙げ、「母親が団体にのめり込んで破産した。安倍氏が、この団体を国内で広めたと思って恨んでいた」などと供述したという。

 この宗教団体は韓国発祥の世界平和統一家庭連合(旧統一教会、日本では2015年に名称変更)。山上容疑者は、母親が宗教団体に少なくとも約1億円を献金して破産し、家庭が崩壊したとした上で、当初は団体の最高幹部を襲撃しようとしたものの接触が難しかったことから、団体と関わりがあると思った安倍氏を狙ったという趣旨の供述をしている。

 奈良地検は7月22日、山上容疑者の事件当時の精神状況を調べるため鑑定留置を奈良地裁に請求し、地裁は同日付で認めた。留置期間は11月29日までの約4カ月間。

https://mainichi.jp/articles/20220802/osg/00m/04人0/001000d#03

※なお、山上容疑者の鑑定留置については当初の期限11月29日を過ぎても終わらず、2023年2月6日までとなりました。地検は延長の理由を「捜査上の必要」とし、詳細は明らかにしていません。

 日本で元首相が殺害される事件が起きました。私にとって衝撃でした。この事件が日本のターニングポイントにもなるように思えて、以下の記事を書きなぐったくらいです。

 大きな物語のはじまりか、小さな物語のひとつにすぎないのか

 2022年が終わる今になって思うのは、山上容疑者は統一教会という巨大な権力に対して、理知と暴力で戦ったのだということです。

 暴力が一番有効に働くよう下調べをして、日本で最も力を持っていた元総理を殺害する……。あとからTwitterやネットの書き込みが見つかると想定して、理路騒然と統一教会に対する憎しみを書き綴る。……頭のいい人が暴力を使うときが一番恐ろしいと改めて感じました。

 もちろん安倍元総理殺害は許されることではありません。ですが7月8日の事件以来、統一教会の悪事は暴かれ、統一教会と関わりのある政治家は糾弾されて辞任していっています。

  

イーロンマスクのTwitter買収と大量リストラ

 2022年11月に起きたのが、イーロンマスク氏によるTwitter買収と、社員の1/3、5000人にも上る大量リストラでした。

 このリストラはTwitterの日本支部でも起きていて、270人中200人がリストラされたと言われています。

 イーロンマスク氏によれば、買収の目的は「自由な言論の場」の確立とのこと。 Twitterの恣意的なトレンド操作の是正、不当・不透明なアカウント凍結・シャドウバン(強制非表示)といった問題へも対応すると言っていました。

 実際、日本でもTwitter社員大量リストラの後から、タイムラインに変化が見られました。

イーロン・マスクのTwitter大ナタで思わず表に出たキラキラIT系外資の「裏側」とは 
11/12(土) 6:03配信 

 自身の表現と同好の士の間での告知を行っていたにすぎないイラストレーターやコスプレイヤーが、優先的に手動でシャドウバンされていたことも明らかになっています。 

 これらも、特定のTwitter社員が目視し手動でバンをしていたことなどから、マスクさんの新体制では、かなり早期にシャドウバンの仕組みを撤回する方針の実施と共に、不透明で不利なバンは現在は解除されています。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/50859a76f3dbba9867665df34a49be264606ccc2?page=

 どうやらキラキラ系の意識高い社員により、サブカル系のコンテンツなどが非表示にされ、一方でポリコレなどを取り上げた記事が多く表示される仕組みになっていたようです。

 イーロンマスク氏の母国であるアメリカでは、トランプvsバイデンの大統領選のころなど、もっと情報操作が酷かったでしょう。

 イーロンマスク氏は情報操作をおこなっている権力者側に対して、資金で戦いを挑んだと言うことです。

 そしてこのイーロンマスク氏による外圧は、日本を変えつつあります。日本の権力者によるシャドウバンを防ぎ、一般人が権力と戦える下地を作ってくれたからです。

 

悪名は無名に勝る……が通用しなくなった

へずまりゅうは年内でSNS卒業、ゆたぼんは再生回数伸び悩んで…2022年YouTuberたちの明暗

 迷惑系Youtuberとして名をあげた へずまりゅう氏はSNSで稼げなくなったことを表明しました。個人的に、へずまりゅう氏の行動には賛同できませんが、お金に対する嗅覚のするどさは一目置いています。そのへずまりゅう氏がSNSを引退したという話は、非常に興味深いです。

 へずまりゅう氏やゆたぼん氏が使っている、アンチを煽って再生数を稼ぐ手法は、2020年に大流行しました。コロナが流行して、自由な行動を制限された時期です。自分のやりたいことを、自分のやりたいようにやる人に注目が集まりました。その中で悪名は無名にまさる、を地で行って有名になったのが、へずまりゅう氏やゆたぼん氏です。

 しかしフィーバータイムは2年で切れたようです。この出来事からの学びは、権力と戦うにしても義務やルールは疎かにしちゃいけないということでしょうか。大義名分がなければ人はついてこないと、「鎌倉殿の13人」で源頼朝が言っていました。

 ゆたぼん氏はもとは大義名分があって評価されていたのですが、学校を変える活動に向かわなかったので、支持を得ることが難しくなっています。

 なんとなく、ゆたぽん氏はチェンソーマンのデンジと被ります。次のステージに格闘技を選んだのも、愛してほしいという心のモヤモヤを、エロいことしたいとしか表現できないデンジみたいです。チェンソーマンのデンジのように成長していくのか、彼の行く末が気になります。

(1/1追記。へずまりゅう氏、すぐ復活しましたね。けれど稼げなくなったは嘘じゃないと感じています)

 

Colabo事件

 フェミニストとしても知られる活動家の仁藤夢乃さんが代表理事を務める一般社団法人「Colabo」が、東京都からの委託事業や交付金を受け取っていながら、都などに報告する活動計算書ほかの書面に不適切な仕訳の支払いがあることが発覚した。

 暇空茜さんという元ゲーム開発者が、東京都などに情報開示請求を行って次々とネット上に公開。これらの事象への意見論評として「貧困ビジネス」とか「(被害女性を匿う場所が)タコ部屋」などと記述したため、仁藤夢乃さん側が名誉毀損であるとして、弁護士7名と賛同人多数を集めて東京地裁に提訴すると発表したことで大騒ぎとなった。

(中略)

■本当の問題A:東京都が若年被害女性の支援を目的とした委託事業で、Colaboなど4団体に提示した業務内容がそもそも不明確で、事業報告も雑であって、結果的にザル同然の税金つかみ取りになってしまっていた。しかも、類似の福祉事案で同じようななあなあの委託や助成が行われている可能性がある。

■本当の問題B:一連の政策を決定している厚生労働省の審議会に、実際の活動を担うColaboの仁藤夢乃さんなど業務当事者が混ざっている。それどころか、審議会中に当事者である仁藤さんが堂々と予算を増やすよう要請しており、完全な利益相反になっていて客観的で公平な審議になっていない。

https://bunshun.jp/articles/-/59413

 2022年12月に権力との戦い方を見せてくれたのは、暇空茜さんでした。

 まず敵の説明です、未成年の女性支援というのは、現代の正義なんですよね。そして社会正義はお金になります。この現代の正義を掲げて団体を作り、政府の公金をとってきて、そのお金をまともに管理せず(領収書もなし、打ち合わせ議事録もなし、関係ない飲食や旅費まで経費にするなど)に好き勝手に使ったというのが1つの問題です。

 また、この団体のリーダーは元AKB48の仁藤萌乃の姉、仁藤夢乃さん。有名人です。この方は政府の政策決定にも口を出しており、自分の団体だけが公金を得られるようなスキームづくりをしたのが第2の問題です。

 それを暇空茜さんが指摘したら、一大弁護団を構成してリーガルハラスメントだ、誹謗中傷だと非難してきました。

 ここで暇空茜さんがとった権力との戦い方は、2022年の総括と言ってよいかもしれません。暇空茜さんは法とエンタメの力で権力と立ち向かいました。訴訟をエンタメ化して味方をつくり、カンパを募って資金武装をし、徹底抗戦をおこないました。

 その結果、勝率0.3%しかない住民監査請求に勝利したのです。

 これに対して暇空茜さんの意見も痛烈です。それじゃあ住民監査請求ってただのポーズじゃんという、ね。権力への戦い方を知らなかったら、簡単に握りつぶされていた。それを暇空茜さんとそれを応援した(楽しんだ)人々はもぎ取った。

 それにしても暇空さんのクリーンかつ法律に則った戦い方は見ごたえがありました。

 税金をつかった補助金ビジネスは、「阻止しても阻止した人に得はない」上に、補助金ビジネスをする側は「得られる利益が大きいので今回の弁護団のようなパワープレイが可能」という、権力者側に都合の良い構造になっています。つまり、 どんなにおかしいと思っても個人で立ち向かうことが難しかった……しかし暇空さんは今回、Noteなどで収益化、エンタメ化して戦いきりました。

 こぴーらいたー風倉さんも以下のツイートの流れで書かれていますが、『とにかく「注目させる」ことが、成功率を高めること及び、身を守ることにも繋がるので、それを戦略化してる。』この戦い方は今後の権力との戦い方になるかもしれません。
※これは一般市民の希望になるでしょうか。想定される最強の敵……法をいきなり変えてくるような敵が出てこない限りは。

 敵との戦いのエンタメ化。新しい時代の始まりです。全ての作家は要メモです。

 

篠田麻里子不倫騒動

篠田は2019年、知り合って4ヶ月、交際わずか「0日」で3歳年下の一般男性とのスピード婚を発表した。

当時は家事や育児を分担する「理想の夫婦」と言われ、自身のYouTubeチャンネル「篠田麻里子ん家」でも娘を顔出しし、夫も時々登場してよきママぶり、円満家庭ぶりをアピールしていた。

そんなイメージがきっかけとなり、2021年には「ベストマザー賞」を受賞。YouTubeでも篠田夫婦は「たびたび家事分担に関して喧嘩をした」などとほんわかエピソードを告白していたが、のちに篠田が妻子ある実業家の30代男性と交際していたことが発覚してしまった。

https://www.mag2.com/p/news/562359

 「ここに至るまで私が発言を控えていたのは、家族のためを思ってのことでした。まだ幼い娘の将来や、夫との今後の関係などを踏まえると、不用意に発言をするべきではないと考えていました」と今回発言に至った経緯をつづりました。

 そのうえで「多くのマスコミの方から取材オファーを頂いておりますが、すべてお断りさせていただいたのも同じ理由からです。ですが、ひとつだけはっきりとお伝えします。私が不倫したという事実はありません。今後、私が法廷に立つことになっても、そう主張していきます」と断言しました。

https://news.tv-asahi.co.jp/news_geinou/articles/000281636.html

 現代で最強の存在、それは国民的アイドルの女性です。少し弱音を吐けば数万のファンが味方となって敵を倒します。しかもAKB48の神セブンのひとり……篠田麻里子様ともなれば、日本最強クラスの権力者です。

 その権力者の不倫疑惑に対する、一般男性・夫の戦い方もまた興味深かったです。篠田麻里子が先手を打つ前に、証拠を押さえて、冷静かつ論理的に問い詰める様子を音声データに残し、それをSNSに流すことで、権力者の感情的な戦い(お気持ち表明と、同情を集める行為)を封じました。

 この戦いは2022年末に始まったばかりですが、少なくとも一般男性側がこうしなければ、篠田麻里子の寂しかった!によって多くの同情票が集まり、一般男性側は泣き寝入りするしかなかったはずです。

 一般男性の暴露を受けて、篠田麻里子様のお友達の強強女子たちが、一般男性キモい、女々しい、頭おかしい、怖い、一般男性のくせに、と口撃を仕掛け始めているようです。中学生のいじめみたいです……。一般男性がどうなるか、権力者に戦いを挑んだ末路を見守っていきたいと思います。リアルの人間面白すぎるでしょう……。

 

まとめ

 2022年は様々な権力との戦い方が見られた1年でした。

 私の好きな本にプラトンの「国家」があります。この本は2000年以上前に書かれた本ですが、すでに民主主義崩壊までのパターンが書かれています。民主主義を崩壊させるのは「自由」であるという理論です。民主主義崩壊までの道のりは下記です。

1.民主主義における善は「自由」だが、「自由」への過度のほかを顧みない欲求が民主主義を崩壊させる。
2.つまり、誰でも何でも好きなことをしてよく、好きなように生きられるとき、社会のあらゆるところに無政府状態が起こる(今回取り上げた迷惑系YoutuberやColaboのような)。
3.人々は無政府主義者を疎ましく思う。そして無政府主義者たちを倒そうとする独裁者が生まれてくる。
4.最終的に民主主義は崩壊して独裁政治が生まれる。

 2020年ごろ、迷惑系Youtuberが流行り始めた頃、無政府主義者のようなひとが増えてしまったら、日本の行く末やばいなと感じました。しかし時代の流れは変わりつつあります。感情的にルールを破るのではなく、理知的に法に則って相手を倒す……それをエンタメとして楽しめる下地がでてきました。
 独裁者に煽られて無政府主義者と闘うのではなく、法に則って闘うことで民主主義の崩壊は遅らせられるのではないか?と感じています。上の例で言うところの3.で独裁者が出てくる前に、法の力で悪の根を立っていくことが大事。

 仕組みが悪い、〇〇が悪いと、他責を感情的に訴えて権力者に取り入り、ゲタを履かせてもらえる時代は過ぎつつあります。感情ではなく確かな知識と実力が重要視され、他の凡人は「まああいつは天才だから仕方ないか、楽しませてくれるからいいや」という時代がくれば、実力のある若者にとっては楽しいんじゃないかな。上の世代は叩かれる対象にならないよう、アップデートし続ける必要が出てきて、良い循環が生まれると思います。

 以上になります。2022年はありがとうございました。2023年も良い年になりますように。

ここまで読んで頂きありがとうございました。
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