『内容と表現』の2ステップでワンランク上の文章に!

2020年1月4日




こんにちは。
杞優橙佳です。

お正月休みに本をたくさん読みました。

文芸小説だけではなく、歴史小説や、宗教史、哲学史、死生観についての本など、時間のあるときにしか読めない本をいくつか読みました。

そうしてひとつ感じたことがあります。

それは、文章は『内容と表現』でできている、ということです。

あたり前のことかもしれませんが、文章を書く人間として、この事実を改めて直視する必要があると思いました。

内容+表現=小説

具体例をあげましょう。
『私はあなたを愛している。身分は関係ない』
これは内容をそのまま文章にしたものです。
説明文と言ってもいいかもしれません。

内容をそのままに表現を変えてみましょう。

「うるせえよ。
 お前が好きで好きでたまらねえんだよ。
 いつまでも一緒にいたいんだよ。
 だから家柄がどうとか、そんなの関係ねえんだ」

これだと途端に小説っぽくなったりします。

でも言ってる内容は
『私はあなたを愛している。身分は関係ない』
と変わらないですよね。

別の例をあげましょう。
『私は明日死にます。一緒にいましょう』
この内容をそのままに、表現を変えてみましょう。

「私、明日はもうこの夕日が見られないの。
 だから一人にしないで。最後まで手を握ってて」

これだと小説のシーンぽいですよね。
なぜでしょう。

小説っぽい文章を書く2ステップ

ポイントは内容をそのまま書かないことです。

例えばひとつ目の例であれば、「私はあなたを愛している」を、「お前が好きで好きでたまらねえんだよ」と言い換えています。

愛を1段下(?)の概念である好きと言い換え、好きの中に収まらないと書くことで、上位概念の愛を想起させているわけですね。

2つ目の例でも、「明日死にます」を「明日はもうこの夕日が見られない」に置き換えています。明日も必ず発生するイベントが見られないということで、死を想起させているわけです。

つまり伝えたい内容がまずあって、それを表現によって歪曲して伝えることで、小説の文章は出来上がっているわけですね。

まとめると、重要なのは次の2ステップです。
①内容を書く。
内容と別の言葉で同じ意味の文章を書く。

これを心がけるだけで文章がぐっと小説っぽくなります。

『内容と表現』は文章の両輪

『内容と表現』は文章の両輪です。

良い文章を書くためには表現を充実させるだけではなく、内容も充実させる必要があるということですね。

このお正月は、文芸小説や歴史小説、もちろんがWeb小説から文章力を吸収し、宗教史、哲学史、死生観についての本から内容を吸収することができました。皆さんも是非『内容と表現』を充足させるような執筆ライフを送ってみてくださいね。

ここまで読んで頂きありがとうございました。
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