人の変わる瞬間の美しさ【スリーコードレゾナンス】
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また、もうお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、新刊「リーダーシップと紙とペン スリーコードレゾナンス」を出版しました。
スリーコードとは音楽における最も基本的な3つのコードのことです。
- トニック(C)…最も安定したコード。コード進行はトニックで終わるのが基本形。
- ドミナント(G)…不安定なコードであり、トニックへ進行しやすい。
- サブドミナント(F)…やや不安定なコード。トニックにもドミナントへも進行しやすい。
そしてレゾナンスとは共鳴のこと。
つまりスリーコードレゾナンスとは、3つのコードの共鳴を意味します。
さて、スリーコードレゾナンスと名付けたこの物語の主人公は、カリスマと天才の側に生きる1人の凡人です。カリスマほどの視座もなく、天才ほどの要領の良さもない。そんな凡人に、身に余る力を与えようとする龍が現れるところから、物語は動き出します。
この物語はJust the you areやLet it beを称賛する物語ではありません。つまり、ありのままでいいよという優しい物語ではないのです。凡人が天才やカリスマと肩を並べて過ごすには、変わることが必要だと書いたつもりです。そしてその変化は、一度起きてしまえば二度と前に戻れない変化となります。視座(物事を認識するときの立場)の段階を上がっていく、人間としての成長を物語で表現しました。
私は常々考えています。リーダーは仮面をかぶらなければなりません。メンバーと表面的に仲良くしながら、頭の中では使える人間と使えない人間を判別して付き合い方を変えていく、それがリーダーというものです。ですから上に立つほど、下の人間から嫌われる覚悟が必要です。心を通わせる関係性を望むべきではありません。孤独を覚悟すること、それこそがリーダーの持つべき1つの資質だと考えます。
この物語を、メンバーからリーダーとなった若い人に捧げます。孤独を覚悟し、孤独と付き合った先に、新しい未来が見えてきます。新しい仲間との出会いも必ずあります。認めてくれる人が必ずいます。私も体験したそれを、この物語を通して疑似体験していただければ嬉しいです。
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