5-whyとは?上手な使い方を紹介します【リアルチート】

2021年6月20日




 この「夢を叶えるためのリアルチート」シリーズでは、私が出会い、感動したフレームワークを紹介していきます。本エントリーでは、目の前の問題の原因を突き止める「5-why」を紹介します。

 

5-whyとは

 5-whyとは、ある問題に関して、その問題を引き起こした要因(『なぜ』)を提示し、さらにその要因を引き起こした要因(『なぜ』)の深堀りを繰り返すことにより、問題の真の原因を追求する手法です。

 もとはトヨタ自動車の改善から生まれた手法で、生産現場の品質向上やミスの再発防止のために使われてきました。日本発の手法であり、Kaizenは海外でも普及しました。

 

5-whyの使い方

① 最初に問題を提示します(複数の問題が絡み合っている場合、なぜ?を繰り返すうちに横道にそれやすいです。ですので『〇〇を✗✗したときに△△という問題ある』と問題を具体化しておくと良いでしょう)
② ①で提示された問題に、『なぜ✗✗ではだめなのか?』と問いかけます。
③ ②に対して、『なぜなら✗✗したときに△△という問題がある。だから□□をする』と回答します。
④ ③で回答のあった『□□』に対して『なぜ□□するのか?』を問いかけます。
⑤ 『なぜなら□□したときに△△という問題がある。だから凸凸をする』
⑥ ②〜⑤を繰り返し、なぜならこういう問題があるを深堀りします。

 なぜ?に対してなぜなら〜と論理的に繋がる回答をすることがポイントです。

 私の作品では、下記のように5-whyを展開しました。
 故郷エルゴルのアカデミーではなく、隣国オースティアのアカデミーに進学するという主人公アインに対して、友人ウェールズはこう問いかけます。

「何故、エルゴルのアカデミーではダメなのだ」
「なぜなら」
 アインは指を立てて答えた。
「エルゴルのアカデミーは娯楽だから。エルゴルで政治を動かせるのは、格闘大会で一番となった人間だけだ。俺は世界を変えられる場所で戦いたい。だからオースティアにいく」
「2つ目の何故を問おう。何故、オースティアなのだ」
「なぜならオースティアは後天的な努力を認める国だから。あの国はアカデミーの主席が、閥徒……国政を担う政治家に推薦される仕組みがある」

 

5-whyを回すポイント

 5-why(5つのなぜ)と謳っていますが、必ずしもなぜを5回繰り返す必要はありません。目的は問題の真の原因にたどり着くことですので、これ以上深堀りできないと思えば、そこでやめて構いません。
 また、「5-whyの使い方」でご紹介したとおり、「なぜ?」には「なぜなら〜」と回答するとともに「だから何何をする(した)」と行動を述べると良いでしょう。

 例えば、なぜ「コタツにミカンがあるのか?」と言わて、「ミカンがあるから」と答えられては、その後の深堀りが進みません。ですが「ミカンを持ってきたから」と理由を述べれば、その後「なぜ、ミカンを持ってきたのか?」と質問を展開することができます。

 つまり、「なぜ?」は主体的な動作の深堀りにしか使えません。5-whyは人の行動の理由を深堀りする手法なのです。品質管理の場で生まれたのは必然ですね。

 

5-whyの使い方

 5-whyは人の行動の理由を深堀りする手法です。
 つまり、小説執筆においてもキャラクターの動機の深堀りに活用できます。

 主人公がヒロインを助ける理由を5-whyで深堀りしたり、ライバルが主人公と敵対する理由を5-whyで深堀りしたりすることで、キャラクターの動機に深みをもたらすことができます。

 

まとめ

 5-whyは人の行動の理由を深堀りする手法です。

 私は著作の中で、故郷の村に縛り付けられた主人公が、変化を嫌う村人の行動に5-whyを行い、行動の真の原因を突き詰め、「紛れもない、魔法からの世界解放」を引き起こす様子を描きました。

 学校でも家族でも、会社でも、5-whyを行ってなぜ?を突き詰めることで、それぞれの世界に「魔法からの世界解放」を起こすことができるのではないでしょうか。

 境界を超えろ!にはこういった「夢を叶えるためのリアルチート」のエッセンスがあらゆる場所に散りばめられています。ぜひ購入して読んでみてくださいね。

ここまで読んで頂きありがとうございました。
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