プロット・ストーリー構成の教科書|小説の「骨格」を作る全技法

「書きたいものはある。でもプロットが作れない」
「途中までは書けるのに、後半グダグダになる」

それ、構成の問題です。

物語には骨格(プロット)があります。
骨格がしっかりしていれば、多少文章が荒くても物語は成立する。逆に骨格が弱いと、どれだけ美文を書いても読者は離脱します。

このページでは、プロット・構成に関する37本の記事を体系的に整理しました。
古典の物語論から実践的なプロット作成法まで、あなたの「構成力」を鍛えるすべてがここにあります。


kosiboro.work ― 腰ボロSEの創作ノウハウ550記事超|小説の書き方ガイド

1. 物語の「型」を知る

「型にはまりたくない」と思う気持ちは分かります。私もそうでした。
でも先に言わせてください。型を知らない人に、型を破ることはできません。

先人たちが何百年もかけて見つけた物語の骨格パターン。まずはこれを知ることが構成力の第一歩です。
起承転結、三幕構成、SAVE THE CAT——名前は違えど、どれも「人間の感情をどう動かすか」の設計図です。

小説の展開には物語の型がある?起承転結・序破急・ハリウッド式三幕を解説 ― 3大構成パターンの比較入門

感情移入できる小説の書き方〜「ハリウッド式3幕構成」〜 ― ハリウッドが発見した「感情を動かす型」

「SAVE THE CATの法則」要約解説 売れる小説テンプレート ― 全米ベストセラーの脚本術をラノベに応用

感情曲線6パターンと物語の類型12パターン ― データで見る「ウケる物語」の形

物語における期待値管理【感情曲線も活用】 ― 読者の期待を制御する構成術

【読者の満足度を高める方法】読者の期待と満足度の関係 ― 期待外れにさせないストーリー設計

【神話的円環は丸くない】ジョーゼフ・キャンベル英雄神話の基本構造 ― 神話の構造を現代小説に活かす


2. プロットの作り方

「型を知った、でも自分の物語にどう落とし込むの?」――ここからが実践です。
プロットは「完璧な設計図」ではなく「迷子にならないための地図」。
精密さよりも「まず描いてみる」ことが大事です。ここに並ぶ記事は、プロットの「描き始め方」を教えてくれます。

【プロットで悩んだらこう考えろ!】物語の「設定を決める」「展開を決める」ヒント ― プロットの取っかかりが欲しい方に

「プロット(物語地図)」を描き出すための5つの質問 ― 5つの問いに答えるだけでプロットが生まれる

プロットは小説に欠かせない!プロットの作り方2つを解説 ― まず2つの方法を覚えよう

燃え尽きないプロットの書き方2点 ― プロット段階で息切れしないコツ

【泉のようにアイデアが出る】物語の雛形3パターン紹介 ― 雛形から物語を量産する方法

小説のスケールアップを実現する、物語の3つの切り取り方 ― 物語のスケールを自在にコントロールする

【物語の書き方】部分と全体の関係で考える小説 ― 全体設計と個別シーンの関係を理解する

プロットの「つなぎ」を意識する ― シーンとシーンの接着剤

イメージラフ、ログライン、ナラティブとレシ|プロット作りのツール ― プロットを形にする具体的な道具

シナリオ論「コンセプトセンテンス」づくりの重要性 ― 一文で物語を定義する


3. 構成テクニック

型とプロットの基本を押さえたら、次は「武器」を増やす番です。
どんでん返しの仕掛け方、二項対立の使い方、短編ならではの構成法――
引き出しの数が、あなたの物語の選択肢を広げます。ここからは「知っている人だけが使える」テクニックの領域です。

予想の外し方(面白い物語づくりの1つの方程式) ― 読者の「裏をかく」構成術

続きを読みたくなる小説の書き方!ポイントは11の区切り方 ― ページをめくらせる技術

「どんでん返し」こそ先に決めたい!物語を面白くする『転』の作り方 ― 転換点を先にデザインする発想

セントラルクエスチョンと4つのエンディング ― グッドエンド?バッドエンド?結末の設計法

「テーマからつくる物語創作再入門」キャラクターとプロットとテーマの三位一体 ― テーマ・キャラ・プロットの循環構造

【短編の書き方】エンジンとシャフトで物語のテーマを伝える ― 短編ならではの構成ロジック

物語に二項対立を組み込むことで4つのエンディングを想起する ― 対立構造が物語を動かす

作家が主人公を動かす「定石」。「究極の二者択一」 ― 主人公を追い込む構成上の定石

悲劇の作り方「仕掛けられた罠」 ― 悲劇は偶然ではなく構造でつくる


4. 感情・ワクワク・カタルシス

構成の最終目的は、読者の心を動かすこと。

どれだけ精緻にプロットを組んでも、読者の感情が動かなければ「よくできた説明文」止まりです。
「感情が動く構成」の原理を知ることで、物語に命が宿ります。
切なさ、ワクワク、カタルシス──それぞれに「構造」があります。

切ない物語は3つのポイント(要素)でできている ― 切なさの方程式

ワクワクする物語とは〜ワクワクの正体を掴んだ〜 ― ワクワクの構造を言語化

梶井基次郎の「檸檬」に学ぶ、感情の変化が物語 ― 劇的な展開がなくても感情は動かせる

カタルシスが売れ行きを左右する!小説における『カタルシス』とは? ― 読後感を決定するカタルシスの正体


5. 物語論の世界

物語の構造を学問的に分析した「物語論(ナラトロジー)」。
「なんとなく面白い」を「なぜ面白いのか」に変換する学問です。

古代ギリシアのアリストテレスから始まり、ロシアのプロップ、フランスのグレマス、そしてジュネット——
数千年の知の蓄積を知ることで、あなたの構成力は理論的な裏付けを得ます。
難しそうに見えますが、当サイトでは4部作シリーズで噛み砕いて解説しています。

物語論シリーズ(全4部作)

【物語論シリーズ1】物語論の概要 ― 物語論とは何か

【物語論シリーズ2】構造主義と物語論 ― 構造主義が物語分析に与えた影響

【物語論シリーズ3】物語の構造分析 ― プロップ、グレマスの方法論

【物語論シリーズ4】物語論の完成 ― ジュネットからポストモダンへ

古典理論

哲学者アリストテレス著の『詩学』に学ぶ小説を面白くするものとは? ― 2,400年前に書かれた「面白さの原典」

詩人ホラティウスの『詩論』から学ぶ「売れる」小説に必要なものとは? ― 「教えつつ楽しませる」の古典的教え

今すぐ使える!ライトノベルでカタルシスを生む最強プロット集 ― 理論を即実践に落とし込むプロット集


🔗 関連するガイド

もっと知りたいことガイド
プロットの前にテーマ・題材を整理したい→ 入門ガイド
プロットに「生きたキャラ」を載せたい→ キャラクターの作り方大全
伏線・Xミーニングなど仕掛けを学びたい→ 物語テクニック・演出の技法集
構成はわかるが「書けない」が続く→ 創作マインドセット・習慣術

📚 この記事が含まれるガイド
ライトノベル・小説の書き方【完全ガイド】

ここまで読んで頂きありがとうございました。
プロットは「完璧」を目指すものではありません。書きながら変わるものです。
まずは「5つの質問」に答えるところから、始めてみてください。

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Posted by kosiboro