感想とは?感想を書くための【感想の書き方4STEP】も紹介!これで誰でもハードル低く感想を書けます!

2020年5月31日

「面白かった。でも、それをどう伝えればいいかわからない」「感想を書こうとすると、急に語彙力が消える」——Web小説を読んでいると、そんな経験がありませんか。

安心してください。感想は、一行でいいんです。

この記事では、感想を書くハードルを下げることを最優先にして解説します。一行から始めて、少しずつ充実させていく4ステップをお伝えします。

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感想のハードルが高く感じる理由

感想を書くのが苦手な人に聞くと、たいてい同じ理由にたどり着きます。

よくある心理実際のところ
「的外れなことを書いたら恥ずかしい」感想に正解はない。感じたことがすべて正解
「語彙力がないから上手く書けない」作者が嬉しいのは上手い文章ではなく、読んでくれた事実
「ネガティブなことしか思い浮かばない」ポジティブな部分を1つだけ見つければそれで十分
「長く書かないと失礼では?」一行でも作者は嬉しい。0文字よりも1文字のほうが無限に価値がある

感想で最も大切なのは「伝わること」であり、「上手いこと」は一切求められていません。 作者にとって、感想をもらえること自体がご褒美なのです。

ちなみに、感想とレビューの違いはこちらの記事で整理しています。感想は作者への手紙、レビューは未読者への推薦状——と覚えておくと迷いません。

感想と所感の違い——一歩踏み込むだけで変わる

ここで「感想」と「所感」の違いを知っておくと、書きやすくなります。

種類定義
感想ある物事について感じたこと「面白かった」「泣けた」「ハラハラした」
所感感想に自分の意見を加えたもの「泣けた。なぜなら、主人公の行動が昔の自分と重なったから」

感想は一言でもOK。所感はそこに「なぜ」を足したもの。たった一つの「なぜ」を加えるだけで、感想は数倍豊かになります。

最初は感想で十分です。書くことに慣れてきたら、少しずつ所感へステップアップしていきましょう。

感想の書き方4STEP

Step 1:一言で感情を書く

まずは、読み終わった直後の気持ちを一言で書いてください。難しく考えなくて大丈夫です。

• 「面白かった」

• 「泣いた」

• 「続きが気になる」

• 「好き」

これだけでも、立派な感想です。作者はこの一言だけでも嬉しいものです。ここで止めても構いません。でも、もう少し書きたくなったら次のステップに進んでください。

Step 2:「どこが」を加える

一言感想に、具体的なシーンや要素を加えます。

• 「面白かった」→ 「3章の逆転シーンが面白かった」

• 「泣いた」→ 「主人公が仲間を庇うシーンで泣いた」

• 「続きが気になる」→ 「敵の正体が明かされそうで気になる」

「どこが」を一つ加えるだけで、作者には「ちゃんと読んでくれている」と伝わります。

Step 3:「なぜ」を加える

ここが所感への分岐点です。「なぜそう感じたのか」を一文加えてみましょう。

• 「3章の逆転シーンが面白かった。伏線が回収されたとき、思わず冒頭を読み返した」

• 「主人公が仲間を庇うシーンで泣いた。自分にもそういう友人がいたことを思い出して」

• 「敵の正体が明かされそうで気になる。第2章で匂わせていた伏線が繋がるとしたら、とんでもない展開になりそう」

「なぜ」を書くと、感想が一気に生き生きとします。作者にとっても「この読者は作品のここを見てくれている」という手応えになります。

Step 4:作者への一言を添える

最後に、作者への応援やメッセージを一文添えましょう。

• 「次回の更新も楽しみにしています」

• 「素敵な作品をありがとうございます」

• 「この世界にまた戻ってきたいです」

これで完成です。4ステップを全部やると、だいたい100〜200字。十分な感想です。

もちろん、Step 1で止めても構いません。Step 2まででもいい。書ける範囲で、書ける分だけ。それが一番大切です。

書かないほうがいいこと

感想に正解はありませんが、避けたほうが良いことはあります。

避けるべきこと理由代替案
理由のない否定「つまらない」だけでは作者に改善のヒントがない「自分には合わなかった」と主語を自分にする
他作品との比較「〇〇のほうが面白い」は無意識に傷つける「〇〇が好きな自分にも刺さった」とポジティブに
展開の要望「次は〇〇してください」は感想ではなく注文「こうなったらいいなと密かに期待しています」と柔らかく
作者の私生活への言及作品と作者は別。プライバシーに踏み込まない作品内の描写に絞って書く

特に、ネガティブな感想を書くとき。「つまらない」の一言で済ませるのは、お互いにとって不毛です。もし改善点を伝えたいなら、「〇〇の場面がもう少し掘り下げられていると、もっと入り込めたかもしれません」のように、具体的かつ敬意を持った表現を心がけてみてください。

感想を書くことは「読む力」を鍛える

感想を書く行為は、実は読者自身の成長にもつながります。

「どこが面白かったか」を言語化するためには、物語の構造やキャラクターの心理を意識的に読み取る必要があります。つまり感想を書く人は、書かない人より一段深い読書体験をしているのです。

小説を書いている方なら、なおさらです。他の人の作品に感想を書くことで、「自分の作品にも足りない視点があるかもしれない」と気づくことがあります。感想を書くのは、創作者としての眼を鍛える訓練でもあるのです。

まとめ

感想の書き方4STEPをおさらいしましょう。

ステップやること
Step 1一言で感情を書く「面白かった」
Step 2「どこが」を加える「3章の逆転が面白かった」
Step 3「なぜ」を加える「伏線回収の快感で冒頭を読み返した」
Step 4作者への一言を添える「次回も楽しみにしています」

全部やらなくてもいいんです。Step 1だけでも、感想ゼロの作品に比べたら、作者にとって100倍の価値があります。

レビューとの使い分けで迷ったら、レビューの書き方テンプレートも参考にしてみてくださいね。


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