感想とは?感想を書くための【感想の書き方4STEP】も紹介!これで誰でもハードル低く感想を書けます!
「面白かった。でも、それをどう伝えればいいかわからない」「感想を書こうとすると、急に語彙力が消える」——Web小説を読んでいると、そんな経験がありませんか。
安心してください。感想は、一行でいいんです。
この記事では、感想を書くハードルを下げることを最優先にして解説します。一行から始めて、少しずつ充実させていく4ステップをお伝えします。
感想のハードルが高く感じる理由
感想を書くのが苦手な人に聞くと、たいてい同じ理由にたどり着きます。
| よくある心理 | 実際のところ |
|---|---|
| 「的外れなことを書いたら恥ずかしい」 | 感想に正解はない。感じたことがすべて正解 |
| 「語彙力がないから上手く書けない」 | 作者が嬉しいのは上手い文章ではなく、読んでくれた事実 |
| 「ネガティブなことしか思い浮かばない」 | ポジティブな部分を1つだけ見つければそれで十分 |
| 「長く書かないと失礼では?」 | 一行でも作者は嬉しい。0文字よりも1文字のほうが無限に価値がある |
感想で最も大切なのは「伝わること」であり、「上手いこと」は一切求められていません。 作者にとって、感想をもらえること自体がご褒美なのです。
ちなみに、感想とレビューの違いはこちらの記事で整理しています。感想は作者への手紙、レビューは未読者への推薦状——と覚えておくと迷いません。
感想と所感の違い——一歩踏み込むだけで変わる
ここで「感想」と「所感」の違いを知っておくと、書きやすくなります。
| 種類 | 定義 | 例 |
|---|---|---|
| 感想 | ある物事について感じたこと | 「面白かった」「泣けた」「ハラハラした」 |
| 所感 | 感想に自分の意見を加えたもの | 「泣けた。なぜなら、主人公の行動が昔の自分と重なったから」 |
感想は一言でもOK。所感はそこに「なぜ」を足したもの。たった一つの「なぜ」を加えるだけで、感想は数倍豊かになります。
最初は感想で十分です。書くことに慣れてきたら、少しずつ所感へステップアップしていきましょう。
感想の書き方4STEP
Step 1:一言で感情を書く
まずは、読み終わった直後の気持ちを一言で書いてください。難しく考えなくて大丈夫です。
• 「面白かった」
• 「泣いた」
• 「続きが気になる」
• 「好き」
これだけでも、立派な感想です。作者はこの一言だけでも嬉しいものです。ここで止めても構いません。でも、もう少し書きたくなったら次のステップに進んでください。
Step 2:「どこが」を加える
一言感想に、具体的なシーンや要素を加えます。
• 「面白かった」→ 「3章の逆転シーンが面白かった」
• 「泣いた」→ 「主人公が仲間を庇うシーンで泣いた」
• 「続きが気になる」→ 「敵の正体が明かされそうで気になる」
「どこが」を一つ加えるだけで、作者には「ちゃんと読んでくれている」と伝わります。
Step 3:「なぜ」を加える
ここが所感への分岐点です。「なぜそう感じたのか」を一文加えてみましょう。
• 「3章の逆転シーンが面白かった。伏線が回収されたとき、思わず冒頭を読み返した」
• 「主人公が仲間を庇うシーンで泣いた。自分にもそういう友人がいたことを思い出して」
• 「敵の正体が明かされそうで気になる。第2章で匂わせていた伏線が繋がるとしたら、とんでもない展開になりそう」
「なぜ」を書くと、感想が一気に生き生きとします。作者にとっても「この読者は作品のここを見てくれている」という手応えになります。
Step 4:作者への一言を添える
最後に、作者への応援やメッセージを一文添えましょう。
• 「次回の更新も楽しみにしています」
• 「素敵な作品をありがとうございます」
• 「この世界にまた戻ってきたいです」
これで完成です。4ステップを全部やると、だいたい100〜200字。十分な感想です。
もちろん、Step 1で止めても構いません。Step 2まででもいい。書ける範囲で、書ける分だけ。それが一番大切です。
書かないほうがいいこと
感想に正解はありませんが、避けたほうが良いことはあります。
| 避けるべきこと | 理由 | 代替案 |
|---|---|---|
| 理由のない否定 | 「つまらない」だけでは作者に改善のヒントがない | 「自分には合わなかった」と主語を自分にする |
| 他作品との比較 | 「〇〇のほうが面白い」は無意識に傷つける | 「〇〇が好きな自分にも刺さった」とポジティブに |
| 展開の要望 | 「次は〇〇してください」は感想ではなく注文 | 「こうなったらいいなと密かに期待しています」と柔らかく |
| 作者の私生活への言及 | 作品と作者は別。プライバシーに踏み込まない | 作品内の描写に絞って書く |
特に、ネガティブな感想を書くとき。「つまらない」の一言で済ませるのは、お互いにとって不毛です。もし改善点を伝えたいなら、「〇〇の場面がもう少し掘り下げられていると、もっと入り込めたかもしれません」のように、具体的かつ敬意を持った表現を心がけてみてください。
感想を書くことは「読む力」を鍛える
感想を書く行為は、実は読者自身の成長にもつながります。
「どこが面白かったか」を言語化するためには、物語の構造やキャラクターの心理を意識的に読み取る必要があります。つまり感想を書く人は、書かない人より一段深い読書体験をしているのです。
小説を書いている方なら、なおさらです。他の人の作品に感想を書くことで、「自分の作品にも足りない視点があるかもしれない」と気づくことがあります。感想を書くのは、創作者としての眼を鍛える訓練でもあるのです。
まとめ
感想の書き方4STEPをおさらいしましょう。
| ステップ | やること | 例 |
|---|---|---|
| Step 1 | 一言で感情を書く | 「面白かった」 |
| Step 2 | 「どこが」を加える | 「3章の逆転が面白かった」 |
| Step 3 | 「なぜ」を加える | 「伏線回収の快感で冒頭を読み返した」 |
| Step 4 | 作者への一言を添える | 「次回も楽しみにしています」 |
全部やらなくてもいいんです。Step 1だけでも、感想ゼロの作品に比べたら、作者にとって100倍の価値があります。
レビューとの使い分けで迷ったら、レビューの書き方テンプレートも参考にしてみてくださいね。
関連記事
• Web小説の感想・レビュー・読書感想文の違いと書き方|目的別ガイド





