1億円受け取るか、書籍化か。選択を迫られたら?書籍化してベストセラーを目指す方法

2022年8月20日

「1億円受け取るか、書籍化か――この選択を迫られたとき、どちらを選ぶか?」

 という話題がTwitterの小説家クラスタで話題になっていました。私のまわりでは

・1億円あれば不自由しないとわかっていても……自分は書籍化したい。
・1億円あれば自費出版で多くの人に本を届けられる。
・1億円で不労所得を手に入れて、本腰入れて執筆に向かい書籍化を目指す。
・書籍化の結果としての印税がほしいだけなので1億円あれば本は書かない。

 など、様々な意見がでてきました。

 回答をざっと見ると、正直お金の力強いな……という感覚です。実のところ人生の殆どの夢はお金があれば叶ってしまいます(形の上では)。

 反対に、1億円を選ばずに書籍化を選択する人は何を考えているのか? 私の想像ですが、自費で書籍化して本という結果を手に入れるのではなく、書籍化しませんか?と声をかけられて自分を認めてくれる人と一緒に本を作りたいという願いがあるのではないでしょうか。

 つまるところ両者の差は、

・結果さえ出ていれば誰も望んでなくたって関係ない
・誰かに望まれて結果を出したい。

 の差に思います。

 

 では、杞優橙佳自身はどうなの?というところですが、私は1億円もらうタイプです。笑 心が美しくない。ですが私の1億円をもらった後の戦略はちょっと面白いかもしれません。私が思考実験した結果をこれから紹介しますので、少しばかりお付き合いください。

 

私が1億円もらったらどうするか?

 私が1億円をもらったら、そのお金で書籍化します。しかし書籍化して終わりという自己満足は目指しません。周りからも求められる書籍化作家を目指して自費出版の戦略を練ります。

 具体的な手順はこうです。

 まず出版社に駆け込み交渉をします。最初に言うのは「本を書くので1冊1,000円で5,000部を刷ってほしい」ということです。書籍の初版発行部数は通常、出版社の規模にもよりますが、小規模出版社であれば2,000-3,000部程度、大規模出版社であれば5,000-10,000部程度が目安と言われています。つまり5,000部は大規模出版社の初版発行部数の下限にあたります。

 5,000部刷る目的は大規模出版社から販売することです。

 そしてあわせてこう伝えます。「絶対に本は売れ残らないようにします。もし売れ残ったら全て自分で買います」出版社としては悪い話ではないですよね。信じてもらえなければ銀行残高を見せて買い取れる資金があることを示しても良いでしょう。こうして5,000部を大規模出版社から販売できれば、目的はほとんど達成できます。あとは書籍化した本をベストセラーにするだけです。

 

何冊売れたらベストセラーかを考える

 本は何冊売れたらベストセラーになるのでしょうか?

 本を出版した菜、具体的に何部売れたらヒット作なのかという基準はありません。10万部、100万部という数字に達すればもちろんヒット作ですが、一般的には重版になったらヒット作となります。

 重版がかかれば、売れているんだということが人々に伝わり、話題になっている本として広く取り上げられ、多くの人が手にとってくれるはずです。雰囲気に流されて勝ってしまう人も出てくるでしょう(面白くなくても)。

 そして10万部発行された本をベストセラーと言います。とはいえ、これは出版業界の人の基準であり、そこまで売れていなくてもベストセラー認定されるようです。おそらく月間レベルで売れている本は「月間ベストセラー」として本屋に平積みされ取り上げられます。

※なお、本には発行部数と実売部数があります。「発行部数は印刷した冊数」で、「実売部数は実際に売れた冊数」となります。ベストセラーを表現するときの部というのは発行部数であることが多いようです。

 

ベストセラーをつくりだす

 ではベストセラーの作るための戦略です。大規模出版社から発行した5,000部の本が本屋に並んだら、1億円のうち500万円使ってこれらの本を買い占めます。笑

 買い占めが完了する前の時点で、月間ベストセラーになり、本屋さんでの扱いが変わるはずです。そうするとこれまで興味のなかった人たちが本を手にとってくれるようになる……と推測できます。売れているから流行においていかれないよう買う人もある程度いるでしょうからね。

 私自身は、重版がかかった後も資金の許す限り買い占めを続けます。笑

 ただ、重版後は話題性も出てきているでしょうから、読者の方が半数くらい買ってくれることを期待します。読者の方が一人も買わなくても、1億円あれば1,000円の本を10万部ベストセラーまで引き上げることができます。自分で買い占めるだけだと、超寂しいですが。笑

 どちらにせよ、読者が一部たりとも買わなくても、私は10万部のベストセラー作家となり、その印税を1000万円くらい手に入れることができるでしょう。書籍化とベストセラー作家の名誉。どちらも手に入れることができました。
(何度も言いますが超寂しいやつです。笑)

10万部ベストセラーまで目指さなければ・・・

 以上が、私が1億円もらったときの書籍化プランです。10万部のベストセラー作家になり、印税ももらえるなら悪い話ではないですね。

 しかし、ここで、ふと立ち止まってみましょう。

 1億円なくても1000万円あれば1万部のヒット作と100万円の印税がゲットできるよね??

 なんと、貯蓄すれば実現できるレベルの話になってきました。もちろんお金の力で出版するなんて邪道なのですが、「重版がかかったヒット作品を持つ商業作家」というブランドを手に入れることができます。

 これは穿った見方ですが、Twitterで胡散臭いビジネスをしている人が、本を出版できているのはこういう仕組みなんじゃないかと思っちゃいました。ヒット作を出しているという実績は、信用に繋がりますからね。

 さて「1億円受け取るか、書籍化か」という選択から、1000万円あれば「重版がかかったヒット作品を持つ商業作家」というブランドが得られそうだという話につながりました。書籍化するのにも色々な道がありますよ、というお話でした。

 大手出版社であれば、書籍化作業のときに編集者がつくでしょうし、まるっきり実力不足の本にはならないはずです。そう考えると、お金で解決する道も、1冊目としては悪くない……でしょうか?色々な意見あるかと思いますので、ぜひ皆さんのご意見を聞かせてもらえると嬉しいです。

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ここまで読んで頂きありがとうございました。
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