第3回ライトノベルミーティングのレポート紹介|編集部の作品探しと読者の応援
こんにちは。腰ボロです。今回は、2026年10月4日に開催された第3回ライトノベルミーティングを取り上げます。
チャンネル「夜見の書架 / Velno Yomi」の公開レポート夜見の書架 / Velno Yomi「【テーマトーク】第3回 #ライトノベルミーティング へ潜入してきた話。」と主催者の公式告知を参考に、講演や面談の内容、会場の様子を紹介します。見どころは、作品を探す編集者の声と、読者の応援がつながっている点にあります。
第3回ライトノベルミーティングの開催概要
正式名称は「#ラノベの仕事したい! 第3回ライトノベルミーティング」です。プロ・アマを問わず、実際に創作活動をしている人が、ライトノベルに関わる編集者と交流するイベントとして開かれました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開催日 | 2026年10月4日(日) |
| 会場 | 浅草橋ヒューリックホール&カンファレンス |
| 第1部 | 11:00〜12:00/講演イベント |
| 第2部 | 13:30〜16:30/ブース交流会 |
| 対象 | 創作活動をしている作家、イラストレーター、ライター、漫画家など |
| 定員 | 300名(主催者の募集定員) |
| 参加費 | 第1部・第2部通しで4,000円 |
| 主催 | ラノベニュースオンライン(株式会社Days) |
前半に講演があり、後半には各編集部のブースで直接話せるという二部構成でした。投稿先やレーベル名を調べるだけでは分からないことを、実際に編集者へ尋ねられる場でもあります。
参加報告には、講演前に近くにいた作家と名刺を交換した話も出てきます。小説だけでなく、シナリオや漫画原作など、文章に関わる仕事を複数持つことについても話したそうです。講演や面談に限らず、参加者同士で書く仕事の話ができた様子が伝わってきました。
第1部|市場と読者を、漫画化まで含めて考える話
講演テーマは、公式告知では「ライトノベルとコミック」と案内されていました。登壇者は、モンスター文庫、Mノベルス、モンスターコミックス編集部の編集長・橋本賢次郎氏と、モンスターレーベルの宣伝・プロモーション担当・白石俊貴氏です。
配信は講演をそのまま再現するものではなく、参加者が受け取った要点や感想を交えた報告になっています。第1部については、作品を商品として届けるなら、どんな読者が何を求めているのかを知ることが大切だった、と整理されていました。
電子書籍やコミカライズで出会う読者
まず語られたのは、電子書籍やコミカライズで作品がどう読まれるか、という話です。小説を普段からたくさん読む人だけでなく、漫画を読む中で原作のある作品に出会う人もいます。書籍化を考えるときには、小説としての読まれ方に加え、漫画として届く先も視野に入れる必要がある、というのが配信者の受け止めでした。
投稿サイトで小説を探す人と、漫画アプリで読む作品を選ぶ人では、目に入る作品の並びも変わります。小説の中ではよく見かける題材であっても、さまざまなジャンルが並ぶ漫画の中で初めて触れる人には、違った印象になるかもしれません。配信では、漫画やアニメを通じて作品に出会う読者まで含めて考える、という話へつながっていました。
読み慣れた側と、これから出会う読者の違い
19:48頃からの話では、読み慣れた人と、これから作品に出会う人の感覚の違いが取り上げられます。好きな作品を読み終えた人が、似た楽しさを味わえる別の作品を探すこともある、という説明でした。分かりやすい入口があり、その作品ならではの違いもあることが、次の一作を手に取る理由になるわけですね。
配信者は、多くの作品に接する側が感じる「もう見慣れた」という感覚を、読者全体に重ねないことが大切だと受け止めていました。ある題材を何度も読んだ人と、初めて面白さに気づいた人では、同じ作品を前にしても期待が異なります。似た題材の作品が続く背景を、作り手の事情だけでなく、読む側の経験から考え直す話でした。
さらに、楽しみにしている読者がいるのに、作り手のほうが先に飽きてしまわないことも大切だと紹介されています。新しさを求める話だけでなく、すでに読者が喜んでいるものをどう受け止めるかも、配信者が講演から持ち帰った論点になっていました。
第2部|編集部との面談と配布資料
第2部においては、配信者は4レーベルを回り、今どんな作品を探しているか、作品を探すときに何を重視するかを尋ねています。以下は、その日に話した編集者の関心として紹介された内容であり、各社が一律に掲げる募集条件ではありません。
角川スニーカー文庫とファンタジア文庫|編集者個人の裁量
この二つについては、配信者が話を聞いた際の傾向が近かったと報告されています。特定のジャンルをレーベル全体で探すというより、編集者個人の判断に任される部分が大きく、それぞれが面白いと思った作品を出版につなげたい、という趣旨の話でした。
配信者は、市場全体の傾向を聞いた第1部とは別に、個々の編集者が何に面白さを感じているかを直接聞けたことに意義を見いだしていました。大きな市場の話と、目の前の担当者が興味を持つ作品の話は、同じではないということですね。
当日はファンタジア文庫との面談後、整理券の配布場所へ戻ると、角川スニーカー文庫の分がまだ残っていたそうです。両方と話せた経緯には、当日のタイミングも関わっていました。
アース・スターノベル|アクションの強い作品への関心
アース・スターノベルで面談した編集者は、アクションの強い作品を推していきたいと話していたそうです。舞台がファンタジーなのか、現代の異能ものなのかについても尋ねたところ、そこは問わないとの回答だったといいます。編集長にも、その方向の作品を勧めているという話が紹介されました。
配信者は、漫画やアニメになったときの動きの見せ場も意識しているのでは、と受け止めていました。これは配信者の解釈であり、面談で確認できた関心は、アクションが強い作品という点です。なお、アース・スター ルナには話を聞いていないため、そちらの作品探しについての報告ではありません。
モーニングスターブックス|動物らしさのある獣人
最後に面談できたモーニングスターブックスでは、編集者が獣人の活躍する作品に関心を持っていたと報告されています。配信者は「獣人」といっても姿に幅があるため、どのくらい動物に近いものを想定しているのか、さらに尋ねたそうです。
人間に耳を足したような姿というより、毛並みや体つきから動物らしさが伝わる獣人を想定していたとのことでした。その場ではイラストも示してもらい、イメージを確かめたといいます。一つの言葉だけでは伝わりきらない好みを、具体的な姿まで聞けたやり取りでした。
もともとは三つのレーベルで終わる予定だったものの、終盤に整理券が追加され、話す機会を得られたそうです。配信で紹介された四つの面談は、すべてが最初から予定どおりに回れたわけではなかったのでした。
オーバーラップ|面談とは別に配られた見開き資料
面談した4レーベルとは別に、配信者が評価していたのがオーバーラップの配布資料です。求めている作品のジャンルや特徴が、見開きのカラー資料にまとめられ、会場で配られていたと報告されています。
面談できる人数には限りがありますが、資料なら、直接話せなかった人も編集部の関心を知ることができます。配信者は、待っている間に読めることも含め、この方法を好意的に紹介していました。配布物自体は未入手のため、具体的なジャンルの内訳まではここでは挙げません。
会場の改善と、整理券・待機列の分かりにくさ
会場運営についての話もありました。配信者は、第2回で気になっていた会場の狭さや休みづらさが、今回は大きく改善されたと振り返っています。
駅から近く、座って休める場所が増えた
浅草橋駅から近く、会場が広く、空調もよく効いていたという評価でした。ホール外側のホワイエには壁際に椅子が並び、少し休みたいときに座れたといいます。交流会で立つ時間が長い中、休める場所があったことを繰り返し喜んでいました。
さらに、整理券の配布が進み、配布場所の前に空いたスペースができると、そこにも休憩用の椅子が追加されたそうです。最初からある椅子だけでなく、会場の状況に合わせて座れる場所を増やした対応が、特に印象に残っていたようでした。
入場時には一人一本の水が配られたことも紹介されています。立って歩き、人と話し続ける場で、水を受け取れたのはありがたかったとのことです。同じ建物の1階や道路を渡った近くにコンビニがあり、飲食物などを買いに出やすい立地も評価されていました。
整理券の取り直しと、列の案内には課題
一方で、整理券をもう一度取りに行けるタイミングは分かりづらかったそうです。配信者自身、最初の面談が終わってから把握したことがあり、もっと早く分かれば別の編集部とも話せたのに、という心残りを語っていました。これは当日の案内についての参加者の受け止めであり、整理券の正式な運用ルールを説明するものではありません。
待機列についても、列の終わりや、誰が面談待ちなのかが見えにくい場面があったとのことです。音声での繰り返し案内や最後尾の表示があると助かる、という要望が出ています。設備面での改善は高く評価しつつ、人の並び方や案内はもう少し分かりやすくしてほしい、という報告でした。
読者側の収穫|編集者はコメントも見ている
終盤は、読者として作品を応援する人に関わる話です。配信者が作品の探し方を尋ねると、複数の編集者から、ランキングだけでなくコメントも見ているという回答があったと紹介されています。
そこで見ているのは、更新のたびに読みに来て、反応を寄せるファンがいるかどうかだそうです。一度の注目だけでなく、その作品を継続して楽しみにしている人の存在が、コメントから見えてくるという話でした。
さらに、好きなキャラクターや、良かった展開が具体的に伝わる感想も重視しているとのことです。数字からは分からない、読者が何を楽しんでいるのかが言葉に表れます。応援の具体的な中身も、作品を探す手がかりになるという点が、配信者にとって大きな収穫になっていました。
もちろん、コメントがあれば必ず書籍化されるという話ではありません。長文を書かなければ応援にならないわけでもなく、短い感想にも読者の気持ちは表れます。感想を書かず、静かに読み続けている人も、作品を支える読者です。
そのうえで、好きなキャラクターや楽しみにしている展開を言葉にすると、作者だけでなく、作品を探す編集者にも届く可能性があると分かったわけですね。編集者の求める作品を聞くだけでなく、読む側がどう関われるかまで尋ねているところに、この参加報告の特徴がありました。
まとめ
第3回ライトノベルミーティングは、講演で市場や読者の話を聞き、その後の面談で編集者それぞれの関心に触れられる場として報告されていました。会場では、休憩用の椅子や水、空調などが評価される一方、整理券や待機列の案内には分かりづらさも残っていたそうです。
その中でも、編集者がコメントから継続的なファンや作品の魅力を知ろうとしている、という話は印象的です。どんな作品が求められているかを知ると同時に、読む側にできる応援も考えられます。書く人はもちろん、好きな作品を応援したい人にも参考になる参加報告ではないでしょうか。
私も来年はぜひ、参加できたらと思います。
元動画・出典
• 夜見の書架 / Velno Yomi「【テーマトーク】第3回 #ライトノベルミーティング へ潜入してきた話。」
• ラノベニュースオンライン「第3回ライトノベルミーティング」開催告知(2026年7月13日)
• LivePocket「第3回ライトノベルミーティング」申込ページ



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