RTした人の小説を読みにいく 感想その11

2019年10月12日

9/24に#RTした人の小説を読みにいく タグをつけてTwitterで小説を募集しました。


少しずつですが、このホームページに読んだ小説の感想を書いていきます。
一度に複数の小説の感想を書くのは、自分の好きな作品だけじゃなくて、いろんな作者さんの物語に興味を持っていただけたらなという想いからです。

RTしてくださった方へ。
小説家になろうユーザの方に対してはブックマーク&評価等も順次させていただきますので宜しくお願いいたします。リツイートのみの方の作品は読むのが少し送れるかもしれません。Twitterで表示されたコメントの順に読んでいます。

本日5件。これでリンクを張っていただいた分の小説は全てとなります。それでは感想いってみましょう。

幸せな人生を送るには

https://ncode.syosetu.com/n3257fr/

小鳥遊 翼様著
10数編ランダムに読ませていただきました。

悩みを解決し、気づきを与えてくれるエッセイ集です。

各話タイトル通りの内容が、適切な長さで書かれています。

読んでいて反対意見が生まれそうな部分では反対意見に対するコメントや共感が書かれています。それによって読みおわったあとには、反対意見を持った自分のことも認めてくれたという感覚を覚えます。

読んでいるうちに時間を忘れて次の投稿を読んでしまう、そんなエッセイ集です。

自己啓発的な内容も多く含まれているのですが、自己啓発本にありがちな、作者を大きく見せようとする傲慢さはこれっぽっちもありません。

普段自己啓発本を読まない人にもオススメできます。
読み終えた後は心が少し軽くなりますよ。ぜひぜひ読んでみてくださいね。

こんな派遣社員に世界なんて救えるわけがない

https://novelup.plus/story/630746217

煎茶様著
亜人の少女まで読みました。

サイト内でそれなりに評価されていますという紹介文を見て、サイトでの評価には惑わされませんよーと思いながら開いた小説。

第1話の15行くらいを読んだ時点で思いました。これ僕やん!!このキャラの気持ちわかるぞーー!と。

圧倒的な共感を覚えながら読み進めました。
標的型メールから異世界に飛ぶという設定も最高に面白いです。

序盤は結構スローライフを楽しむ展開で、異世界生活を満喫しました。19話あたりで亜人の存在がほのめかされたあたりから、物語が一気に動き出していきます。

個人的には引きの文章が上手だなーと思いました。例えば21話 金色の躍動 の↓などは次がめっちゃ気になりました。

 ……本当ならこのまま村へと帰るはずだった。
 森の神が倒れたその場所に、一人の女の子が倒れてさえいなければ。

この引きの文章が気になった方はぜひ21話まで読んでみてくださいね。

Spirit of the Darkness あの日、僕は妹の命と引き換えに世界を滅ぼした

https://ncode.syosetu.com/n0684dg/

黒崎 光様著
Chapter14 ヒロ ディズィール物理エリア 流入者処置室 4時間後まで読みました。

舞台は生体を電子化して機械に宿している世界、地球が故郷ではなくなった世界。

そこで生きる響生と、彼にしか見えない女性アイ、妹の穂乃果を中心に物語は進みます。

響生の過去に関する謎、妹に関する謎、地球に関する謎、それらが物語を牽引します。軌道上から地球を見ているシーンでは、主人公たちはどんな気持ちで見ているのだろうと想像が膨らみました。

『世界と、そこに生きる人』をコピーしたフロンティア、その電源を落とすことが世界を終わらせるトリガーであることなど、非常に面白い設定だと思いました。

あらすじを読んでから物語に入るとわかりやすいので、あらすじは見てから物語を読むことをオススメします。SFが好きな方は読んでみてください。

戯言遣いは君という名の奇跡を嫌う

https://ncode.syosetu.com/n6931fr/

黒駒 愛染様著
010 はじめましてと言われてもまで読みました。

舞台は世界同時地震により崩壊した後の世界。
これだけでとても魅力的なのですが、001話のラストの引き
『俺は絶対に小説家になる。そして――
俺は、この手で妹を、殺すんだ。』

これに心が鷲掴みにされました。

主人公が妹・奏になぜ殺意を抱いているのか、その謎が物語を牽引します。目的がはっきりしているので読者としてもわかりやすいです。

3年前の記憶を失った主人公は、妹の鈴の音だけは覚えていました。そして主人公は出会います。変わり果てた妹と…

これがまさに10話までの物語でした。魅力的な世界観と、積み重なる謎。お手本みたいな最初の10話でした。気になった方はぜひぜひ読んでみてください。

あなたにこの弁当を食べさせるまで!

https://kakuyomu.jp/works/1177354054891080878

震電みひろ様著
第14話 渡るスーパーに鬼ばかりまで読みました。

弁当を連続十回食べさせれば、イケメン御曹司の婚約者になれる!というあらすじの一文目がこの話の全てを表しています。
恐ろしく分かりやすい完璧なキャッチフレーズだと思いました。
おかげて読者が入りやすいです。

主人公は、女子たるもの、野獣であれを合言葉に玉の輿を狙う天辺美園。

彼女は学園初日の登校中に一目惚れした憧れの赤御門先輩に弁当を渡そうと奮闘しますが、毎度失敗してフツメン(学園で言えばフツメンなだけで、普通の高校なら十分イケメン)の兵太の胃袋に収まっていきます。

わかりやすい…学園ラブコメです。

そして物語は、美園の華やかな学園での生活に対して中学校の同級生が妬み嫉妬するという、現実にありそうなイラッとする場面が描かれます。

そこで高校デビューの何が悪い、『自分は何の努力もしてないクセに、努力してる人間を貶めようとしているのがダサイ』と美園を守る兵太。

あかん、兵太カッコいい!
そして美園もそんな兵太に心を動かされたりします。憧れの先輩とどうなるのか、兵太とどうなるのか、揺れ動く美園の女心が面白い作品です。
良質な少女漫画を読んでるみたいに感じました。