RTした人の小説を読みにいく 感想その4

2019年10月1日

9/24に#RTした人の小説を読みにいく タグをつけてTwitterで小説を募集しました。


少しずつですが、このホームページに読んだ小説の感想を書いていきます。
一度に複数の小説の感想を書くのは、自分の好きな作品だけじゃなくて、いろんな作者さんの物語に興味を持っていただけたらなという想いからです。

RTしてくださった方へ。
小説家になろうユーザの方に対してはブックマーク&評価等も順次させていただきますので宜しくお願いいたします。リツイートのみの方の作品は読むのが少し送れるかもしれません。Twitterで表示されたコメントの順に読んでいます。

本日は4件。それでは感想いってみましょう。

呪いで常識を失ったのでロリと旅に出る

https://kakuyomu.jp/works/1177354054888603339

こが様著
ロリと萌え袖だ。

実力があるにも関わらず何もしないで散歩ばっかりして誰からも役立たずのゴミ勇者と罵られる勇者が、ロリとの出会いをきっかけに旅に出る話。

人間はエルフに偏見を持っている世界で、主人公は偏見をもっておらず、エルフのロリとも仲良くなります。
主人公は強いし、まわりは優しい。
安心して読める作品です。

第12話 凄くかわいいまで読んだ感想でした。

設定上、勇者です

https://ncode.syosetu.com/n1932fm/

赤茄子様著
VRゲームで勇者になる主人公の話。現実生活に見切りをつけるシーンがなかなか真に迫ってました。そこで一気に引き込まれて、アナタは何もしなくてもいいですよ!まで読みました。

死を覚悟したら昏睡状態になる設定は面白いし安心感あるのと、自分の魔法に巻き込まれたら炎で焼かれたり氷漬けされる感覚を味わいながら死ぬので、慣れない魔法には挑戦しにくい設定がインフレを防ぐ良いアイデアだと感じました。

勉強に対する考えを述べるシーンがあり、議論を呼びそうでこういう注目の集め方もあるのかと思ったり。そこで読者を意識しながら物語を書かれているのが上手だと思ったりしました。

今のところ何か目的を持って冒険する作品ではないのですが、気軽にだらっと読むにはちょうど良いのではないでしょうか。

本筋とは違いますが第1話で
〉今朝は来るなと願った電車も今ばかりは待ち遠しい。
→この後電車に轢かれて異世界転生するかと思いました笑 最近異世界転生系読みすぎですね。

魔王で始まる異世界生活

http://ncode.syosetu.com/n3845fh/

シズマ様著
あらすじを読まずに読み進め、魔王で始まる異世界生活#03 ライカvsカイオル#01まで読みました。

1話2話のつかみのアイデアに膝を叩きました。
勇者になれと言われ与えられた女神の剣の効果何?と惹きつけておいてからの、魔王転生。謎で読者の興味を牽引しつつ、勇者でなく魔王かという予想外の展開を持ってきてさらに惹きつけるという二段構え。隙がないです。

舞台は人間同士の領土争いがチラつく世界。
本当にただの領土争いなのか?という謎も交えつつ、主人公は魔物たちを守るため、領土争いに介入することで物語は進んでいきます。魔王というけれども、魔物という家族を守るために戦う王道ストーリーに思えました。

コツコツレベル上げしなきゃいけないと見せかけてSランククエスト直行など、テンポの良さも相まってスイスイ読めます。読者をかなり意識されている印象。

魔法を使えるようになるリングなど、ファンタジー好きの心を掴むアイテムも登場します。王道ファンタジーがお好きな方に読んでいただきたい作品です。

ゼクスアルシュ物語 聖王の百合

http://ncode.syosetu.com/n6888cd/

青屋ういろう様著
主人公は就職を間近に控えた大学生 隆臣。
召喚した主を探す旅。第三章5まで読みました。

ジワジワジワと世界観の足場を固めていく話づくりをされています。与えられた飾り剣が真の力を発揮する場面は鳥肌が立ちました。(どこかで真の力を発揮する展開があるんだろうと期待して読み、期待通りの展開になった楽しさと、描写と主人公が予想を超えてカッコよくそこに追加の面白さを感じての鳥肌でした)

主人公はいわゆるいいやつで、命の危機が迫った際、一緒にいた年下の子供がまだ生きるのを諦めていない姿を見て、奮起できるキャラクター。僕はこの勇気と正義感に溢れた王道キャラが大好きです。

表現としても見るべきところがあり、異世界用語の混ぜ方が絶妙と感じました。例えば異世界に召喚された直後の第一章4では、ステュムパリデスという単語が出てくるのですが、この話で出てきた異世界用語はこのひとつ(他の聞き慣れない単語は名前と分かるもの)。なので余計にステュムパリデスが頭に残るし、読者としても情報の津波にならずわかり良いです。
読者が物語に慣れてきたころにキカイ、ヒジンといった単語を会話ベースで出していく書き方も上手でした。

読みやすいし、王道のファンタジーですので、刺さる人に刺さるかと。是非読んでみてください。